2008.06.17 (Tue)
ぐっちー捏造問題における磯野彰彦氏の誠意ない対応
1. 私が巻き込まれた2004年事件の公判において、山口氏が弁護側証人として証言した事実が存在するか、
2. 事件発生翌日の2006年9月14日に、山口氏が蒲田警察署で私に接見した事実が存在するか、

名前が「竹橋発」となっているのは、磯野氏のコメントだと思われるので、磯野氏の発言として記す。
6月7日 15:30
拘置所の訪問と証人としての出廷についてですが、公的な記録を調べることはそう簡単ではないようです。この点については植草氏のブログと植草氏を支持している方々のブログに詳細な内容が書かれています。私はそれを否定する材料を持っていません。「ぐっちー」氏もそれに対しては反論していないようです。
6月13日 12:41
磯野です。本日、ライブドアニュースの市民記者の方から取材を受けました。「ぐっちー」さんのブログの問題です。電話でということでしたが、直接、お目にかかって説明したほうがいいと考え、会社に来ていただきました。
説明しながら、われながら煮え切らない話し方をしているなぁと思いました。「ぐっちー」さんとのやりとりを公開していない点も、その後の対応についても、です。
取材を受けながら、これまでこのブログに書いていなかったことについても、若干踏み込んで話をしました。
例えば、「ぐっちー」さんへの問い合わせとそれに対するやりとりは、もともと公開質問状とそれに対する返答といった前提で行ったものではなく、「ぐっちー」さんから私(磯野)どまりにして欲しいと要請があったこともあり、そのまま公開するつもりはないこと。
ただ、「ぐっちー」さんは「書きすぎた」ことを認めているし、植草氏の弁護団にもその点について陳謝しているという印象を私は受けている、ということも市民記者の方には説明しました。
前にも書きましたが、植草氏と彼を支持する人たちがブログで指摘している「捏造」疑惑についても、私は否定する材料を持っていないこと、つまり、否定できないことも伝えました。
今後の対応についてもお話しましたが、これまでに私が自分のブログで書いてきたこと以上の内容はなかったように思います。
最初に「取材を受けながら、これまでこのブログに書いていなかったことについても、若干踏み込んで話をしました。」と言っておいて、後から「今後の対応についてもお話しましたが、これまでに私が自分のブログで書いてきたこと以上の内容はなかったように思います。」と正反対のことを書くのは矛盾している。磯野氏の文章はすべてがこんな感じで何を言いたいのかさっぱりわからないのである。彼の学歴を調べてもどこの大学を卒業したのかどこにも書かれていない。もしかしたら、大学は出ていないのかもしれない。

「当局も懇談は記者会見ではないと考えているところがある。政治家がオフレコ懇談をよくやりますが、懇談と言った瞬間にその政治家の名前が出なくなります。例えば、自民党の幹事長の武部さんが幹事長番記者を集めて『これから懇談だからメモを取るな』とか『メモは取ってもいいけどオフレコにしてくれ』とか。オフレコというのは、例えば武部さんの名前を出さずに、自民党首脳あるいは幹部ということで、これから言うことは記事にしてもいいということです。『完オフ』と言われる完全オフレコは、例えば『武部さんという名前も、言った言葉も記事にしてもらっては困る。記者の参考にのみしてくれ。』というもの。
しかし、こういったことが現在でも行われているかどうかは定かではないし、ぐっちーさんを政治家のように扱うのはどうかと思う。磯野氏のこういった古い体質が政府寄りの情報を生むことにもつながるのであり、こういった古い体質を変えていかないことには、日本は世界中のメディアから孤立したままであろう。
又、福島中央テレビアナウンサーによってぐっちーさんの記事盗用問題はメディアで大きく取り上げられたのに対し、ぐっちーさんが捏造記事をブログに記載したということは、それが植草氏を巻き込んでいる冤罪事件に対して大きな影響を与えたにもかかわらず、何の制裁も与えられないというのは、明らかに新聞倫理違反だと思う。特に、磯野氏の場合は、ぐっちーさんとこのことでやりとりを行っていて、上記のコメント欄でのやりとりからもわかるように自分でもぐっちーさんが捏造記事を書いたと自覚しているにもかかわらず、この問題をうやむやにしようとしているのだ。許しがたい行為である。
