2008.03.11 (Tue)
イージス艦衝突事故:家族の悲しみや怒りを感謝に変える錬金術
変なネトウヨのブログのコメント欄で私のことをバカ女とか女狂師と呼んだ「フェミナチって人権侵害魔 」からの涙が出るほど嬉しいコメントを紹介しよう。なが~いコピペコメントを何度も何度もありがと(棒読み)。
「自分達反日ファシスト・フェミナチにとって都合が悪いからって、事実を伝えるコメントを記載しないのは立派な言論弾圧・言論統制でしょうが。 」
という無礼な文で始まるこのコメントだが、ネチケットのネの字も知らない者のようだ。
まず、コメントやTBを承認するかどうかは、ブログの管理人に承認権があるわけだから、そのところお間違えのないように。又、個人のブログが読む価値がないと判断したコメントを記載するもしないも、言論弾圧や統制に当たるわけないだろ。オマエはアフォか。言論弾圧、統制というのは、政府に意見するブログをフィルタリングにかけて、重くしたり、アクセスしにくくしたりすることなんだよ。
別に自分に都合が悪いから表示しなかったり、削除したりしているわけではなくて、読者が読む価値のないコメントは表示しないだけだ。それがブログの管理人に与えられた編集権だ。
下のコメントも全く読む価値のないものだが、今回は特別に、間違った認識を指摘するために晒してあげようと思う。
吉清さん家族を侮辱するマスゴミ
自分達反日ファシスト・フェミナチにとって都合が悪いからって、事実を伝えるコメントを記載しないのは立派な言論弾圧・言論統制でしょうが。
福田首相 吉清さんの自宅訪れ謝罪 イージス艦事故
2008年03月02日16時14分(朝日)
福田首相は2日朝、千葉県勝浦市を訪れ、房総半島沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸が衝突した事故で行方不明になっている吉清治夫さん(58)と長男哲大さん(23)の自宅で、親族らと約25分間、面会した。首相は「ご迷惑をおかけしました。こういう事故を起こして申し訳ない」と謝罪。治夫さんと哲大さんの写真の前に座って手を合わせ、涙ぐみながら「人生があるのにこういうことになってしまって。こういうことは二度としません」と約束したという。
これに対し、親族らは「こういう事故が二度と起こらないようしっかりやってほしい。防衛相も一生懸命やってくれているから、絶対に負けずに頑張って自衛隊を一つにまとめてもらいたい」と訴え、石破防衛相らが事故の再発防止に向けた体制作りや後進の指導に当たるよう求めた。帰り際には、思いをまとめた手紙を首相に手渡した。
首相はこの後、首相官邸に戻り、記者団に「今回のことを反省し、本当に国民に信頼される防衛省、自衛隊になってほしい。(改革は)石破氏の責任だ」と述べ、石破防衛相の続投を改めて強調した。
手紙の内容については「(石破氏らに)こういうことが起こらないような体制を作ってほしい、決して辞めたらいいというものではない、仕事を続けて後進の人たちも教育してほしい。そういうことを切々と訴えておられた」と明かした。
吉清さんの家族、小沢氏に手紙「石破防衛相の辞任望まぬ」[/太字]2008.3.3 19:34 (産経)
このニュースのトピックス:イージス艦衝突事故
イージス艦衝突事故で行方不明になっている吉清治夫さん親子の家族からの手紙が3日、民主党の小沢一郎代表に届けられた。仲介を依頼された公明党の富田茂之衆院議員(比例南関東ブロック)が、民主党の山岡賢次国対委員長に手渡した。
富田氏によると、家族は当初、石破茂防衛相の責任追及より再発防止対策の議論を求める思いを伝えたいと、福田康夫首相や小沢氏との面会を希望。2日に首相と面会した際に手紙を手渡し、小沢氏にも届けるよう富田氏に要請した。手紙の内容は、首相への手紙と同趣旨と聞いているという。
家族からは3日、公明党の太田昭宏代表にも手紙が届けられた。富田氏によると「家族は石破氏の引責辞任を望んでいるのではなく、同じ事故が起きないようにしてほしい」との趣旨で、親族26人の署名が添えられていたという。
