2009.12.25 (Fri)
鳩山首相が国民の声を聞くためにTwitterを開始したのはいいけど・・・・
http://twitter.com/yukiohatoyama
国民の生の声を聞くためといっているわりに、Followerになるには承認制になっているところが面白い。一応、私もFollowerのリクエストを送ってみたけれども、これで承認されなかったら、笑っちゃう。国民の生の声を聞くためだったら、承認制などにせず全ての国民の意見を聞くべきだろう。
でも、鳩山首相ってものすごくマメなタイプみたいで、さっそくメルマガでガソリンの暫定税率維持や子供手当てに所得制限を設けないことにしたことへの言い訳めいた説明をしている。こうした説明を全くしないよりも、した方がずっと国民の理解を得られるとは思う。ただ、議論を重ねた末の結論であったことはわかるけれども、税収が落ち込んでいるから暫定税率は維持することにしたと言っているわりに、子供手当てに関しては、子供手当てを必要としない高所得者に子供手当てをばら撒いて税金を無駄遣いしようっていうのだからあまりにも矛盾だらけだ。
「必ずしも手当はいらないという方々のため、地域での子育てのため自治体に簡便に寄付して頂ける制度を設けることといたし増す。」とのことだけど、収入が多いから手当てはいらないという意味なんだろうけど、いくら裕福でも、手当てをもらってそのお金をそのまま自治体に寄付する人なんているだろうか。
こんな説明じゃ、国民は納得いかないよ、きっと。
2008.04.12 (Sat)
米国のガソリン価格、物価などについて視察してきたよん(笑)

米ナイアガラで一番安いガソリンスタンドと言われているSmokinJoes
まず、ガソリンの値段なんだけど、やっぱり米国はブッシュが環境汚染を気にしない政策を執っているだけあって安い(笑)!これでも最近は環境保護政策が強化されてきたこともあり、値段は上がっているようだ。
特にこのGSは米国先住民族によって経営されているので、税金を払わなくてもいいからカナダに比べたら非常に安かった。

レギュラーで1ガロン$3.319、無鉛で1ガロン$3.389ということは、1ガロン=3.78リットルだから、1ドル=100円として、レギュラーが1リットルたったの87.8円、無鉛でも89.7円だった。
カナダでは税金が高いこともあって、米国よりもガソリン価格は高い。それもこのところ日増しにガソリンの値段が上がってきていて、水曜日は1リットル108円だったのに、今日は113円まで値上がりしてしまった。
北米のガソリンの値段を知るのに便利なサイトGasBuddy.com
によると、今日の米国のガソリン平均値は1ガロン$3.370で、カナダのガソリン平均値は、1リットル$119.113だそうだ。米国に比べてカナダはかなり高くなっている。
食料品の値段はどうかと思ってTopsというスーパーマーケットに行ってみた。

これは、皮なし骨付きのとりの太もも肉。カナダでは皮と骨が両方ついているか、
両方取ってあるかのどちらかを売っているのしか見たことがないので、
こうして骨だけ付いて売っているのを見たのは初めて。
皮と骨がついている鶏肉は、ついていない鶏肉に比べてかなり安い。
しかし、骨だけついてこの量で$3.94、つまり400円くらいというのは安いのだろう。

次は冷凍エビの値段だが、2ポンドで$13ということは、
1ポンドが453.59gなので約1キロのエビが1300円ということになる。
しかしながら、こればかりはエビの大きさを見ないことには、
安いか高いか判断しかねるかも。

牛肉は、約500gで370円くらい。
これはマリネ用のあまりいい肉ではないので安くなっている。

デザート類は日本に比べて味が劣るけど、値段は安い。
昔はほとんどがバタークリームで作られたもので食べられたものじゃなかったんだけど、
最近では日本のように生クリームで作られるようになってきた。
これも生クリームのストロベリーショートケーキでまるごと1000円。安い。

チーズ類は日本のようにプロセスチーズはほとんど人気なくて、
本物志向のチーズが多種揃っているので、その分値段も高くなる。

ペットフードの値段は日本に行ったときとても安く感じた。
米国ではカナダよりも数セント単位で割高だったけど、
消費税がカナダは13%なのに対して、米国では8%だから、
消費税を入れたら結局は似たような値段になると思う。

あとトイレットペーパーが1ロールずつ包装されて、
1ロール73セントで売られている光景は米国ならではのもので、
カナダのスーパーでは決して見られない販売形式だった。

全体的に米国の物価はもっと安いかなと思っていたら、ガソリンを除いて、意外にもそれほど安くなかった。米国までにかかるガソリン代、税関で待たされる時間など考えたら、カナダ国内で買い物した方がずっと安いし、楽だろう。でも、同じ商品なのにパッケージが違ったり、鶏肉の処理の仕方が違っていたり、お隣の国でもさまざまな違いがあるのを発見したのは、面白かったかも。
この後、Coachのファクトリーアウトレットに行ったので、その様子は又明日お伝えしよう。
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2008.03.18 (Tue)
エタノールが物価上昇の原因か?

