2010.12.13 (Mon)
茨城県議選挙:民主党惨敗
茨城県議会議員選挙(各党議席が確定しました。)
この選挙で、民主は当初、全36選挙区での候補者擁立を掲げたが、菅内閣の支持率低迷で候補者確保が難航し、結局、推薦候補1人を含めて20選挙区に24人を立てるにとどまった。そして、結果は、24人中当選者はたったの6人という惨敗だった。もちろん、自民党も議席を減らしたが、擁立した候補者の四分の三が落選してしまったという民主党政権になってからは前代未聞の地方選での敗北だった。
一番の責任は政治理念なき仙菅トマトの失政と、幹事長として全く機能していない岡田克也にあるだろう。この選挙戦に当たって、幹事長である岡田は本来なら、選挙に全力を注がねばならないときに、政治倫理審査会での議決による小沢氏の招致実現を目指して必至になっていた。つまり、茨城県議選で民主党が一つになって闘うべきときに、このアホは、その民主党を分断しようとしていたのである。なんとも救いようのない男だ。この男が、民主党の代表だったときも、自民党に惨敗したように、岡田は党の疫病神と言っても言い過ぎではないだろう。この男を幹事長にしたのは、民主党の下野を願う自民党からの差し金に違いない。

≪産経新聞号外≫ 民主惨敗6議席(PDF)より
茨城県議選の責任をとって、仙菅トマト内閣は総辞職し、すみやかに小沢一郎氏を中心とする小沢派で政権を立て直さなければ、来年の地方選でも大惨敗となるであろう。今民主党に必要なのは、民主党内の政権交代なのだ。
いやはや、国民から見放された仙菅トマトが何をするかと思ったら、官房機密費をふんだんに使ってマスコミに捏造アンケート記事を書かせることしか脳がないらしい。まさに、政権末期と言えるだろう。
【More・・・】
内閣支持率、4.9p下落の24.5%に(日テレNEWS24 - 12月12日 22:05)
NNNが10~12日に行った世論調査によると、菅内閣の支持率は先月より4.9ポイント下落し、24.5%となった。一方、「支持しない」と答えた人は61.1%(先月より5.5ポイント上昇)となった。
政党支持率では、民主党の27.3%に対して、自民党が29.1%と7か月ぶりに逆転した。
参議院で問責決議が可決した仙谷官房長官について、「辞任する必要がない」が49.3%に上った。「必要がある」は38.0%だった。
また、民主党・小沢元代表について、「国会で議決して、政治倫理審査会(政倫審)などでの説明を求める必要がある」との答えは77.8%に達した。「必要なし」は14.8%だった。
ねじれ国会で政策の実行力が低下している現状を打開する方策については、「解散総選挙で国民に信を問う」が35.6%、「今の内閣のまま、菅首相が強い指導力を発揮する」が19.9%、「自民党との連立内閣」が16.6%などとなった。
一方で、菅首相が社民党に協力を求める方針について、63.7%の人が「評価しない」と答えた。「評価する」と答えた人は25.8%だった。
仙菅トマト内閣の支持率がいまだに24.5%もあるわけがない。せいぜい15%前後ではないか。
問責決議が可決した仙谷官房長官について、「辞任する必要がない」が49.3%もあり、「必要がある」がたったの38.0%のわけがないだろう。又、小沢氏が「国会で議決して、政治倫理審査会(政倫審)などでの説明を求める必要がある」との答えは77.8%もあり、「必要なし」は14.8%だけだったとは、まさに偏向した捏造アンケートであることを示すものであり失笑ものだ。
さらに、「解散総選挙で国民に信を問う」が35.6%、「今の内閣のまま、菅首相が強い指導力を発揮する」が19.9%、「自民党との連立内閣」が16.6%などとなったとここまで読めば、このアンケートは自民党の政治資金で作られたものではないかとも思われる。今ここで、解散総選挙などしたら、自民党が勝つだろう。今の民主党は、政治運営をさせたらベテランの小沢一郎氏を蚊帳の外に置いて、菅自身が言うように、仮免許で素人集団が日本の政治を操っているようなものだ。誰がそんな素人集団に政治をまかせたくて投票するだろうか。
マスコミは、茨城県議選の惨敗にあわせて、このようなアンケートを報道し、解散総選挙を促すのが目的だろう。このような報道を信じてはならない。
先日、「大連立の裏に隠された小沢グループ排除の動き」というエントリーで紹介させていただいたem5467-2こと恵美さんから、又メッセージをいただいた。
ありがとうございます
拙コメントをお取り上げ頂き、感謝いたします。
さて、お蔭さまで民主党の電話をパンクさせる事ができ、菅総理はビビっていると情報が入りました。
しかし、危機は未だ目の前にあり、日本の民主主義は風前の灯です。
引き続き、民主党への抗議、地元民主党議員、岡田幹事長、鉢呂国対策委員長への働き掛け、抗議(人権侵害の小沢招致反対、大連立への抗議)をよろしくお願いします。m(_ _)m
鉢呂国対委員長の議員会館事務所
03-3508-7704
岡田幹事長の議員会館事務所
03-3508-7109
ははは。岡田がおとなしくなったのは、このせいか(爆)。民主党内の政権交代を実現させるために、引き続き鉢呂、岡田事務所に抗議の電話お願いします。