磯野氏はなぜ、新聞紙上にぐっちーさんの捏造記事に関して、下記の真実を迅速に報道しないのだろうか。
1.植草氏が巻き込まれた2004年事件の公判において、山口氏が弁護側証人として証言した事実は存在しない。
2. 事件発生翌日の2006年9月14日に、山口氏が蒲田警察署で私に接見した事実は存在しない。
植草氏の上記エントリーにも一部転載されていた新聞倫理綱領を読んでいただきたい。磯野氏の倫理違反に当たる箇所を赤で表示する。
新聞倫理綱領(2000(平成12)年6月21日制定)
21世紀を迎え、日本新聞協会の加盟社はあらためて新聞の使命を認識し、豊かで平和な未来のために力を尽くすことを誓い、新しい倫理綱領を定める。
国民の「知る権利」は民主主義社会をささえる普遍の原理である。この権利は、言論・表現の自由のもと、高い倫理意識を備え、あらゆる権力から独立したメディアが存在して初めて保障される。新聞はそれにもっともふさわしい担い手であり続けたい。
おびただしい量の情報が飛びかう社会では、なにが真実か、どれを選ぶべきか、的確で迅速な判断が強く求められている。新聞の責務は、正確で公正な記事と責任ある論評によってこうした要望にこたえ、公共的、文化的使命を果たすことである。
編集、制作、広告、販売などすべての新聞人は、その責務をまっとうするため、また読者との信頼関係をゆるぎないものにするため、言論・表現の自由を守り抜くと同時に、自らを厳しく律し、品格を重んじなければならない。
自由と責任 表現の自由は人間の基本的権利であり、新聞は報道・論評の完全な自由を有する。それだけに行使にあたっては重い責任を自覚し、公共の利益を害することのないよう、十分に配慮しなければならない。
正確と公正 新聞は歴史の記録者であり、記者の任務は真実の追究である。報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない。論評は世におもねらず、所信を貫くべきである。
独立と寛容 新聞は公正な言論のために独立を確保する。あらゆる勢力からの干渉を排するとともに、利用されないよう自戒しなければならない。他方、新聞は、自らと異なる意見であっても、正確・公正で責任ある言論には、すすんで紙面を提供する。
人権の尊重 新聞は人間の尊厳に最高の敬意を払い、個人の名誉を重んじプライバシーに配慮する。報道を誤ったときはすみやかに訂正し、正当な理由もなく相手の名誉を傷つけたと判断したときは、反論の機会を提供するなど、適切な措置を講じる。
品格と節度 公共的、文化的使命を果たすべき新聞は、いつでも、どこでも、だれもが、等しく読めるものでなければならない。記事、広告とも表現には品格を保つことが必要である。また、販売にあたっては節度と良識をもって人びとと接すべきである。
新聞倫理綱領は昭和21年7月23日、日本新聞協会の創立に当たって制定されたもので、社会・メディア状況が激変するなか、旧綱領の基本精神を継承し、21世紀にふさわしいものとして、平成12年に現在の新聞倫理綱領が制定されました。
毎日新聞社は新聞倫理綱領に外れた行いをする磯野氏をデジタルメディア局部長として昇格させるつもりか。もし、そうだとしたら、毎日新聞社は、国民の「知る権利」を伝える大手メディアとして失格であり、その報道姿勢を問われるべきであろう。
一方、気になる貞子だが、6月12日の記事を最後に貞子は自分のブログでは沈黙を守っている。しかしながら、地道に外のブログのコメント欄に支離滅裂なコメントを残して回っているようだ。
AAA植草一秀氏を応援するブログAAA 「貞子ちゃんと毎日新聞の対応とぐっちーの件について。」
下記は、『竹橋発』に残されていた貞子のコメント。磯野氏はこのコメントが貞子本人のものかどうかを本人に確認するとコメント欄に書き残したまま、そのコメント欄では、いまだに読者にその結果は報告されていない。
25- Re: お尋ねについて
磯野さん、はじめまして!