あんまり話題になっていないが
イージス艦の被害者親族に艦長が謝罪行った後に
誠意のある謝罪をしていただいて寧ろ感謝してるって
報道陣の前で言っていて、
もっと早い段階に謝罪訪問を申し入れられていたのを
家族側が「もう少し落ち着いてから来て欲しい」と断っていたそうなんだが…
めざましテレビが被害者側の心情が違った形で報道された事をお詫びしていた…
イージス艦事故:親族に海自幹部「報道陣に知らんぷりを」
海自館山航空基地での清徳丸の船体公開で、吉清さん父子の親族に付き添った横須賀地方総監部幕僚長の山崎郁夫海将補(55)が下船する親族に対し、報道関係者の質問に答えないよう求めた。記者の抗議で謝罪した。
親族を乗せた交通艇が午後3時20分ごろ、基地内の船着き場に着き、親族が下船する際、山崎海将補は「報道陣がいますが一言も話さず、知らんぷりで通って下さい」と発言した。抗議に山崎海将補は「そう聞こえたなら誠に申し訳ない」としたうえで「(親族を待つ)報道陣の多さに驚いた。親族もびっくりし、トイレに行きたいという人もいたので、『早めにバスに乗り込んでください』という意図だった。情報を隠すつもりはなかった」と釈明した。[太字]公開に参加した親族の女性は「『取材が殺到して困る。マスコミをシャットアウトしてほしい』とこちらからお願いしたうえでの発言で、責めないでほしい」と話した。【中川聡子】
フェミナチって人権侵害魔さんってきっと政府の回し者か思考停止中なのだろう。イージス艦衝突事故では多くの矛盾だらけの証拠を残しているにもかかわらず、福田内閣は被害者家族の手紙を盾に幕引きを図ろうとしているんだよ。その裏には政府の緻密な計算が隠されていることくらいわからないの?ニュースをありのままにとらえちゃうってことは、全くリテラシーのかけらもないということか。
まず、被害者のご家族が住んでいる場所だが、千葉は勝浦のど田舎だよ。そんな田舎くんだりまでわざわざ首相や防衛大臣が来ちゃうんだよ。そして、多分、多額のお見舞金を置いてったとしたら、家族の行方不明で、政府に一時は怒りを感じていたとしても、感謝に変わっちゃうのは当たり前。全ては自分の首を必死で守ろうとした石破や福田が仕組んだ工作だったんだよ。それも、いま支持率が落ち込んでヤバい状態の福田首相と、この事故で責任を問われ首が飛ぶ所だった石破防衛相がもっと重大な秘密を隠すために工作員を使って家族を説得させ、無理矢理幕引きさせようってことくらいわからないの?
その工作員が家族にこんな手紙を書かせたんだよ。昨日のエントリーでも触れた、政府の得意とする「感情の錬金術」で、最初は、吉清さん親子が行方不明になることによって、大きな悲しみや怒りでいっぱいだった吉清さん家族やご親類の方々も、政府要人が家まで謝罪にきてくれたということや海岸での儀式を経ることによって、悲しみや怒りが一転して感謝の気持ちに変わってしまったのだ。
まあ、関連記事でも参考にして、もう一度、よく考えてみることだね。新聞の記事なんて政府によって圧力かかってるんだから、100%そのままに受け取っちゃダメだ。
それにしても、防衛省汚職事件と一緒で、これだけ矛盾だらけの事故も被害家族に手紙を書かせる事によって、幕引きしようとしている。そりゃ、被害者家族が石破は辞任する必要がないっていったら、それ以上何も言えなくなっちゃうよ。でも、この事件に矛盾ややりきれなさを感じていらっしゃる方は多いと思う。こうなったら、次期衆議院選挙で、政府・自民党にその気持ちをぶつけようじゃないか。
関連記事:
イージス艦事故4つのナゾ(ゲンダイネット - 03月09日 10:00)
2週間経つのに何も分からないイージス艦衝突事故。福田政権は被害者家族の手紙を盾に幕引きを図ろうとしているが、このままウヤムヤで終わらせていいわけがない。注目される4つのナゾを整理した――。
