2009.10.31 (Sat)
気になる政治関連ニュース
『晴天とら日和』 原口総務相、顧問に橋下知事ら起用へ。(原口、アンタ、何?考えているわけ!)
本当に、河村たかし名古屋市長は全く問題ないけど、橋下徹やあれだけ女性問題で騒がれている中田宏前横浜市長を起用するなんて、原口っていったい何考えてんの?気は確かか?
「地域主権改革」担当の総務省顧問(非常勤)
▽上田清司埼玉県知事
▽松沢成文神奈川県知事
▽河村たかし名古屋市長
▽橋下徹大阪府知事
▽中田宏前横浜市長
▽中村時広松山市長
▽達増拓也岩手県知事(元民主党衆院議員)
▽嘉田由紀子滋賀県知事
▽古川康佐賀県知事
▽釘宮磐(ばん)大分市長(元民主党衆院議員)
▽山田宏東京都杉並区長(元新進党衆院議員)
▽寺島光一郎北海道乙部町長
▽露木順一神奈川県開成町長
▽山本文男福岡県添田町長
ワイロ性がなければ刑事責任を問うのは難しい
(ゲンダイネット - 10月31日 10:01)
この問題で、きわめて冷静な論評をしているのが、元東京地検検事で弁護士の郷原信郎氏だ。
「政治資金規正法は、政治資金の透明性確保が目的です。その意味では、鳩山氏の違反、違法は明らかです。しかし、これまで政治資金規正法で刑事責任を問う場合、虚偽記載の金に賄賂性があったかどうかが焦点になった。鳩山氏の場合は自分の金ですから、ピンときませんね。また、寄付が母親から出ていた場合、贈与税の問題が生じるという見方もありますが、これも違います。政治団体を隠れみのにして、財産を分け与え、個人的に使わせようとしたのであれば、税務上の問題が出てきますが、お金が鳩山氏の政治団体に入り、政治資金になっているのであれば、寄付の事実が公表されていなかったという記載の問題にとどまる。贈与や相続の問題にはなりません。いずれにしても、いま、この問題は検察によって捜査中なのですから、自民党は捜査を待った方がいい。国会で追及するのであれば、捜査を混乱させないようにすることです」
(後略)
『たんぽぽのなみだ~運営日誌』 とほほさん訃報
村野瀬玲奈の秘書課広報室 : とほほさんを悼む
とほほさんのご冥福をお祈り申し上げます。
【More・・・】
ワイロ性がなければ刑事責任を問うのは難しい(ゲンダイネット - 10月31日 10:01)よりつづく
ヒステリックに鳩山を攻め立てたところで、鳩山は「捜査中なので答えられない」と言うだけだろう。それでも自民党が突っ込めば、墓穴を掘る。
自分たちだって「捜査中」を理由に逃げ回ってきたのである。
●自民党は何を攻めても返り血を浴びる
同じように自民党が追及しようとしている普天間移設問題も、自民党は返り血を浴びそうだ。
普天間の移設先を巡っては、鳩山が県外移設の可能性を否定していないし、岡田外相は嘉手納基地との統合に言及している。北沢防衛相は現行案の辺野古容認で、閣内は割れている。問題を長引かせれば、日米関係にもヒビが入る。自民がワーワー言うのは見えているが、これも本をただせば、おかしな話が出てくるのだ。
「市街地に隣接する普天間基地は危険性が非常に高い。移設の第一の目的は危険性除去でした。普天間基地にはヘリポート用、給油機用、緊急離発着用と3つの機能がある。米軍再編で沖縄に残るのはヘリポート機能だけなので、本来であれば、どこかにヘリポートを造れば済む話なのです。ところが、政府案は海を埋め立て1800メートルの滑走路を造るという。自民党政治家とつるんだ土建業者を潤すためです。長島昭久防衛政務官も今の政府案に落ち着いた背景を探ろうとしている。突っ込めば、利権の話が出てきます」(ジャーナリスト・横田一氏)
自民党は何をどう追及しても、自分のところに跳ね返ってくる。これが今国会の構図なのだ。
