2008.06.10 (Tue)
民主党の「問責出す出すサギ」は自民党から機密費をせびるため?
それに、私達はジャーナリストでもないわけで、ただの一般人なんだから、政治関連の機密情報が入るわけでもなし、「床屋政談」で十分じゃないかと思う。実際、「床屋政談」を楽しみに読みに来てくださる読者のみなさまもいらっしゃるわけだし、そういった方と意見を交換しながら、庶民の気持ちや考えをブログで伝えていくというだけで十分ブロガーとしての役割を果たしているのではないだろうか。
それにしても、さすがテサロニケ大先生。財務省職員がタクシー接待という記事で、民主党の「問責サギ」について書いたら、さっそく
民主党が問責決議案を出さない本当の理由 - 内閣官房機密費
というエントリーを書いて下さった。
いつもさりげなくからんでくるので、『フンニャロメ日記』を読んでいなかったら、お目にかかれないエントリーだったと思う。大先生だけあって言うことが一般の思考を超えて妄想の域に達しているところがすごい。その中で、民主党が福田を問責しないのは、問責決議案を出すぞと迫って、それを引っ込めるたびに、1回につき2億円ほどの現金が自民党の内閣官房機密費の金庫から民主党に流れているからだそうだ。以下、そのエントリーから一部転載させていただこう。
昨年から今年の国会にかけて「問責決議案出す出す詐欺」のビジネスで、小沢一郎は少なくとも20億円の官房機密費を懐に入れている。そのカネは何に使うのか。9月の民主党の代表選に使うのである。民主党の代表選での議員の買収工作に使うのだ。鳩山Gと旧民社系を押さえる。枝野幸男を担ぎそうな若手面々、長妻昭を担ぎそう若手面々、これらを押さ込むべく手を打たなければならない。民主党の若手議員は金が欲しい。自民党も民主党も、政治家は金と権力を手に入れるために議員をやっている。彼らは遊ぶ金が欲しい。山本モナを京都の料亭宿に連れ込んで遊ぶ金が欲しい。銀座の女を都内のマンションに住まわせる金が欲しい。男が欲しいものは金と女だ。政治家は常人の千倍の欲望を身体に滾らせている。10億円あれば、一人に2千万円配ったとして50人の頭数を買収できる。金で転ぶ50人を買収できれば代表選で勝つことができる。小沢一郎にその「政治の定石」を教えたのはオヤジ(角栄)である。
20億円のうち、10億円は代表選に使う。あと半分の10億円はその後の政界再編の資金にする。同じく買収工作である。
テサロニケ大先生の仰るのが真実だとしたら、今月の11日以降にも「後期高齢医療制度」について問責ビジネスが行われたら、又、2億が自民党から民主党に流れるというわけか。しかしながら、去年から今年にかけて小沢氏は20億の機密費を懐に入れたということだが、問責1回が2億としたら、民主党は10回も問責をするといって引っ込めたのだろうか。そんなに何度も問責を言った記憶はない。又、自民党の機密費は確か合計で30億円くらいと聞いているが、20億円がすでに渡っているとしたら、そのうちの2/3をライバル政党に渡してしまったことになる。それも、問責には法的効力が何もないのにだ。
あえて、良識を脱した私個人としての意見を言わせていただけば、たとえ、小沢一郎が機密費を受け取っていたとしても、国民の生活をよくするために使うならいいと思う。どんどん自民党から機密費をぶんだくれるだけぶんだくればいい。そうでなくても、政治家の給与は金融業界の給与に比べて低いのだから、自民党からお金を奪って、国民の生活に役立つ社会をつくるために民主党員にばら撒いて、機密費が底をついたら問責すればいいのでは?(笑)
私にはテサロニケ大先生が又いつものとおりお酒でも飲みながらとんでもない妄想に自己陶酔しつつ書いた文章にすぎないと思われるのだが、みなさまはどう思われますか。だいたい、アンチ小泉だった大先生がどうして、小泉がもっとも恐れる小沢一郎をたたいているわけ?何が彼の思想をここまで変えたのか。「男が欲しいものは金と女」と断言するテサロニケ大先生のことだから、きっと自民党に買収されて、金と女をあてがわれて小沢一郎ネガティブキャンペーンに協力させられているのかもね!(笑)
参考記事:
自民党が恐れる最大の存在は小沢一郎民主党代表である (5月29日)