アルファーブロガーの藤井まり子です。
ぐっちーさんの件は池田信夫Blogで知りましたが、床屋談義のブログはあっても良いと思います。とくにブログ創設当初は筆が滑ることはブロガーではよくあることで、私個人はグーチーさんのブログは好きじゃないけど、金融界を志す若い人には有意義だと思いっています。
ところで、今週になって 私のブログにまで、かの植草氏が噛みついて来まして、私個人もおおきな迷惑を感じました。私は植草氏の本を読んでいて、たまたま「冤罪じゃないかな」って話をブログで書いていたのですが・・・・・。冤罪かどうかはさておき、プロとしての彼のブログ内容にはいつも疑問をいたいていたので、その話をしたら、彼から支離滅裂な反論があって、大きな迷惑を感じました。
植草氏には、初めて、「プロとしても、人間としても、なんだかな~~~」って感じです。
そもそも、ブロガーはマイノリティーですから、ブロガーですし、アルファーでも、やはりマイノリティーです。
植草氏は、植草氏をほとんど犯罪者と決めつけている大御所ブロガー(メジャーブロガーというか副業ブロガー)も他に存在しているのに、そういった大御所ブロガーが植草氏は見逃して、グッチーさんの過去記事にだけに噛みついたことへの不信感は一部のブロガーの間でも「植草氏の自暴自棄の弱い者いじめか?」と気づき始めています。
その次に狙われたのは女性のアルファーブロガーの私でした。彼の反論の方法があまりに後ろ向きで情けなかったので、やっぱり、植草氏は、金融村での「悪い噂」は本当だったんだと、植草氏は決して善人じゃなかったんだということは、私も今回でやっと気が付きました。私も植草氏には、大きな迷惑を受けました。
植草氏の能力に対して本当のことを書いてしまった私がバカでしたが・・・。
ぐっちーさんもいろいろ辛かったのによく我慢していると思います。
相手が自暴自棄の「悪人」だった場合、本当にしたいことのあるブロガーの場合は、何を言われても反論するのは時間の無駄でした。「触らぬ神に祟りなし」とじっと我慢しなければ、ご参考までに、私のブログのアドレスは、http://diary.jp.aol.com/uvsmfn2xc/
藤井 まり子
これはまちがいなく貞子による記述でしょう(100%断定)。この内容といい、字の誤りの多さといい、いくら2ちゃんねらーと言えども、ここまで貞子になりきれる者は、なかなかいないと思う。ブログが炎上しても全く学習能力がない貞子である。植草氏の本もろくに読んでいないくせに植草氏の能力を語っているところが痛い。迷惑しているのはどっちだよ。間違っても、自分を中心にしか考えられないこういう人間にはなりたくないな。
追記1:
みにーふぁんさんからの情報で、磯野氏の16日付けのコメント欄に貞子本人からのコメントと判断したらしいことが書かれていた。情報ありがとう♪
「おっさん」さんへ。メールは読ませていただきました。藤井さんへのご批判が主な内容と私には思えましたので、そのまま掲載することはご勘弁ください。今回の書き込みは藤井さんご本人からのものであると私判断しています。「おっさん」さんからのご要望と激励、批判については正面から受け止めさせていただきます。
しかしながら、植草氏を罵倒した貞子のコメントは載せておいて、おっさんのコメントを貞子への批判だからということで載せないのはいかがなものか。ぐっちーの捏造記事への対処の仕方といい、このコメントのことといい、磯野氏のあまりにも偏質した報道のあり方に怒りが込み上げてくる。
追記2:
17日付けの竹橋発にて磯野氏による下記の記述があった。
「藤井まり子」さんから書き込みがあったコメントを削除させてもらいました。いったん掲載しましたが、そのまま掲載することは関係者の皆さんにご迷惑がかかると判断しました。関係者の皆様にはお詫び申し上げます。