手綱握る側、大臣1人 聴取は思いつき イージス事故(Asahi.com 3月10日)
〈文民統制〉 民主主義国では政治が軍事に優先する原則の下、政治が実力集団の軍を統制するシステムがとられている。
日本では、戦前に「天皇の統帥権」を名目に軍部が独走した反省から、国会と内閣による統制に加え、防衛庁の中でも旧内務官僚を中心とした内局による統制の仕組みが作られた。内局の文官(背広組)の幹部が「防衛参事官」として長官(大臣)を補佐し、自衛官(制服組)を統制するシステムだ。この日本型の「文官統制」は、防衛省に昇格した現在も変わっていない。
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イージス艦事故4つのナゾ(ゲンダイネット - 03月09日 10:00)2週間経つのに何も分からないイージス艦衝突事故。福田政権は被害者家族の手紙を盾に幕引きを図ろうとしているが、このままウヤムヤで終わらせていいわけがない。注目される4つのナゾを整理した――。
●負傷者のヘリ移送は本当か
事故当日の午前10時、イージス艦の負傷者がヘリで横須賀地方総監部に運ばれた。病状は「開放骨折」とされているが、「艦内には、盲腸の手術ぐらい簡単にできる医官がいる。その医師は何をしていたのか。だいたい骨折ぐらいで移送していたらキリがない」(海自OB)というのだ。
「実は、負傷者のケガの程度は軽く、本当の狙いはビールの空き缶や酒の空き瓶などのゴミを運んで、飲酒の証拠を消すためだったといわれています」(政界関係者)
●乗員は本当に飲酒していなかったのか
「限られた場合を除き、飲酒は禁じられている」。29日の衆院予算委で石破茂防衛相はこう釈明したが、「ハワイ帰りなら、現地の免税店で酒を買った乗員は多かったはず。横須賀沖の海上で行われる税関の申告手続き前に少しぐらい飲んでも、と考える乗員がいても不思議ではない」(前出のOB)。
●なぜ事故当時の当直士官を呼ばなかったのか
石破防衛相や吉川栄治海上幕僚長ら防衛省幹部が事故当日、事情を聴くためにヘリで呼んだ航海長(3等海佐)は、実は事故前の当直士官である。“当事者”は別の士官だった。
「事故当時の当直士官は水雷長です。誰を行かせるかは舩渡艦長が選んだのですが、水雷長を送っても、その後の任務に何ら支障はなかったはず。にもかかわらず、操艦の責任者である航海長を送ったのは、事実解明よりも、何らかの口裏合わせを図ろうとした疑いが強い」(前出のOB)
●被害家族の与党びいきは何なのか
政府の事故説明はチャランポランだ。それでも親子の親族は「政争の具にするな」と与党寄りの発言をしている。少し奇異な感じがする。
「地元の森英介、浜田靖一の両自民党衆院議員が事故直後から、漁協などに顔を出しています。もともと漁業のような1次産業は自民党が多く、森さんの伯母は福田首相とも縁がある三木元首相夫人です。しかも、浜田さんはなんと言ってもあのハマコーさんの息子ですから……」(地元関係者)
真相解明はいつの日か――。
【2008年3月6日掲載】
手綱握る側、大臣1人 聴取は思いつき イージス事故
2008年03月10日03時00分(Asahi.com)
海上自衛隊の最新鋭イージス艦「あたご」の漁船衝突は、単なる海難事故にとどまらず、わが国のシビリアンコントロール(文民統制)が機能不全を起こしている実態をさらけ出した。かつてその担い手を自任していた防衛省の文官(背広組)が自信を失い、代わって主導しようとする政治家も危うい試行錯誤の域を脱していない。
文民統制の構図
◇
「第一報を大臣に入れたら、速やかに司令部的なものを作り、そこで情報を整理し、対応方針を作って共有する体制が本来あるべきだ。だが、防衛省の中の司令部機能がどうなっているのか、外からは全く見えない」
3日に首相官邸で開かれた防衛省改革会議で、防衛省の内部事情に詳しい委員が鋭く突いた。
26万人の自衛隊員を擁する防衛省は、今や国内最大の官庁だ。