「予算の財源の追及もヤブヘビになるでしょうね。もともと、膨大な借金を残したのは歴代自民党政権だし、さらに今年は選挙があるので補正予算をばらまいた。税収不足も自民党政権の景気対策が効かなかったからなので、民主党政権はどんな追及を受けても自民党のせいにできるのです。鳩山首相は所信表明演説で国民という言葉を繰り返した。選挙の勝利は国民の勝利であるとも言いました。予算の組み替え、そのための国債発行も、民意を味方にしている以上、自民党は攻めきれないでしょう」(政治評論家・有馬晴海氏)
こうなると、自民党は完全に攻め手を失ってしまう。何をやっても悪あがきだ。それでなくても、国民が望んでいるのは自民党政治の膿を出し切ることと、新政権による「生活再建」だ。自民党が攻めあぐねているうちに鳩山政権も軌道に乗る。臨時国会を乗り切り、予算編成をこなせば、高度を上げて、いわゆる“巡航速度”に達する。その調子で、来年の参院選を迎えれば、自民党は完全消滅だ。
今度の国会、国民はちょっと注視した方がいい。民主党の長期政権を実感できるはずである。
(日刊ゲンダイ2009年10月28日掲載)
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【政権交代】を実現させたブロガーリスト
- 関連記事
明治政府は今でいうところの官僚にあたる武士の特権を廃止し、力を削ぐのに衆議院議員の任期の2倍近くを要しているのです。民主党政権も官僚の持つ特権を明治政府に習い段階を追って廃止していかないと掲げている政策の多くが立往生することになるので避けて通るわけにはいかないと私は考えるのです。実際に今民主党政権が直面している問題の多くは官僚が背後にいることに起因していると思います。
テレビ朝日の「朝まで生テレビ」(10月23日明け深夜)で「!激論!!若者たちに未来はあるのか!?」と題して世代間格差をテーマに議論がなされていました。堀紘一さんと森永卓郎さんのコメントが論理的で説得力があり光っていました。会場の参加者からも同様な声がありました。
議論の中で天下りが話題となり、日本郵政社長に斉藤次郎氏が起用されたことで天下り・渡りとの批判があることについて森永さんが「疑惑だらけの西川さんより100倍まし!」とコメントしました。堀さんは「亀井さんは小沢さんに胡麻をすったんだろ!」と少しさめた反応をしましたが、別のメンバーから「天下り=悪と決め付けると優秀な官僚が採用されなくなり適材適所が成立しなくなる」との趣旨の発言がありました。
郷原さんの記事で堺屋太一さんの提言を紹介しましたがそこにそのヒントがあります。もう一度掲載すると
「官僚を身分から職業にすることで「適格主義」から官民から適材を選ぶ「適任主義」に変えることができるかどうかが改革成否のカギ」
です。天下りが即けしからんとは一言も言っていないのです。
ではなぜ天下りがけしからんと言われるのかといえば
・天下り官僚が出身省庁からお金を引っ張ってきて自らの高額報酬を維持している。
・民間企業の場合、天下り官僚が官公庁事業の受注と引き替えに天下りポストを要求している。
・天下り先で人事に介入し人材を劣化、収益悪化、企業体質悪化を招いている(前回コメント:10月19日付郷原さんの記事へのコメントの引用サイトより)。
等が考えられます。上記のような事が生じる背景は官僚が身分(適格主義)であり実力主義(適任主義)でないからです。
更に堺屋さんの言葉を借りれば官僚の業績考課が事実上仲間にとっての(組織の肥大化と権益の拡大に貢献したという)評判、即ち所属する省庁の予算枠をより多く獲得したとかおいしい天下り先を多く確保したとかいった事としている点に問題があるのです。
一方、郵政トップを民間から登用すればよいかといえば西川氏の例が示すように意外と危険な場合が多いのです。
主な危険な場合は
1 背後に外資(米国企業)がいる大企業のトップ:外資の意向に影響を受ける
2 天下り官僚の多い大企業のトップ:天下り官僚の意向に影響を受ける
3 1と2の混合型の大企業のトップ:外資・天下り官僚双方の意向に影響を受ける
が想定されますが、
