2008.04.08 (Tue)
映画 『靖国YASUKUNI』上映中止を巡って、田原総一朗(サンプロ)も稲田朋美を批判 (YouTube動画)

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映画『靖国 YASUKUNI』をめぐる表現の自由規制について田原総一朗が司会を務める「サンデープロジェクト」で議論が行われたのをまだ見ていない方のために、
『晴天とら日和』稲田朋美の卑劣さ!(ほんとはあった稲田議員「靖国」公開前の試写要求)+動画アリ。
で紹介されていたYouTube動画を紹介したい。
尚、田原総一郎は、『靖国YASUKUNI』のHPの著名人コメントにも下記のようなコメントを書いている。
田原総一朗(ジャーナリスト)
これほど靖国追及に勢力を注ぎ込んだ映画はない。観るのは辛いが目を背けるわけにはいかない。凄まじい作品である。
稲田朋美の圧力によって映画が検閲され、上演が中止されたのがよほどショックだったのだろう。番組でも出演を固辞した稲田に向かって批判していた。普段、私は田原総一郎をあまり評価していないが、この点では評価できると思う。
サンプロ 映画「YASUKUNI」(1/3)
サンプロ 映画「YASUKUNI」(2/3)
サンプロ 映画「YASUKUNI」(3/3)
私達の映画上映中止に対する抗議の気持ちが伝わったようで、「アルゴ・ピクチャーズ」は、5月初旬から東京、大阪など全国21ヶ所の映画館で公開に踏み切った模様。右翼の恫喝を避けるためか、いまのところ上映予定の映画館名は公表されていないようだ (4月4日毎日jp参照)。
又、日本民間放送労働組合連合会の碓氷和哉中央執行委員長からも映画『靖国』への圧力・上映妨害に抗議する声明が発表された。
民放労連からのメッセージ : 映画『靖国』への圧力・上映妨害に抗議する民放労連委員長談話(4月7日)
映画『靖国』への圧力・上映妨害に抗議する民放労連委員長談話
2008年4月7日
日本民間放送労働組合連合会
中央執行委員長 碓氷 和哉
4月12日に公開予定だった日中合作のドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』が、政治的圧力や上映妨害の攻撃などによって上映を中止する映画館が続出し、一般公開ができない状況となっている。表現活動に従事する労働者である私たちとしても、このような事態が起きていることを深く憂慮するとともに、映画の上映中止を求めて圧力をかけている勢力に対し、強い怒りをもって抗議する。
憲法二一条は一切の表現の自由を保障しているが、これは同時に「何人も他者の表現の機会を奪う自由はない」ことを意味していると解される。映画の内容について批判があるのであれば、上映された映画に対して言論で批判すればいいことであり、上映を妨害して映画の存在自体を社会から抹殺しようとするのは、民主主義社会のルールを踏みにじる実に野蛮な振る舞いだと言わざるを得ない。
とくに、国会議員など政治的権力を持つ者は、表現の自由を守る強い責任を有しているはずで、この『靖国』をめぐって、上映前から映画の内容を問題視して「試写会」を開催させたことなどは、憲法が禁止している「検閲」に相当するものとして厳しく指弾されるべきである。試写会を求めた国会議員などからは「政治的中立性が疑われる映画に対して政府出資法人から助成金が出されたこと」を問題にする意見が聴かれるが、映画の政治性を判断して国家権力が助成の可否を決めるような行為こそがまさに「検閲」に他ならないことを、これらの議員たちは理解していないのだろうか。
香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど海外でも高い評価を得ているこの『靖国』が、国内でまともに上映できないことは国際社会において誠に恥ずべき状態であり、こうした映画を何の懸念もなく鑑賞できる環境が一刻も早く求められる。私たちは、映画の上映を妨害する勢力に対して改めて強い抗議の姿勢を示すとともに、全国の映画館をはじめとするすべての映画関係者に、国内で『靖国』が上映される場が失われることがないよう最大限の努力を求めたい。
以 上
Mixiの「映画「靖国」を観よう!」というコミュも以前紹介したときは、メンバーが300人台だったのが、今では540人と倍増している。どうやら、事態はよい方向へと向かっているようである。やはり、日本は北朝鮮とは違ったようで、安心した(笑)。
関連記事:
映画『靖国 Yasukuni』:これまでのいきさつとその背景(備忘録)
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肖像権の侵害なんか日本のやったことに比べれ小さいことですよね。
議員の検閲はなかったみたいですが右翼議員の言うことなんて嘘っぱちですよ。
プロデューサーの3人のうち2人は、靖国反対の訴えの原告ですが、靖国はイデオロギーをいれず内容は中立ですばらんしいです。
7日の深夜(?8日の早朝)、news23でも監督と森達也氏をゲストに、これまでの流れ、シネパトスへ街宣車で1人で出かけた右翼歴4年の21歳の男や鈴木邦夫氏へのインタビュー、試写会の様子、試写会後すぐの稲田氏へのインタビューなどを詳しくやっていました。稲田氏はとても反日であるとはっきり述べていました。サンデープロジェクト同様出演要請は拒否したそうで、1人では何もできない人のようですね。
いつも応援ありがとうございます♪
私も帰国したときにこの映画を是非見たいと思っていたので、上映されることになって本当に嬉しいです。マサハンも一緒に映画を見ませんか(笑)。
これからも宜しくお願いします。
映画「靖国」の件、こちらでサンプロの放送も含め、初めてきちんと観ました。何とか上映出来る方向のようなので本当に良かったです。
美爾依さんも観る機会が出来ると良いですね。
応援していますので、これからも頑張って下さい(^^♪
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名ばかりソ~リ・フクダ。『後期高齢者医療制度』の非情さにアッタマから炎を噴いて怒っています!それで高笑いしているのが厚労省ではありません「財務省:ボンクラ省」なのです!
映画「靖国 YASUKUNI」をめぐって、中国人の李纓(リイン)監督が「自民党国会議員が出演者に圧力をかけた」と反発している問題で、映画の中心的な登場人物で圧力がかかったと指摘されている県内在住の刀匠の男性(90)と その妻(83)が十日、高知新聞社の取材に応じ、男性は「出演場面と名前を(映画から)切ってほしい」と現在の心境を語った。
夫妻は平成十七年十月に監督側から送られてきた手紙を示し、「映画は(刀作りの)技術的な内容と思っていた」と強調。
監督側に対し、「信用できない」「だまされた」などと強い不信感もにじませた。