写真中央にあるのが客人を迎え、
珍しく気合を入れて作ったチキンサラダ(コーン入り)だが、不評だった(汗)。
今から1年前に『きっこのブログ』環境のために環境破壊?でエタノールについて読んだ。
そのときは、え?本当かな?って程度の反応しかなかったんだけれども、
昨日のトロント・スターで、1年前にきっこちゃんが書いたとおりのことが現実に起こっているというエタノールに関する記事を読んで、ビックル一気飲みしてしまったので、ここにその記事を紹介したい。さすが、きっこちゃん、先見の明があるなぁ。
なんでも、エタノールの元になっているとうもろこしの値段が金の値段と同じように
高騰しており、"The New Gold"(新しい金)と呼ばれているそうだ。でも、その連鎖反応で、小麦や大豆などのその他の農作物や、とうもろこしからできる多種多様な製品まで物価が上昇してしまっている。このエタノール産業は誰が考え出したものなのか。そして、その影響は?
トロント・スターの紙面では、"Gold Rush"というタイトルがつけられていたが、ウェブでは、
THE NEW GOLD
Ethanol craze raises concerns(Mar 16, 2008)
というタイトルになっていた。
ちょっと長い記事なので、要約して紹介したい。原文は文末の続きを読むへ。
エタノールが米国の経済状況を衝撃的に変えた。去年の11月に1バスケット$3.5だったとうもろこしが1バスケット$6になろうとしている今、オンタリオ州の農民に景気の期待を抱かせている。しかしながら、これから需要がますます増えた場合、どのように供給していくつもりなのだろうか。
コーウェン氏は、32年間カナダの農場でとうもろこしや小麦や大豆などを育てている。ニューヨークにある大きな投資会社の社長が金がもうすぐ1オンス$1,000 (1ounce=28.35g) になると話していた。それから、シカゴのとうもろこしが$6になると話した。32年間で初めて、株のブローカーがとうもろこしが金と同じような価値観で語られるのを聞いた。
80年代には銀行の利息が高騰し、商品の値段は下がった。その時、コーウェン氏は破産寸前だったがなんとか生き延びたと言う。しかし、今こうして農業のブームがやってきた。1年前には$3以下だったとうもろこしの値段が去年の11月には$3.5になり、今、シカゴ株式市場では、$5.75まで高騰している。そして、これが小麦や大豆の値段にも影響して、一年で50%上昇している。1997年に干ばつがあったとき、とうもろこしの値段は$7まで高騰したけれども、すぐに元にもどった。今回は干ばつも害虫も不作も発生していないのに、ここまで高騰している。
とうもろこしから生産されるエタノールがガソリンに混ぜて使われており、それがアメリカの経済を急激に変えた。2005年にブッシュ政権がエタノール産業の利点を紹介した。その成長を促し、国をあげて早急に新しい燃料を探索し、外国の石油への依存を減らすことを呼びかけた。
その時、サトウキビから生産されるエタノールの世界一の生産国であるブラジルでは、すでに85%の車がエタノール燃料に対応したフレックス車だった。
米国ではブッシュの計画は主に中西部の農家や農家とエタノール工場の中間業者であるCargill and Archer Daniels Midlandなどの企業に利益をもたらしている。
2002年には米国にエタノール工場は61軒しかなかったのが、今日では134軒の工場で年間720万ガロン(1ガロン=3.8リットル)のエタノールが生産されている。2022年までに77軒の工場を追加建設し、年間360億ガロンの生産を目標にしている。
カナダではエタノールブームに乗るのが遅かったが、なんとか追いつこうとしている。去年、連邦政府は新しいバイオ燃料計画のために2011年までの3年間で20億ドルのグラント・プログラムを紹介した。同時に政府はオンタリオ州のガソリンに5%のエタノールが含まれることを義務付けた。2010年までにエタノールの含有率を10%まで増やす計画だ。それが、普通のエンジンを改良せずに使える範囲らしい。
多分、人間が育てる全ての作物の中で、とうもろこしが最も貴重な作物だろう。なぜなら、スーパーには45000以上の製品が並んでいるが、その四分の一にとうもろこしが使われているからだ。とうもろこしはシリアルのような加工食品に使われているし、とうもろこしからできるコーンスターチはほとんどのソースの中に使われている。とうもろこしの糖分はソフトドリンクに甘味料として使われており、その他、固結剤や着色料、ビールの中のアルコール、コーヒーのホワイトナー、ケチャップ、キャンディー、缶詰のフルーツ、薬味の中に使われている。
お肉のコーナーに行けば、牛や豚がとうもろこしを与えられることによって脂肪を蓄えおいしくなった牛肉やポークがあり、鶏や七面鳥もとうもろこしの胚芽をえさとしているし、卵はとうもろこしを与えられた雌鳥が産んだものであることに気づくだろう。養殖魚や肉食の鮭でさえも、とうもろこしから作られた餌によって育てられている。
食物以外にも、歯磨き粉や口紅、アイシャドー、電池、惜しめ、クリーナー、プラスチック製品、紙、ダンボールにもとうもろこしは含まれている。
(後略)
(注:急いで訳したので、後ほど訂正追加あるかも。)
そんなわけで、いまの日本での物価の上昇も、すべては、ブッシュが一部の人たちを儲けさせようとして始めたエタノール産業を発展させるために始まったようだ。エタノール産業に属している人は大儲けができていいだろうけど、そのせいで、ほとんどの商品が値上がりして、その値上がり分を払う一般市民にしてみたら、とんでもないことだよ。ったくぅ。
ただ、このエタノールブームがいつまで続くかということは、全く不透明で、もし、新しい米国の大統領がブラジルから安いエタノールを無関税で輸入することにしたら、アメリカでの需要はなくなり、ブームは終わるだろうと言われている。
少し前に、小池百合子がエタノールの生産中止を訴えていた(毎日新聞 2008年3月11日)が、彼女にしては珍しくまっとうな意見と言えるのかもしれない。
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