2011.03.06 (Sun)
前原が辞任を示唆するも、バ菅は慰留
前原外相、辞任を示唆 首相は慰留、在日外国人献金
(朝日 2011年3月6日3時4分)
前原誠司外相は5日、在日外国人からの政治献金問題をめぐり、外相を辞任する意向を示唆した。外相にとどまっても、野党側の追及を受けて2011年度予算関連法案などの国会審議がさらに停滞しかねず、事態を改善する見通しが立たないためだ。菅直人首相は前原氏を慰留しつつも、国会情勢や世論などを見極めて最終判断する方針だ。
前原氏は5日夜、北九州市で記者会見を開き、自らの進退について「外交のみならず政府全体、予算審議にどういう影響を与えるのか、私心を捨てて大局的に判断しなければならない」と語り、外相辞任を検討していることを示唆。さらに「様々な方と相談して自分の考えをまとめ、最後は総理に判断をいただくプロセスが必要だ」と語った。
これに先立つ同市での会合では「私も正すべきことは正し、日本の将来のため、この難局を乗り切って頑張らせていただきたい」と述べた。ただ、会見でこの発言の真意について「外相続投への意欲か」と問われると、「どのような解釈をされるかは聞かれた方の判断にお任せしたい」と明言しなかった。
前原氏が外相辞任を示唆したのは、外相という立場にありながら政治資金規正法が禁じる外国人からの献金を受け取ってしまった事実に対し、外交の責任者として一定の政治的けじめをつける狙いがある。また、外相にとどまれば自民党などは参院に問責決議案提出の構えもみせており、国会審議が見通せなくなるとの判断もある。
民主党の前原グループからは「将来のことを考えたら、ここでスパッと身をひくのも一つの手」(中堅議員)との意見もある。「ポスト菅」の最有力候補である前原氏が早期辞任で事態を収拾すれば、次の党代表選は立候補を見送っても、その後に再起を図る機会はあるとの見立てだ。
一方、重要閣僚の外相の辞任を安易に認めれば支持率が低迷する首相の政権運営はさらに窮しかねず、政権側には「擁護論」が根強い。
首相は問題が発覚した4日の直接会談以降、前原氏と電話で連絡を取り合って慰留。首相側のスタッフは、自民党の福田康夫元首相ら外国人などからの献金が発覚した過去の事例を洗い出し、前原氏側に伝えた。前原氏は5日の会見で福田氏のことを取り上げ、「自民党のかたが批判されるなら、福田氏の時はなぜかばったのか」などと訴えた。
民主党執行部も同様の立場だ。岡田克也幹事長は5日の民放番組で「金額も限られており、事務的なミス」と指摘。石井一・選挙対策委員長も記者団に「責任を取らなければいけないほどの問題ではない」と辞任を否定した。
暴力団のフロント企業からの献金の件は野党もあまりつっこむと自分たちがやられるので、もうこれ以上やらないのだと思う。それにしても、これだけダーティーな献金をもらっている議員たちをそのまま閣僚に居座らせようとする菅政権は、国民からの信頼はゼロとなり、今、内閣支持率調査をしたら、一桁台になるのは間違いないだろう。
とらちゃんが、前原君が英語を話している動画をアップしてくださった。私も彼が英語を話しているのを聞いたのは初めてだったので、どんな英語を話すのか興味深々だったんだけど、「え?これが我が国の外務大臣?」とこの目を疑うほど、このワシントンで行われたCSIS(Center for Strategic & International Studies)での前原の演説ハイライトの動画では、恥ずかしい英語を話していた。官僚が書いた英語を読むだけなのに、ジャパーニーズ・イングリッシュ丸出しで、まさに日本の英語教育のレベルの低さを露呈するものだ。
『晴天とら日和』 マエハラの「虚偽記載」が、「修正」と「返金」で済む問題か!
ここは是非、特捜部&検察審査会に頑張って頂きたいものである!
