2009.07.28 (Tue)
コンラッド・マレイ医師がマイケル・ジャクソンの死因となったプロポフォールを点滴したことを告白

カナダのテレビのニュースでもやっていたけど、これまで弁護士を通して、マイケルの死につながる薬の処方や投与を否定していたマイケル・ジャクソンの担当医コンラッド・マレイ氏だが、『TMZ』によると、マイケル・ジャクソンの死後2日目に、マレイ医師がロサンゼルス市警の刑事に、マイケルが亡くなる数時間前に麻酔薬プロポフォールを点滴で投与したことを認めていたそうだ。
複数の筋の情報によると、マレイ医師は心不全などの副作用がある強力な麻酔薬プロポフォールをマイケルに点滴し、その最中に居眠りをしていて、マイケルの心臓が止まったのに気づかなかったようだ。そして、目が覚めたときには、すでにマイケルの心臓は止まっていたのではないかと言われている。
プロポフォールの点滴は、医師によって、一定の時間に同じ速度で静脈注入されることが求められる。
患者の脈拍が低くなりすぎたときに鳴って知らせるEKGというアラームなしで点滴する医師は、医学会において向こう見ずなヤブ医者と見なされるが、マイケルの家にこのEKGは見当たらなかった。
「脈拍酸素濃度計」として知られるもう一つの装置は、患者の血液中の酸素飽和状態を測定するために使われる。患者の呼吸回数が危険なレベルまで遅くなったときに医者に知らせる装置だ。しかしながら、この装置もマイケルの家では見つからなかった。
副作用・注意すべき点
心臓および血管系に対して抑制効果を有するため過剰に投与した場合心拍数、血圧の低下を招く。呼吸抑制作用があり呼吸が不十分に、あるいは停止することがあり、十分な監視下で使用されなければならない。注入時の血管痛が報告されている。注入に伴い注入部位周辺に疼痛を覚えることがある。
小児に対する使用法は確立していない。胎盤移行性があり、妊婦には使用してはいけない。母乳移行性があり、授乳婦へ投与する場合は授乳を中止する必要がある。プラスチック製品中の化学物質の溶出が指摘されている。三方活栓や点滴の器具にはプロポフォールに対応した物を使用する。脂肪製剤は栄養価が高く細菌が繁殖しやすいため、保存する際は冷蔵保存するなど製剤の汚染には十分注意しなければならない。
おそらく過剰投与が原因で、マイケルは亡くなったのだと思われる。マイケルの呼吸が止まったときの心肺蘇生法も本来なら固い床で行われるべきだったのに、やわらかいベッドの上で行っていたし、このムレイ医師はかなりヤバイヤブ医者だったのかもしれない。
参考記事:
プロポフォール (ウィキペディア)
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