2009.06.17 (Wed)
第2回党首討論で、鳩山代表が西川社長の続投問題に迫る
スクリプトは、毎日新聞の党首討論速報を元に話を進めたい。その他、ブログやメディアから、この問題を的確に批判しているものを参考にしながら、意見を述べたい。
まず、鳩山代表が、日本郵政西川社長の続投問題について追及した毎日の「速報1」より。
党首討論:【詳細速報その1】鳩山代表、日本郵政社長人事で「総理は判断できない、ぶれる、間違える」
◇鳩山由紀夫・民主党代表
私は国民の代表として、政府の代表である総理に対して、議論いたしたいと思います。その中で民主党と自民党の政策の違いを明らかにしたいと思います。
まず最初に、この話をすることを、民主党の同僚議員からは止められているのですが、国民の最大の関心事に触れないわけにはいきません。日本郵政の西川社長の続投問題であります。
この件に関して、国民の総理に対する支持率がたいへん悪化した原因を作った。なぜならば、判断できない、判断がぶれる、判断を間違える、この三つについて、一国の総理大臣の重要な判断が変わったと国民に思われている。そして私から見れば、間違った方の首を切ったのではないでしょうか。国民のみなさまにとって、これでは総理の器としていかがなものかと思われるのは当然ではないでしょうか。反論があればうかがいます。
前回の党首討論では、麻生が「国民の最大の関心事は西松建設献金問題だ」と現実とずれたことを言って、国民の嘲笑をかったが、今回、鳩山氏が、「国民の最大の関心事が、日本郵政の西川社長の続投問題である」と言ったのは、正しい。
これに対する麻生の答弁は、次の通り。
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2009.03.03 (Tue)
『カナダde日本語』2月アクセス解析

私の朝ごはん(イチゴとシリアルとヨーグルトとミルク)
今月は28日しかないのに、中川センセがG7で醜態を晒して下さったおかげで、アクセス数は、ユニーク、トータルアクセス共に、これまでの最高記録を更新した。でも、喜んでばかりいられないのが、「『カワイイ大使』をプロデュースした外務省のオバカ加減」という記事で、ある動画を紹介したら、これまた週末にもかかわらず、多くのアクセスがあったんだけど、その動画のおかげで、グーグルアドセンスが公共広告になってしまって、いまだにそのままなのだ。翌日、急いでその記事を非表示にしたんだけど、非表示にするのが遅すぎちゃったみたい。その記事へのアクセスが今のところ多いので、きっとその動画を見に来たんだろうけど、その記事は書き直して、残念ながら、問題の部分は削除した。でも、物好きでF(fu)T(te)K(ki)S(se)T(tsu)な人がありがたいことにキャッシュで残してくれたようなので、そちらを覗いて見てね(汗)。
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2009.03.01 (Sun)
『かんぽの宿』をめぐって亀井静香と竹中平蔵がサンプロで討論
植草一秀の『知られざる真実』 テレ朝サンプロ十八番『かんぽの宿疑惑』偏向報道
「サンデープロジェクト」が亀井静香議員と竹中平蔵氏を招いて対論を実施した。一見すると1対1の「ガチンコ対決」だったが、実態は3対1の「出来レース」だった。亀井議員は総論としては正論を述べたが、詳細で重要なエビデンスを押さえていなかったため、竹中氏の稚拙な詭弁を粉砕することに失敗した。
問題の本質はテレビ朝日「サンデープロジェクト」の体質にあると思われる。1対1の対決と言いながら、コメンテーターの財部誠一氏が竹中氏サイドの発言を示すことは明白だった。また、亀井氏が詳細なエビデンスを準備しないことも想定の範囲内であったと考えられる。
『サンデープロジェクト』のスポンサーを見ると、アパ(APA)も含まれている。どうりで、番組が竹中サイドに有利に進められているはずだ。テレビ局にとって、スポンサーはとても大切なので、スポンサーの意に反することを討論したら、スポンサーが番組を降りるだけだ。
2009.02.19 (Thu)
植草氏の「サンデー毎日」への賠償請求を東京高裁が棄却
植草被告:東京高裁、請求を棄却 本社が逆転勝訴
電車内で痴漢をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われた元大学院教授、植草一秀被告(48)=1、2審実刑、上告中=が、サンデー毎日の記事で名誉を傷付けられたとして、発行元の毎日新聞社に1100万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が18日、東京高裁であった。山本博裁判長は33万円の支払いを命じた1審・東京地裁判決(08年9月)を取り消し、元教授側の請求を棄却した。
問題になったのは、同誌が04年5月に「女子高生のスカートの中をのぞいて御用」などの見出しで報じた記事。山本裁判長は、元教授が条例違反で3度続けて有罪判決を受けたことから「『性的な面のモラルが低い』という記事内容は、真実と認められる」と判断した。【銭場裕司】
▽山田道子・サンデー毎日編集長の話 主張が全面的に認められた当然の判決と理解しています。
▽植草一秀元教授の話 極めて不当な判決で到底納得できない。上告についても検討している。
植草さんが勝訴したときに、「植草一秀氏が毎日新聞に勝訴」というエントリーにも書いたが、いくら有罪判決を3度続けて受けたとしても、その判決自体が信用に欠けるものだとしたら、今回の判決はいったいどのような意味があるのだろうか。
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2009.02.14 (Sat)
郵政民営化問題:小泉VS麻生
小泉元総理 麻生総理を痛烈批判
かんぽの宿問題から飛び火し、郵政民営化の失敗を総理である麻生が批判。国民にとっても、郵政民営化は失敗だったのは誰の目にも明らかで、その点で麻生に同調する意見は多いだろうと思う。しかし、信念というものを全く持たない麻生は、自分が郵政担当大臣だったときは反対していたが、その後、何年か勉強して今では賛成だなどと麻生らしい迷言を繰り返しているので、国民は又麻生から離れる。
一方、郵政民営化を実行した張本人である小泉、竹中にとっては、この麻生の発言は面白くなく、麻生の人気が低い事をいいことに麻生の発言を批判し、又、話をずらすために定額給付金についても批判している。
ここで、忘れてはならないことは、麻生もひどいが、日本に不幸の種を蒔き、今の惨事を招いた米国の奴隷、小泉はもっとひどいということだ。小泉の定額給付金に関する意見はもっともな事だと思うが、ただそれだけで、小泉に再び同調して自民党に票を入れることはまずないだろう。
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2009.02.09 (Mon)
解散もせず「郵政民営化に反対だった」とのたまう麻生の矛盾と内閣支持率