抗議するときに参考になりそうなブログ記事:
文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
鬱病・総理と無責任・幹事長の暴走が日本を滅ぼす。
(前略)
ところで、おかしいのは、菅だけではない。幹事長の岡田も、おかしい。突然、「小沢招致」問題を政争の道具として持ち出し、で騒ぎ立てているが、なんのことはない。連戦連敗の無能幹事長の「失政隠し」であることはバレバレである。某誌には、「岡田の暴走は自分の“失政隠し”なのである。民主党は北海道5区の補欠選挙で負け、沖縄県知事選では不戦敗。そのうえ、いきなり企業献金復活を決めた岡田幹事長には、党内の不満、不信が渦巻いている。」と書かれる始末である。さて、岡田克也幹事長の実家は、スーパー「ジャスコ」である。ジャスコは、元々は三重県の「岡田呉服店」であったが、父親の代に、全国展開を目論んで、大阪の某社などと合併し、本社を大阪に移し、「ジャスコ」を名乗るようになった。多くのスーパーや百貨店が、平成大不況、消費不況の中で、たとえば西武や三越、そごう、松坂屋…等が、次々と倒産や合併、身売りに追い込まれる中で、ジャスコだけが「焼け太り」するかのように大躍進、今では全国的にスーパーと言えばジャスコというようになっている。何故、ジャスコの「一人勝ち」が可能だったのか。経営者の手腕の違いと言えばそれまでだが、ここに、何か、不自然なもの、不可解なものを感じるのは僕だけではあるまい。また岡田が、「企業献金復活」を画策するのも、考えてみれば当然のことであろう。政治家としての岡田は、竹下登の口利きで通産官僚を途中退職し、衆議院に立候補することから始まっているわけだが、最初の選挙は、ジャスコ社員を総動員しての企業丸抱えの選挙だった。岡田こそ、元祖、「政治とカネ」疑惑にまみれた金権政治家だったのである。竹下は、岡田の父親を通じてこの話を、岡田本人に持っていったと伝えられているが、ということはつまり、ジャスコは、この時点で、竹下派を中心とした政界ルートと何らかの関係が出来ていたということだろう。スーパー業界におけるジャスコの「一人勝ち」の謎も、なんとなく分かるというものだろう。この問題をもっと追及すべきだろう。
仙菅トマト内閣にとって、茨城県議選の大敗を受け、茨の道は、ますます険しくなるばかりだ。
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[URL]をクリックすると、小沢周辺に対する捜査について、興味深い内容のサイトにつながりますので、一度参考にしてください。
もともと政党選挙は党首で投票先を選ぶものです。(公明党幸福実現党だけは党首じゃなく教祖で選んでいますが、明白に憲法違反政党ですけどw)
いま信頼できる人間性を示す党首は亀井氏、鈴木宗男氏、福島瑞穂氏くらいのものだと思いますね。小沢氏は民主党の一兵卒であって党首じゃないから政党選びの際には民主党は投票対象外です。小沢氏がコアな政党を作って党首になってくれればそこと党首連携政党とのいずれにも投票できるんですがね。
選挙の結果は幹事長の腕次第である。
幹事長の腕がよければ「政治と金」問題に全くかかわらず選挙で勝てる。現に政権交代前に党首を辞めた小沢氏は幹事長として総選挙を指揮し、自公連立小泉詐欺政治政権を叩き潰す大勝利を収めた。
鳩山に抱きつかれて幹事長辞任した小沢氏の後任に涌いて出た「天命が降った」幹事長とは腕の差が月とすっぽん以上の開きがある。岡田幹事長の腕のほどは参院選茨城県議選の結果が示すとおりゼロだから、小沢氏とはどだい比較の対象にもならんほど無能な空っぽ幹事長。岡田氏の天命の言葉の意味も知らない無知無学ぶりはさすが頭狂大学卒w
賢者は目を凝らし耳を澄ませて先を読むが、愚者は過去を見ても何が起こったかすら見えず聞いても聞こえない。聞く耳のあるものにだけ法は聞こえるから。まあ頭狂大学卒には無理だけどw
政策で決まって国庫から支出される予算の執行時に、官僚と業者が癒着して公正な競争に拠らない官製談合で不公正な利益を予算から「中抜き」して得た利のことに他ならない。
ジャスコのひとり勝ちには監督官庁官僚との間で「政治と金」の最悪の意味である「不公正な取引上の決定にもとづく談合汚職」が行われている疑いが、岡田氏本人の政治監督責任においてかかってくる。
また、使い道を明らかにしない「官房機密費」は、配られた受領者側に法にのっとらない不公正な取引上の利得を得た収賄犯罪にあたる容疑があり、配った官房長官側には贈賄犯罪の容疑がある。
この先生(笑)だったらやれるかも!・・・「かも」終わりです。
つい先日は空き缶総理が「今までは仮免だった」とか
ふざけた事を抜かす次第ですし。
自分たちは政治の素人でしたよ、自ら公言してどうする。
そんな連中に生活を預けている市民はいい迷惑。
美爾依さんも1年ちょっと前とは全然論調違うけど、
結局、民主党は政権交代そのものだけが目的で
それが成された時点で完結してるとしか思えない。
まあ、小沢氏がどう動くかだけになりましたな、
民主党への期待は。
みんなの党に次の衆議院選挙は入れます。
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