「八岐大蛇(やまたのおろち)」とも呼ばれる。事務次官以下の文官を中心とする内局、統合幕僚監部、陸海空自衛隊など、機能も文化も異なる組織が割拠し、バラバラに行動しがちだからだ。
あたごが衝突した2月19日、「司令部」はどう機能していたのか。
◆
事故発生約2時間後の午前6時18分、増田好平事務次官を長とする「連絡・対策室」が設置された。が、石破防衛相を長とする「対策本部」は作られなかった。
そこに問題がある、と元防衛首脳は指摘する。「大臣を頭に対策本部を立ち上げると、省全体に緊張感が走り、問題認識が深まる。情報も対策も共有される。さらに陸や空の幕僚長も参加するので、海幕とは異なる視点のアドバイスも得られる」という。
石破氏も今、その点を反省し始めている。
「現場の捜索があり、勝浦のご家族、漁協への接し方がある。海上保安庁があり、国会がある。多くの正面を相手としなければならない。統幕や陸空、内局も含めた対策本部はあり得べしだ。あった方が良かった」
◆
「何と言うか、ふわっとした感じだった」
思考停止。内局の中枢幹部は、その瞬間の感覚をそう表した。
事故発生から約8時間後の正午過ぎ。石破氏があたごの航海長から事情聴取したときのことだ。
大臣室から連絡が入り、次官や局長、統幕長、海幕長ら約20人がぞろぞろと入った。航海長が事故状況を報告し、石破氏が質問する。「メモを取れ」という指示は誰も出さず、列席者の多くはただ聴いていた。
石破氏の独壇場だ。事情聴取は彼のとっさの思いつきで開かれた。
午前中の衆院予算委員会の終わり間際に、メモが入った。海幕が航海長をヘリで呼んで事情を聴いている。瞬時に、自分が聴かなければいけないと思った。「自分は文民統制の主体として防衛省にいる。自衛隊の内部だけで聴いたとなると、口裏合わせがなされたという揣摩憶測(しまおくそく)を呼ぶに違いない。それを排除する」
後日、この日の事情聴取が明るみに出て、記者会見に臨んだ次官は苦渋に満ちた顔で語った。
「どういう流れでその場ができたのかということを今必ずしも承知していない。記憶にない」
◆
聴取の数時間後の午後5時に、自民党本部で開かれた国防関係合同部会。ここも石破氏の独り舞台だった。
航海長から聞いた情報をもとに、漁船に気づいたのは「衝突2分前」という状況を詳しく説明した。が、航海長を呼んだ経緯は話さなかった。
制服組幹部には危惧(きぐ)があった。「事故直後の当事者証言は間違いが多い」という経験則からだ。複数の証言や状況証拠で裏をとる必要があった。
案の定、その日夜に防衛省で開かれた会議では、もっと早い段階で漁船の灯火に気づいたという他の隊員の証言が報告された。しかし、確認のために発表は翌日まで見送られた。そして「隠蔽(いんぺい)」という批判を、自ら招いた。
国会議員として比類ない軍事知識を誇り、防衛省で自分一人が「文民統制をする側」と力む石破氏。前次官の汚職事件で傷つき、ひたすら低姿勢の内局。その取り合わせが、危うい「大臣の独走」を生んだ。
◇
〈文民統制〉 民主主義国では政治が軍事に優先する原則の下、政治が実力集団の軍を統制するシステムがとられている。
日本では、戦前に「天皇の統帥権」を名目に軍部が独走した反省から、国会と内閣による統制に加え、防衛庁の中でも旧内務官僚を中心とした内局による統制の仕組みが作られた。内局の文官(背広組)の幹部が「防衛参事官」として長官(大臣)を補佐し、自衛官(制服組)を統制するシステムだ。この日本型の「文官統制」は、防衛省に昇格した現在も変わっていない。
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「エンデバー」打ち上げ成功+武藤総裁不同意!民主党腰折れするかどうか見届けよう。日本にもヒラリー&オバマ型政治家が出現する事を切望する!
「囲碁」っていうのですよねぇアレって。
やっと勝ちました。
35対29じゃん!
ホンマにせいせいした。
気になって気になって、はぁ~。