上図:『晴天とら日和』より
植草一秀の『知られざる真実』 CMSA日本支部を巡る「かんぽの宿疑惑」人脈の蠢き
(植草さんへ: いくらTBしても反映されないので、わざとしていないというわけではないということだけご了承ください。きっとFC2とココログの相性が悪いのでしょう。不思議なのは、植草さんからのTBは届くのにこちらからは届かないということです。)
『保坂展人のどこどこ日記』 なぜ「かんぽの宿」売却が随意契約に転じていったのか
日本郵政がメリルリンチに支払ったアドバイザリー料が1億2千万円にのぼったことも、民主党の原口一博議員の追及で明らかになった。1月1000万円で昨年2月から今年の1月まで支払ったのだという。かたや1万円で「かんぽの宿」を売却しておいて、無軌道な契約手続きの水先案内人には1億2千万円。
麻生の「郵政民営化に反対だった」という発言が野党ばかりでなく、与党内でも問題になっているが(中には全く問題ないという能天気な女性閣僚もいるようだが)、麻生政権を形成しているのが、小泉が「郵政選挙」で獲得した衆議院における3分の2を超える議員数だということを忘れているらしい。麻生は漢字の読み方や人の名前が覚えられないばかりでなく、こういった重要なことも忘れてしまっているようだ。保坂氏も述べられている通り、本当に「郵政民営化見直し」をしようというなら、衆議院での3分の2の「再議決」という伝家の宝刀を使いながら政権を維持していることと正面から矛盾してくる。
日曜日には、そんな矛盾した麻生政権打倒を訴える「麻生を倒せ!ないかく打倒デモ」が新宿であったそうで、その様子をヘンリーさんが速報で伝えて下っている。200人が参加したそうだ。こういった動きが出てくるということは、麻生政権も終焉に近いということだ。
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2009.02.07 (Sat)
「かんぽの宿」問題が「郵政民営化」の実態を暴くスキャンダルに発展するか
小泉郵政解散【1/2】
迷走太郎が郵政民有化に「反対していた」と発言したり、小泉本人から「反対していなかった。反対なら(小泉内閣で)総務相をやっているわけがない」と町村に電話があったことを暴露され、麻生政権は又、新たな火種を抱え込んでしまったようだ。この迷走太郎の件については、とらちゃんが又いつもどおりニュースを集めてくれている。
迷走太郎は、いま始まったことじゃないけど、この件で、自民党内が分裂してくれたら、しめたものだ。しかし、この問題の本質はそんな麻生の迷走よりも、「かんぽの宿」問題が、元郵政大臣でもあり、元首相でもあった小泉純一郎や、元経済財政政策担当大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策)・郵政民営化担当の竹中平蔵がからんだ大スキャンダルに発展しかねないというところにあるのではないだろうか。
植草氏が「「かんぽの宿」疑惑拡大と麻生コウモリ首相の迷走」というエントリーで、「かんぽの宿」問題が、「かりに刑事問題に発展するとして、それが単独の汚職問題ではなく、「郵政民営化」という巨大な国家プロジェクト全体に関わる「驚天動地の大スキャンダル」に発展する可能性が高くなってきた」と述べている。
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かんぽの宿疑惑追及プロジェクトチーム |
2009.02.05 (Thu)
「かんぽの宿」「天下り」に対するデヴィ夫人の正論

これまでかんぽの宿については書く余裕がなかったけど、今日、気になる記事をまとめてみた。
小泉の郵政民営化に伴って、簡易保険の加入の有無にかかわらず誰でも利用できるようになったと思ったら、今度は突然オリックスグループに安売りされる状況となってしまった。それにしても、2400億円の総工費を使って建てた70施設にも及ぶ「かんぽの宿」を日本郵政の独断でオリックスグループに1/20の価格である109億円で一括譲渡すると決めてしまったことは撤回されるようだが、中には、鳥取県岩美町の「かんぽの宿」の施設のように1万円で売却した同年秋に6000万円で転売された事実も発覚し、大きな問題となっていることはみなさますでにご存知のことと思う。
『晴天とら日和』 『かんぽの宿』東急リバブルが1000円で取得した旧沖縄東風平レクセンターが4900万円で転売されていた!冗談やないって!
植草一秀の『知られざる真実』 カテゴリー「かんぽの宿疑惑・郵政利権化」の13件の記事
『保坂展人のどこどこ日記』 かんぽの宿関連記事
『パタリ』 かんぽの宿を返せ!小泉改革はアメリカへの資産献上である。
『デヴィの独り言 独断と偏見』 鳩山邦夫総務相 と「かんぽの宿」入札
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