2020.04.21 (Tue)
カナダのオンタリオ州ではコロナウィルス感染のピークを越えた
東京とオンタリオ州の人口を比べると、東京1,395万人、オンタリオ州1,457万人と似ているが、面積を比べると、オンタリオ州は日本全土面積の約3倍の面積があるため、いかに東京の人口密度が高いかがわかる。東京の様子を動画などで見ていると、人と人の距離がかなり近く、カナダで推奨されている2メートル以上の物理的距離が全くとられていないことがわかる。しかし、日本人は話すときも欧米人のように強い息を吐きながら話すわけではないので、近くで話していても、飛沫もそれほど飛ばない上にマスクもみんなしているので、感染率はカナダ人よりも低い可能性はあるが、用心に越したことはない。
●4月20日,オンタリオ州政府は,最新の新型コロナウイルス感染症にかかる今後の予測を発表し,これまでの取組が成果をあげ,感染はピークに達したようだが,引き続き感染防止の取組が必要である旨発表しました。
1.オンタリオ州による最新の感染予測
(1)4月20日,オンタリオ州政府は,最新の新型コロナウイルス感染症にかかる今後の予測を発表しました。
(2)同発表は,新型コロナウイルス感染症との闘いにおいて,すべての州民がこれまでの様々な行動制限措置に従った結果,大きな進展を成し遂げたことについて触れつつも,特に高齢者及び基礎疾患がある者にとっては危険な状況は続いており,引き続き,オンタリオ州保健省主任医務官の助言を基に,現在の方針を維持しなければならない旨述べています。
(2)州政府の発表内容のポイントは以下のとおりです。
○オンタリオ州における新型コロナウイルス感染症の新規の市中感染の波は,ピークに達したようである
○長期介護施設及び密集する環境下での集団感染は,引き続き大きな懸念事項である。これら状況下にある脆弱者を守るため,協調した行動をとっているところである。
○現在,オンタリオ州は,最悪ケースのシナリオではなく,ベストケースのシナリオに向かっており,前回の予測と比較して大きく改善している。
○オンタリオ州は,感染症例の急増を回避し,累計の合計は前回の予測の最悪のケース(30万人)又は中程度のケース(8万人)のシナリオよりも大幅に低くなると予測されている。
(当館注:グラフでは,前回予測において,4月末までに8万人が感染するとした予測を大幅に下回り,おそらく流行期間全体で2万人未満になるとされています。)
○オンタリオ州は,毎日数百の新規感染症例を確認しているが,州内の病院は,病院の対応能力強化計画及び公衆衛生対策の結果,それらを制御できている。また,日毎の感染者増加率は減少傾向にある。
○症例者数及び死亡者数を更に減少させるために,オンタリオ州民は,引き続き,外出を控え,外出せざるを得ない場合は,物理的距離の維持等,これまでの公衆衛生対策を継続する必要がある。
州政府の発表文
https://news.ontario.ca/opo/en/2020/04/health-experts-say-the-covid-19-outbreak-has-likely-peaked-in-ontario.html
州政府の発表資料(グラフ等)
https://files.ontario.ca/moh-covid-19-modelling-potential-scenarios-en-2020-04-20.pdf
2.オンタリオ州の感染者数
4月20日午前10時30分現在,オンタリオ州保健省は,州内の新型コロナウイルスの感染者数について,新規606症例,累計11,184症例(累計死亡:584症例,累計回復:5,515症例含む)と発表しました。
既に州内において緊急事態宣言が発令され,不要不急の外出は控え,自宅に滞在することが求められています。感染拡大防止は,今後の市民の行動にかかっていることが強調され,社会生活に影響が及ぶ更なる措置が講じられることも予想されますので,州・地方自治体及び各保健当局から最新情報を収集してください。
他者との2メートルの物理的距離(physical distancing)の維持や手洗いの励行などの感染症対策もこれまで以上に徹底するなどして,引き続き感染予防に努めてください。
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2010.07.19 (Mon)
メガロマニアックというワイナリーに行ってみた
入り口には小さな看板があるだけなので、1度目は通りすぎてしまった。入り口を入ってから、車でブドウ畑の丘を2,3分登ってやっとワイナリーにたどりついた。

そこからの眺めは絶景で、なんともいえぬ開放感に満ちた感情があふれてきた。どんな開放感かというと、人里離れた眺めのいいところにひっそりとあるので、「お酒が美味しそう。よし、飲むぞ~。」という開放感。

その建物はまるで、洞穴のような感じで、一昔前、ワイナリーの一般的なイメージが「お城」であるとしたら、それとはかけ離れていた。万里の長城のような壁が印象的だった。

なんとなく刑務所のような、とてもシンプルな入り口(笑)。

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