西川氏の場合は1かもしくはやや3に近いといったところでしょうか。また、前回コメントの引用サイトの企業(N社)は上記2にあたりそうです。
少し話がそれますが前回コメントで引用した神州の泉様の記事で引用された企業の裏情報は信憑性の非常に高いもののようです。例えば社長が「矢野ジョンイル」と呼ばれているところや、社内ブログが炎上しそうになって運用中止になったことなどが下記のサイトでも紹介されております。
http://blog.m.livedoor.jp/blv42/c?guid=ON&type=more&id=51521163
また、N餓鬼前社長が天下った独立行政法人情報処理推進機構(IPA)はどちらかというと官僚が天下りそうな組織です。したがってN社のN餓鬼前社長がN社に官僚の天下り先を確保する代わりに官僚がN餓鬼前社長にIPAのポストを渡すというバーター取引がなされたとみてよいでしょう。
これをやられると官僚の天下りの抜け道としてN社をはじめとする官僚の天下りの多い大企業が天下り官僚や役員、無能な役職者の食い物になって国際競争力の低下どころか日航の二の舞か倒産も考えなければならなくなるでしょう。
官僚のすべてが悪人のわけはないでしょう。しかし、今の天下りシステムではたとえ善良な官僚であっても自分の出身省庁の天下り官僚が天下り先に予算配分を頼んでくれば断りにくいことは容易に想像できます。
ならば純粋に優秀な官僚の頭脳を使いたいという民間のニーズと天下りの弊害の除去を両立させるには
「出身省庁と結びつきの少ない(できれば結びつきのない)民間企業に限定して官僚の転職もしくは退職後の再就職を認める。」
という制度を作って試してみればよいかと思います。
そうすると警察官僚が警備会社とか信号機や監視カメラの製造会社などに転職することも当然禁止となり、漆間巌・栄治兄弟の利権もなくなります。
しばらく試してみて抜け道を作られたなどの弊害が生じたらまた見直せばよいかと思います。
以上
はたまた自分達のやり方を壊されるという危機感からだろうか
には批判は付き物だが…
天皇陛下が政治的に関わらないのは 憲法でも決められてるので 政治に関係ない時候の挨拶程度の御言葉を述べられるのは当然のことですし国民も承知してますよ。
国会開会でも他の場面でも全部決められた御言葉より陛下の御言葉が 入ったほうがいいと思うし。 この批判ではそのくらいの自由も天皇陛下にはないという事なら その方が 天皇陛下を政治的に利用してるという事ですよ。
日本の長きに渡る自民党の官僚政治のブラックボックスが見える気がします。
岩戸をまずは少しづつ開かないといけないですね。
民主党は大変だと思いますが
岡田さんの好きなカエルさんじゃないですが
頑張って変えて行ってほしいと思います
ところでマニフェストですが、税収も落ち込んでるから私は全部やらなくてもOkと思います。そんな状況で全部やるのはそうとう無理が出てしまうのは当然だし。
とくに高速道路無料化は 一部でいいと思います。
そのために予算がかなりかかる様ですし 無理に全部やらなくていいと思います。 それに今の1000円の日でも 困ってます
最近混むから遠出できない状況です。(泣) そういう意味で 有料は 必要かなと思います。 値引きしていただければ充分な感じですね。
天皇陛下は政治的発言を憲法でしないように定められておいでです。
国会という政治の中枢でお言葉を発言するにあたり、ご自分のお言葉がもし政治的に何かしらにあった場合、大変な影響力があり、影響をおよぼさない為に内閣でお言葉をご用意しているのではないのですか?
岡田さんはそれを知っているのか知らぬのか、あまりに軽率な発言をしたので攻められて当然だと思いますよ。
政治的な御発言が出来ない陛下に国会でご自分の言葉で何をおっしゃれと?
ある意味民主党が陛下を政治的に利用しようとしたととられかねない発言です。
なぜせめられるか解らないという方は、天皇陛下という存在認識が甘いだけでは?