【More・・・】
一般的には、ハイライトというのは、一番注目を集める部分のことなんだけど、この動画を見ると、前原君が英語をいい直しているところなど、もっとも恥ずかしい部分がアップされている。きっと前原の英語をバカにしている官僚がこんな動画をアップしたのかもしれない。官僚というのは、本当に恐ろしい。Video Highlight: Statesmen's Forum: Seiji Maehara, Minister
で、下が、前原君のスピーチ+Q&Aセッションの動画。こうして全体を聞いてみると、上のハイライトよりはましかなという気がするけど、日本人の私でも、一字一句そのまま書き写せるような英語を話す前原君がよく外務大臣やってるなというのが私の感想だ。中でも面白いと思ったのが、「21世紀(トゥエンティファースト)というところで、例の(株)メディアトゥエンティワンを思い浮かべたのか、口ごもってしまったところ。私は見逃さなかったぞ(笑)。
英語が理解できない人が外務大臣だと全て通訳に頼ることになる。そうなると、通訳が間違えた内容を伝えるとそのまま理解してしまう。この動画にもあるように、質問されて、その通訳がわかりにくい場合もある。やはり、外務大臣くらいは、外国語を何ヶ国語かぺらぺらに話せて、理解できる人になってもらいたい。自分の意見を直接その言語で伝えるということはとても大切なことだ。果たして、民主党にそんな候補者がいるのかどうかわらかないけれども・・・・・。

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- 関連記事
Tags : 前原誠司 |
外国人からの献金 |
CSIS |
(株)メディアトゥエンティワン |
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前原の場合は、量は問題なかったのですが、質の問題がありました。なによりも、政治資金規正法で禁じられている外国人からの寄附があったのが問題だったのです。
https://docs.google.com/viewer?url=http%3A%2F%2Fwww.soumu.go.jp%2Fsenkyo%2Fseiji_s%2Fnews_seiji%2Fpdf%2Fseijishikinkiseihou_all.pdf
Ⅴ.寄附の制限
4.寄附の質的制限
寄附の質的制限とは、特定の者からの寄附に関する規制で、下記の寄附が禁止されています。
(1)補助金等を受けている会社その他の法人がする寄附
①国から補助金、負担金、利子補給金、その他の給付金(試験研究、調査又は災害復旧に係るものその他性質上利益を伴わないもの及び政党交付金を除く。)の交付の決定を受けた会社その他の法人は、その交付の決定の通知を受けた日から1年を経過する日までの間、政党又は政治資金団体に対して寄附をすることはできません。
②国から資本金、基本金その他これらに準ずるものの全部又は一部の出資又は拠出を受けている会社その他の法人は、政党又は政治資金団体に対して寄附をすることはできません。
③地方公共団体から補助金、負担金、利子補給金、その他の給付金(試験研究、調査又は災害復旧に係るものその他性質上利益を伴わないものを除く。)の交付の決定を受けた会社その他の法人は、その交付の決定の通知を受けた日から1年を経過する日までの間、その地方公共団体の議会の議員若しくは長に係る公職の候補者を推薦し、支持し、若しくはこれに反対する政党又は政治資金団体に対して寄附をすることはできません。
④地方公共団体から資本金、基本金その他これらに準ずるものの全部又は一部の出資又は拠出を受けている会社その他の法人は、その地方公共団体の議会の議員若しくは長に係る公職の候補者を推薦し、支持し、若しくはこれに反対する政党又は政治資金団体に対して寄附をすることはできません。
(2)赤字会社がする寄附
3事業年度以上にわたり継続して欠損を生じている会社は、その欠損が埋められるまでの間、政党又は政治資金団体に対しても寄附をすることはできません。
(3)外国人・外国法人等からの寄附
外国人、外国法人又はその主たる構成員が外国人若しくは外国法人である団体その他の組織から政治活動に関する寄附を受けることはできません。
ただし、主たる構成員が外国人又は外国法人である日本法人のうち、上場会社であって、その発行する株式が証券取引所において5年以上継続して上場されている者等からの寄附は除かれています。
(4)他人名義・匿名による寄附
本人以外の名義又は匿名により政治活動に関する寄附をすることはできません。ただし、街頭又は一般に公開される演説会若しくは集会の会場において政党又は政治資金団体に対してする寄附でその金額が1,000円以下のものに限り、匿名による寄附をすることができます。
閣僚たる者が、法を犯すことは国民が認めないでしょう。
しかし、実際のところ、今日のエントリーにも書きましたが、建前上は、前原が辞任したのは、外国人からの献金が理由となっていますけど、闇企業からの収支報告をダブル虚偽記載した責任が大きいと思われます。その説明責任を逃れるために辞任したのではないかな。
鳩や小沢とは比べ物にならない少額です。
逆にマスコミや自民が騒いだり追及したりして国会審議が
止まるほうが大きな損失、税金の無駄遣いです(1回=ウン億)
たった20万で騒ぎ立てて国会をとめるほうが馬鹿らしい気がしますけどね。こういう少額の場合は目を瞑って国会審議を進めるほうが得策だと思いますよ。
あと1年で5万は法律で罪にならないそうです。ぎりぎりセーフみたいですけどね。それを知っていたり何を言われても大丈夫な勇気がある政治家なら4年で20万などそれほどじゃない、国会をとめるほうが損だ、第一1年5万では法律に触れないといえそうですが、
彼や他の議員も政局の状態もあるのかもしれませんが知らなかったのかもしれませんね。
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しかし、経費、背後がなかったのかは徹底的に究明してから出なければ、
同じことが起こるのでは・・
単なる、単純なミス、甘い考えではなく、
仕組まれた事で、
裏での話しに逆らえたから・・その切り札としてとかも考えられるので・・・
【橋龍は、米国債を売りたい衝動にかられるとコロンビア大学で講演して、米国に喧嘩を売った。また、橋本・小渕はロシアに近づき、従米路線から脱却を図った。中川は、もう米国債を買わないとG7で発言した。】との話もあるので、
どこのどの組織化は分からないが、
騙された事さえ気づかずだまされないように・・です。