『ペガサス・ミラー』内閣官房機密費 (2008-06-10)
『News Web Japan』 外務省&官僚「機密費スキャンダル」の全真相!( 2001.01.31)
追記:
この記事について管理人だけが読めるコメントの一部を紹介させていただきたい。これは、書いた人が確定できる部分を省略させていただいた。
打倒テサロニケ!(笑)
フンニャロメさんのリンクには「世に倦む日日」が「世に倦む日々」とtypoされて貼られていますが、きっと私と同じでブログを始める前からテサロニケの影響を受けていたんでしょう。
http://critic5.exblog.jp/8679166/
上記テサロニケの記事中に言及されている辺見庸は、非戦さんのお好きなライター(元共同通信記者の作家)で、私もテサロニケではなく非戦さんの影響で辺見さんの著書を読むようになり、この土日にも2冊読んだのですが、辺見さんは熱心な死刑反対論者で、光市母子殺害事件にも言及して厳罰論を批判しています。死刑は国家による殺人だ、どのように死刑が執行されるか、その場面は国民の目に触れないように隠されているが、それを想像してみるべきだ、というのが辺見さんの主張です。
死刑反対論は辺見さんの主張の大きな柱をなすのですが、そこで真っ向から意見が対立するテサロニケが辺見庸に言及する資格はないと思います。でも、いけしゃあしゃあとそれをやってしまうあたりがテサロニケのテサロニケたるゆえんなのでしょう。
そもそも、小沢一郎に内閣機密費が流れているって推測(妄想?)も「床屋政談」以外のなにものでもありません。誰よりも「床屋政談」が好きな男、それがテサロニケです。
上のコメントからも、テサロニケ大先生がいかに矛盾した理論を展開しているわかるだろう。
おまけ:
こんな曲を上手に歌ってくれる人がいたら、女はすぐに惚れる(笑)。
井上陽水 いっそセレナーデ Yosui Inoue Isso Serenade
あまい口づけ 遠い想い出 夢のあいだに 浮かべて 泣こうか
忘れたままの 恋のささやき 今宵ひととき 探してみようか・・・・
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笑った、笑った、大笑いしました。
キャハハハ!
1か月半ほど前、ガソリン国会とやらで、暫定税率や、道路特定財源のことで、問責決議を出すかどうかという話があったころ(今回の後期高齢者医療制度に絡んで以前には、この時しかなかったはず。それ以前は、「参議院で、問責決議を出すことができる」という一般論で使われていた。)、
とある、産経新聞よりも発行部数が多い新聞の論説委員と酒を飲みながらお話をする機会があり、そこで、その論説委員は、「もし、暫定税率再議決に対して、民主党が問責決議を出したら、国会審議は停止する。自分たちが認めないという首相の下での参議院の審議など行えない。そうなった場合、自民党は、それ以前も行ったように、審議をしない無責任な民主党という攻撃を行うだろう。6月の国会閉幕まで、そのののしり合いだけに費やすのが得策かどうか?」というお話でした。
その予想が当たったのかどうかはわかりませんが、暫定税率の件では、野党は問責決議は出さず、その後、山口2区衆院補選での自民敗北を受け、野党は、国会で自民党を攻撃し続ける手段を取りました。
結果的に、後期高齢者医療制度の問題がマスコミで取り上げられ、沖縄県議選でも大きな争点になり、与野党が逆転しました。
国会も終盤を迎え、法的拘束力のない問責決議を出しても、国会は空転しないし、筋は通したと言える。この間、後期~制度廃止法案を出すなど、一定の成果も上げた。ここらで問責決議を出すか、という流れではないかと思います。
っというのが、無責任で情報の根拠も不明な妄想よりも、ずっと論理的な解釈だと思いますが。
すいません、私は悪名を聞いているので、「世に病む日々」とかいうブログは読んだことはないですが、私が聞いたことと、どちらが、民主党にとって合理的でしょうかね?
ブログに書く内容は自由ですし、時には憶測も入りますが、記事のすべてが憶測というのでは、2ちゃんねる以下ですね。
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