2009.06.27 (Sat)
追悼:マイケル・ジャクソン
「キング・オブ・ポップ」として、ずば抜けた歌唱力やダンスや作曲の才能だけでなく、世界各地で子どもたちのための慈善活動を行ったり、チャリティー・ソングを提供したりした。その中でも『We are the World』は、米国で当時活躍していた超大物ミュージシャンたちを集めて歌われ、大きな話題となった曲だ。
『We are the World』(ウィキペディアより)
イギリスで活躍するミュージシャン、ボブ・ゲルドフが提唱したバンド・エイドの成功に触発されてアフリカの貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングで、作曲作詞はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチー、プロデュースはクインシー・ジョーンズ。1985年当時、アメリカ国内だけでシングル400万枚、アルバム300万枚を売り上げた。最終的にはアメリカだけで750万枚のシングルが売れ、シングルとアルバム、ビデオの合計で6300万ドルの収入となり、すべての印税はチャリティとして寄付された。ビルボード(Billboard)誌では、1985年4月13日に週間ランキング第1位を獲得。1985年ビルボード誌年間ランキングでは、第20位。
そのほかドキュメンタリーも制作され、2004年には20周年記念DVDとして「We Are The World THE STORY BEHIND THE SONG」がリリースされた。
世界中の子供たちを愛したマイケルは、世界中の人たちからも愛された。『TIME』誌にマイケルの死のニュースを聞いて、世界中のファンが、マイケル・ジャクソンを哀悼する写真があったので、その中のいくつかを紹介したい。

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2008.07.09 (Wed)
洞爺湖サミットは閉幕だし、サルコジ仏大統領夫人のヌードでも公開しよっか

写真:時事通信
本日の午後洞爺湖G8サミットは閉幕ということだが、何のために700億もの血税が使われたのか全くわからない会議だった。世界で最もリッチな国の人気のない首相が集まって豪華な食事や観光を楽しんであとは実りのない会議をチョロっとしただけ。これほど馬鹿げた税金無駄遣いの会議があるだろうか。もうすでに多くの方が『自エンドTBP』にトラックバックしてくださっているので、ご存知の方も多いと思うけど、皮肉屋の多い英国人はさっそく洞爺湖サミットを皮肉っている。
豪華ディナーで食料危機討議=サミットは「偽善的」-英各紙(時事通信)

今回のサミットの議題の一つであった温室効果ガスの排出量を半減することにしても、民主党の直嶋正行政調会長が8日の記者会見で「非常に期待外れだ。(温室効果ガスの排出量を)2050年までに半減するとの長期目標には『合意』せず『共有』という表現にとどめた。日本は議長国としてリーダーシップを発揮できなかった」(時事通信)と批判した途端、表現を微妙に変えてまるでG8が全員2050年までに温室効果ガスの排出量を半減するのに合意したかのようにリテラシーのない国民を騙そうとしている。
まるでサミットがうまくいったように情報を操作しながら国民を騙している数あるメディアの中で最たるものは読売だ。記事もかなり矛盾の多いことを書きながら、「一定の前進」、「日本は議長国としての役割は果たせた」などとでたらめなことを書いて読者をマインドコントロールしようとしている。
下に「G8環境宣言 世界で目標を共有できるか」という7月9日付け読売の社説の矛盾点を挙げよう。
温室効果ガスの排出量を2050年までに半減させる。この目標を世界全体で共有する。主要8か国(G8)として、ぎりぎりの合意にこぎ着けたということだろう。
北海道洞爺湖サミットで、G8首脳は、最大の焦点となっていた地球温暖化対策に関する合意文書を発表した。
50年までに半減という長期目標を達成するため、G8だけでなく、世界全体で排出削減に取り組んでいく必要があるとの認識で、G8首脳は一致した。
まず、このサミットでは2050年までに温室ガスを半減させることに全員が合意したわけではないのに、この読売の記事ではそれを「ぎりぎりの合意」という表現によってあたかも合意したかのような印象を読者に与えている。しかし、その後、「G8だけでなく、世界全体で排出削減に取り組んでいく必要があるとの認識で、G8首脳は一致した。」と本心を書いている。つまり、排出量を2050年までに半減させることが決まったわけではなく、それを目標に取り組んでいこうということだ。
それを温暖化対策の合意文書が発表されたからといって、日本が議長国の責任をはたしたかのように書いている読売はやっぱりゴミ売り新聞の値打ちしかない。
又、結局この合意は、中国、インドなどに削減義務の受け入れを求める米国の主張が取り入れられたもので、50年半減目標をすべての国に求める決断がなされたことに対して中国やインドの反発は避けられないだろう。これから発展していく中国、インドなどの新興国側からしてみれば、先進国がまず削減しなくてはいけないと反発するのは当然で、京都議定書に続く新国際枠組みの交渉は前途多難な状況となっている。
こういったことからも、莫大なお金をかけて開催されたサミットでは、環境問題には全く進展がみられず、民主党の直嶋正行政調会長が言うように日本は議長国としてリーダーシップを発揮できなかったというのが本音であろう。

写真右:英国ウィンザー城を訪問する前に緊張した面持ちを見せるカーラ・ブルーニ=サルコジ夫人(2008)

まあ、ヌードといってもいやらしさはなく、どちらかというと芸術作品なので、ブログで公開してもOKだろうと思う。写真はサルコジ夫人がモデルとして最も活躍していた今から15年前の1993年にミシェル・コント (Michel Comte)という写真家によって撮影されたもの。


サルコジ夫人は独身時代、ミック・ジャガー、エリック・クラプトン、ドナルド・トランプらと浮名を流した後、2001年に哲学者のラファエル・エントヴェンと、不倫の恋の末に結婚した。二人の間には男の子が一人生まれたが、離婚した。2007年末には、前妻と離婚したばかりのニコラ・サルコジ仏大統領との交際が始まり、知り合ってから3ヶ月もたたない今年の1月に結婚した。その後、二人がうまくいっているのかどうかはわからない。
参考記事:
ヌード写真:『Heaven』 より
カーラ・ブルーニ公式サイト
カーラ・ブルーニ ウィキペディア
おまけ:


日本は暑苦しい毎日が続いていることと思います。カナダも昨日は茹だるような暑さでしたが、今日は風も出て過ごしやすくなりました。暑さに負けず、今日もランキングの応援よろしくお願いします♪

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