2010.06.20 (Sun)
平野貞夫「日本一新の会」
平野貞夫「日本一新の会」
小沢一郎氏の盟友であり軍師でもある平野貞夫さんが、メルマガ「日本一新の会」をスタートされました。
私は「小沢一郎支援blog」から拡散を依頼されている<em5467-2こと恵美>と申し上げます。
できれば、メジャーな「カナダde日本語」様でお取り上げ頂けないでしょうか。
以下本文です。
「日本一新の会」発足にあたって!
日本一新の会・代表 平野貞夫
六月八日、民主党は菅新政権をスタートさせた。十一日には衆参両院で所信表明を行い、菅首相は国家や国民のため、いかなる政治を展開するかを明らかにした。私たちは、これを機会に「日本一新の会」(代表・平野貞夫、顧問・戸田邦治)を発足させることにした。
「日本一新」とは、平成十二年六月の総選挙で、当時の自由党、小沢一郎党首が提唱した運動である。平成十五年七月には「日本一新十一基本法案」をまとめ国会に提出し、民主党に合流した。
その理念は、平成十八年四月、小沢一郎氏が民主党代表に就任し、「共生社会の実現論」に継承された。さらに平成十九年の参議院選挙で「国民の生活が第一」という政治目標となり、昨年八月の総選挙で政権交代を成功させた。
菅首相の所信表明などを検証してみると、国民のための政治の実現、民主政治の定着などで問題を感じる。このまま菅政治が推移するなら、政権交代の歴史的意義も消失する。
日本一新の会は、政治の根本について議論する場として「メルマガ・日本一新」を発行し、議論する場としたい。(「メルマガ・日本一新」配信の登録・解除、並びにご意見は、nipponissin@gmail.com まで)
以上。
続きの平野論説はTHE JOURNALサイトでご覧ください。
http://www.the-journal.jp/
現在、菅内閣がまるで官僚のいいなりになっているのは、みせかけだけで、官僚と熱い関係にあるマスコミに捏造支持率を発表させれば、何でも右へ倣えの日本人は民主党に投票するだろうと読んでいるからなのか。そして、参院選で勝利した暁には小沢が総理になるという筋書きができているのだろうか。それとも、菅首相は長期政権が欲しくて小沢から離れて一人歩きをしてしまったのだろうか。その辺がよくわからないので、国民はどこに投票したらいいかわからずにいるだろう。なぜなら、小沢民主党には投票したいけど、なんちゃって自民党の菅民主党には投票したくないだろうから。民主党が過半数がとれなかったり、野党に成り下がってしまった場合は、小沢が党の代表になるのは当然である。
菅内閣になってから、民主党支持率が46%から63%に上昇したなどと報じているメディアもあるが、ほとんどやらせか捏造であろう。結局、ふたを開けてみるとなんとか民主党は与党は維持できるだろうけど、結局は前回の衆院選に比べるとかなり投票率が低くなる可能性がある。民主党に「失望している」が67%もあるのに、どうすれば「期待している」が63%になるのか、摩訶不思議だ。普通、失望したら、期待しないと思うが、この重複している部分はいったいなんなのだろうか。まさに、捏造支持率調査の実態を見たような気がする。
Norikoさんのコメントにも似たようなことが書いてあった。
世論調査
普天間問題でも鳩山内閣より後退してるし、消費税は増税だし、国会答弁では官僚さんの作文を棒読みだし、どうしたものかの菅内閣なのに、支持率は急カーブでアップ!
おかしいな~って思って、周りの人に聞いてみると「支持しない」が80%。 母に聞いても、「鳩山さんより悪いね」 息子の友達の母に聞いたら、「このごろ沖縄の反対運動はなくなったのかな?」
いえいえ、テレビで放映しないだけです。
まわりの反応は確かに80%以上が「支持しない」なのに、なぜか、70%以上の支持率を誇る菅内閣。
分からないことばかりの世の中です。やれやれ。
とにかく、このままでは、国民は方向性を失った民主党を支持することはないだろうと思うので、民主党は野党に逆戻りするかもしれない。その前に、小沢氏に何とかアクションを起こして欲しいものだ。
【More・・・】
「日本一新の会」発足にあたって!日本一新の会・代表 平野貞夫
■菅首相の所信表明などに感じること
(1)「国民の生活が第一」という政権交代の標語が消えた。「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」を一体的に実現する。これが菅政治の中心だが、「強い社会保障」で国民の関心を引きつけ、消費税アップのために利用しようとする旧体制の官僚の影を感じる。国民の生活はどうなるのか。
(2)「最小不幸社会の実現」(記者会見)とは、十九世紀の「救貧法」の発想か。
最小でも「不幸」を前提とする政治があってよいだろうか。私たちは「社会保障を国の責任で整備することが、健全な資本主義社会の前提」という考えだ。「不幸」を撲滅するのが政治の目標ではないか。
(3)日本人の閉塞感、自信喪失、不安感の原因を経済の低迷と発言した。
この認識は、自民党や旧体制官僚の経済中心主義の歴史観だ。二〇世紀末、重化学工業社会から情報社会に資本主義が変質したことを認識していない。
現代の混迷の根本原因は、第三次産業革命により文明が移行し、所有欲求と存在欲求という旧体制の価値観で、人間社会が運営できなくなったことにある。この歴史観を理解している政治家は少ない。これまでの内閣総理大臣では皆無であった。
「日本一新の会」は、二一世紀の情報社会では、「共生欲求」という新しい価値観を加えて、国家や社会のシステムを再構築しなければならないと考えている。
菅政権の発足にあたって、指摘しておきたいことは沢山あるが、次回から「日本一新運動」の経緯などを説明した上で、これからどのように展開すべきか、志を共にするみなさんと一緒に考えていきたい。
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日本は非成長、成熟化の最先端を行ってるのにそれに気づいていない政治家ばかりなのはガッカリです。
これ以上経済成長を目指したら地球が持ちません。
民主は亀井さんの路線で行くべきです。
亀井さん立派ですよ。
福島さんもシンパシー感じます。
とにかく9月に小沢氏が動けるような環境を作っていくべきなんでしょうけどね
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いつも興味深く読ませて頂いています。ありがとうございます。
最近出版された副島隆彦・佐藤優著「小沢革命政権で日本を救え」日本文芸社の抜粋を送らせていただきます。ご一読頂ければ幸いです。
・(新聞テレビからの激しい攻撃にもかかわらず)地方のお爺さ ん、お婆さんたちは小沢一郎を支持し続けている。彼等は、「も う自民党には戻らない。戻させない」と決断している。
・小沢一郎が生き残ることが日本の国家と日本の民主主義のた めになる。
・国民よりも官僚のほうがえらいという律令制の仕組みを小沢一 郎たちが日本史上、初めて突き崩そうとしている。
・小沢一郎の口ぐせは「日本を大掃除する。汚いものをすべて
掃除するのだ」。
・今の民主党が親小沢派とアメリカの言うことを聞く反小沢派に
分裂する事態が先々起きる。
・日本で民主主義の初めての政権なのだから、ものすごいこと が起きる。そのとき、どんな状況になっても戦い抜く決意を持つ
ことが大切。政権交代が民意によって起きたという重要性を認 識しなければいけない。(ゴルバチョフ元大統領)
・小沢一郎の革命路線を守るためには協同戦線党的な国民運 動が必要。