おっさん初め、たくさんの読者の方が磯野氏に抗議して下さった結果だと思う。これからもメディアの偏った報道をみんなの力で正していきたい。
そして、そのイチミ、又は貞子が別名で書いたと思われる(笑)のコメント。
磯野さん、はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
ぐっちーさんのブログについてのこれまでのやりとりを見ていて何点か感じたことがあります。
植草氏を支援する方々がどんな集団なのかはよくわかりませんが、明らかに毎日新聞、そして磯野さんを利用しようとしているのではないでしょうか。
磯野さんが紹介しブログの中に、著名人に対する記述に誤りがあったからといって、何も磯野さんまで取り上げた責任を問われるのはおかしいと思います。
また、「問題について紙面化しろ」との要求もありますが、新聞という公器に乗せるような問題なのでしょうか。福島のテレビ局の方は公共の電波を使って日々のニュースを伝える方であり、ねつ造をしていたとしたら大問題ですが、アルファーブロガーといえども、ブログがそこまでの公共性があるとはいえません。
どうも植草教授を支援する方々は毎日新聞、磯野さん(あなたにはがっかりさせられましたといいつつ「磯崎さん」になっていたりしますが)を利用してこの問題を喧伝する趣旨で行動しているのではないでしょうか。
たしかに…
このコメントも脱字などがあることから、貞子が書いたのでしょう(推測 80%)。このコメントで「植草氏を支援する方々がどんな集団なのかはよくわかりませんが、明らかに毎日新聞、そして磯野さんを利用しようとしているのではないでしょうか。」というくだりは、妄想もいいところだが、福島テレビのアナウンサーは公人であり、ぐっちーさんは単なるブロガーだから、新聞という公器に載せるような問題ではないと言っているところも、とんでもないことだ。福島テレビ局のアナウンサーのブログへのアクセスに比べたら、ぐっちーさんのブログへのアクセスの方が何十倍と多く、実際に週刊誌などにも偽情報を提供していた疑いがあるのであり、公共性がないと否定する材料を持っていない(笑)。それに、ぐっちーさんだって芸能人、政治家、メディアと多くの接点を持ち、テレビに出演したことがある公人である。なぜほとんど知られていない地方のマイナーなアナウンサーとネットでメジャーなブロガーを別にして考えなくてはならないのか。
磯野氏にはぐっちーさんを毎日新聞のインタビューで紹介した責任があるし、ぐっちーさんの捏造記事問題に関してすでに情報を握っている。毎日新聞社は、日本の大手報道機関として磯野氏に適正な対応を求めるべきではないだろうか。
サザエさん 劇場版予告編 「マスオネバーダイ」
やっぱり磯野氏の本性はすぐに悪に飛びつく、ふぐ田マスオだったのか!(笑)
それとも、磯野氏は、冴えない記者を装った磯野家の国家機密スパイか!(爆)

関連記事:
ぐっちーをアルファブロガーとして宣伝した毎日新聞担当者局長昇進
ぐっちー氏捏造発覚後に、毎日新聞がブログ企画連載を強行
ぐっちーさんの捏造問題をあやふやなまま終わらせる磯野氏には、誠意が全く感じられないと思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 現在 1 位

BlogPeopleランキング
「政治」部門 現在 1 位

FC2政治ランキング 現在 1 位
『民主党 - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09160
『自エンド - トラックバック・ピープル』
http://member.blogpeople.net/tback/09077
ブログ村トラコミュ『自エンド』
http://politics.blogmura.com/rpc/trackback/85445
にトラックバックしています。