2010.07.14 (Wed)
タコのパウル君がW杯勝敗の予言を的中?
昨日のTwitterには、「その動画を見ると、右の箱にエサが入っていて、それを食べたのがわかる。」って書いたんだけど、Sudhammacaraさんから、「両方の箱にエサが入っているのでは?」というコメントをいただき、もう一度動画を見てみると、やはり、両方の箱にエサが入っていたことが判明(笑)。 まだその動画を見ていない人は是非、見てみてね。
日本では、何かバカなことをやったりすると「このタコ!」と言われる通り、タコは、知能の低い動物と見られている。タコにW杯の勝敗を的中させる予知能力のようなものがあるとは思えない。それなのに、まるでこのタコに予知能力があるかのように世界中の人々が騒いでいるとしたら、なんと世の中はタコならぬアホに満ち溢れているのだろうか。
私の知る限り、タコの予知能力に懐疑的な意見を述べているのは、中国の報道くらいだ。日本の報道はほとんどが、タコの予知能力を真に受けて、懐疑心のかけらもない。なんともなさけない限りだ。
それで、ドイツの試合の予言を見てみると、ほとんどがドイツを選んでいる。決勝戦でスペインを選んだのは、ドイツが準決勝で負けたチームだからだ。人間がパウル君の好物をパウル君に選んで欲しいほうの箱に入れておけば簡単に操作できるだろう。
まさか、みんな本気でタコの予知能力を信じているとは思えないけど、素直な日本国民を騙そうとする報道姿勢に、日本の政治をいつまでも米国・官僚主導のまま何十年も保ち、ダメにしているものと共通する何かを感じたのは私だけではないだろう。
タコに予知能力があるわけないだろうが!このタコメディア!
【More・・・】
<W杯>タコの「予言者」パウル君には黒幕がいた?!―中国メディア(Record China - 07月13日 11:05)
2010年7月9日、中国国営TV局中央電視台(CCTV)のサッカー番組司会者・劉建宏(リウ・ジエンホン)氏は、サッカーW杯南ア大会8試合の予想を全て的中させたタコの“予言者”パウル君に、「裏の事情がある」との考えを示した。10日、人民網が伝えた。
パウル君はドイツ・オーバーハウゼン水族館に住むタコ。対戦国の国旗がつけられたつぼのどちらを先に選ぶかという方法で勝敗を予想した。ドイツ戦7試合と決勝戦の8試合全ての予想を的中させ、世界的な話題となった。2年前の欧州選手権でも5試合中4試合を当てるなど、予想の正確性は専門家をはるかにしのいでいる。
劉氏は「パウル君がなぜこれほど正確に予想できるのか考え続けてきたが、その答えがわかったように思う」と話した。まず、試合の結果予想については「非常に優秀なブレーンがいるのだろう」と分析。彼らが情報収集し、正確に勝敗を予想する。そこからは簡単だ。パウル君が選ぶつぼの片方にパウルの好物を入れておくことで、その行動は簡単にコントロールできるという。
そうなると、気になるのは動機だが、劉氏は「オーバーハウゼン水族館の知名度を上げることが目的だった」とコメント。すでに同水族館公式サイトのアクセス数は急増、来場希望の観光客も増えるなど、目的は見事に果たされたと分析した。(翻訳・編集/KT)
タコの予言的中に中国人コメンテーターが「人が操作」と懐疑の声
(サーチナ - 07月12日 12:04)
ドイツのオーバーハウゼン水族館のタコ「パウル君」がワールドカップ(W杯)南アフリカ大会での試合結果について勝敗を予言し、そのすべてを的中させたことが世界的に大きな話題となっているが、中国中央電視台(CCTV)のコメンテーター劉建宏氏が「人間によって操作されているに違いない」と懐疑のコメントを発表した。華商早報が報じた。
試合の勝敗について多くの専門家が予想を外すなか、「1匹のタコがまるで神のように的中させていることについてどう思うか?」と質問を受けた劉建宏氏は、「あのタコは人間によって操作されているのだと思う」と語った。
劉建宏氏は、「タコの占いの背後では、多くの専門家が複雑な分析を行っているに違いない。分析の結果がでたらタコに結果を選択させるだけだが、これはちょっとした常識がある人ならばすぐに思いつくはずだ」と語り、専門家がはじき出した結果のほうにタコが好きな食べ物を入れておいたに違いないと指摘した。
続けて、劉建宏氏はタコの予言は水族館が人集めのために計画したのだろうと推測し、「パウル君の背後で企画を立てた人びとや水族館が私の発言で損失を被るようであれば、私のところに来るように伝えてくれ」と自らの発言に自信を示した。 (編集担当:畠山栄)
パウル (タコ)(ウィキペディア)
パウル(ドイツ語: Paul der Krake、Oktopus-Orakel、2008年1月 - )はドイツ・オーバーハウゼンの水族館シー・ライフで飼育されているマダコ[2]。サッカードイツ代表の国際試合の結果を予言した[3][4][5][6]。なお、ドイツ語の「au」は、日本人には「アウ」よりも「アオ」という発音に近く聞こえるため、日本の日本放送協会(NHK)ではパオルと表記している[7]。また、日本語圏のメディアでは、「パウル君」と表記されることが一般的である[要出典]。
パウルはユーロ2008ではドイツの全6試合を予想し4試合を的中、W杯南アフリカ大会ではドイツ代表の7試合に決勝戦を加えた計8試合の勝敗を全て的中させ[3][5][6][8]、国際的な名声を得た[9]。
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まあ、税金を入れたり、会計基準を変えたり、期待感とか織り込み済み(CITやGMの破綻も織り込み済みらしい)とか、そんなんでごまかして日経平均やダウを釣り上げているだけなんで何度か上昇するかのような動きを見せても、最終的には破綻します
一番良くて、実感できない雇用もない景気回復がやっとでしょう
日経平均やダウが異常に上昇しているのは、いまの経済システムが破綻するのも、織り込み済みってことなんですか^ ^
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どうも二月ごろから、鳩山民主党の動きがおかしく、とても応援できる雰囲気ではなかったので、記事を書かなかったのですが、案の定とと言うか、それ以上に最悪な状況になってしまいました。
この辺に関して、占い師としての観測をアップしてみましたので、ご覧いただけましたら幸いです。
さて、「タコの予言」ですが、左程気にされる程のことでもありません。
タコに予知能力があるかどうかは、占い師に予知能力があるかどうかと言うのと同じことで、ただ、占いを依頼した人と、答えた人の間の「シンクロニティー」でしかありません。
勿論、タコと人間の間に「シンクロニティー」が成り立つ訳もありません。
7回連続的中、というのは、確率的には、出現率 128分の1 ですから、優秀そうに見えますが、
丁半ばくちや、ルーレットの赤黒など、確率2分の1のギャンブルで、7回~10回程度連続して当てることは、それ程珍しいものではありません。
逆に、優秀な専門家が予想して当てるとなると、むしろ難しい要素があります。
例えば、問題の7試合の中には、多くの誤審があり、あの誤審が無かったらどうなっていたか、という場面がいくつか見られます。
どんな専門家でも、誤審までは予測できませんから、結局どんな予想もギャンブルに過ぎません。
と言う訳ですから、あまり憤慨するほどのことは無いのです。
菅民主党に較べれば、可愛いタコです。