あまりタイムリーな話題ではないので、ブログでは取り上げませんが、岡田外相は別に注文をつけたわけではないと思われます。提案しただけでしょう。
私の意見は宇宙CATさんと同じで、天皇陛下がご自身のお言葉で語ったほうがいいと言われた岡田外相の意見は別にまちがっていないと思います。
もし、天皇がご自身のお言葉で語られたほうが、マンネリ化を打開してより多くの国民の注目を浴びたり、肯定的に受け入れられるのだったら、決められた言葉を述べるという規定を変えてもいいのではないでしょうか。
助け舟をありがとうございます。私もなぜ岡田外相があそこまで批判されたのかさっぱりわかりません。宮内庁からも反論が出ていましたが、天皇が自分の言葉で語って何が悪いのでしょうか。
しかし、ご利用の際は注意してください。
理由はこれです。 ↓
●ヤフー知恵袋●ベストアンサー下の「taro326kkさん」の回答に注目●
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027761810
原口が橋本と中田を起用をしたのと同時期に、中田と山田が参議院船に候補者を立てるのどうのと新聞に出ていますから、松下政経塾出で一派を起こしたくてしょうがないのでしょうね。
反小沢氏というより反管直人かも(笑
個人献金に関しては坂口弁護士が、方向性を見出しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/60721087.html
普天間の移転問題は、天木直人さんの意見が参考になるかも?
http://www.amakiblog.com/archives/2009/10/20/#001510
まぁ~、いろいろあり過ぎて楽しすぎてブログのほうがついていけませんが、落としどころはありますよ♪
それと「現代」はとくに日刊だとアンチ自民で有名です。
そして、郷原氏についてですが、中央公論であった堀田氏との
討論をみたほうがいいですよ。堀田氏にボロ負けでしたが。
記事にちょっと追記したのと、リンクを記事のURLに貼りなおしていただこうとごあいさつにまいりました。
とほほさんを悼む (追記あり)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1493.html
それから、ハラグチシ、ダメですね、本当に。橋下、松沢、上田、中田と似たような問題を持つ人たちを起用するなんて、人を見る目、政策を見る目が足りません。
私はいままで 天皇陛下自身の御言葉だと思ってたのでいままでの「御言葉」は 閣議決定された御言葉とは初めて知りました。
もちろん私は岡田さんの言った、天皇陛下ご自身の御言葉の「御言葉」の方が 良いと思いました。
横からですみませんでした
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091101-00000005-dal-ent
かねてから政治家転身の希望を公言している、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(35)が、地元の山口・下関市議選への出馬を考えていることが31日、分かった。(後略)
↑最初聞いた時は冗談かと思ったが記事を読む限り本気らしいので驚いている。下関といえば保守の牙城だが、やっぱり・・・
安倍昭恵さん ロンブー淳を「礼儀正しい」とホメる
http://brd.dailynews.yahoo.co.jp/SIG=11q1rt6ql/EXP=1257660366/*http%3A//netallica.yahoo.co.jp/news/55952
何だやっぱり安倍の子分になるつもりなのか。
美爾依さんは、岡田外相が天皇陛下のお言葉に注文を付けた事について、どのように考えていらっしゃいますか?
この事をブログで取り上げて下されば嬉しいです。
記事の内容とは関係のないコメントで、申し訳ありません。
郵政株式上場を主張する原口の正体が見えました。
テレビが登場させる議員なんて、この程度ですね。
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塩森恵子 『純情娘 ガテン系』 (集英社・「you」 連載中) その6
田辺真由美 『ムコ★ムコ』 (集英社 「you」 連載中) その18
『公務員の大元締めと戦う人材が必要、加えて情報発信の一極集中に固執する総務省とも渡り合える』ということらしいです。
僕に言わせれば、実際に仕事を始めないとわからないけれど。
後気になるのは、河村たかし氏。
議員特権廃止の急先鋒ですね。(それゆえに周りは付いていけなかったみたいだけど。)
地方分権を考えていくうえで、知事を起用するのはいいことですが・・・
なんでぼくの住む場所の知事は起用してくれなかったのかな?
いずれにしても、まだまだ鳩山内閣の行方を見る必要がありましょう。
細川・羽田政権の10カ月で変われなかった自民党が、今変われるとも思えないし。
(組織は成功に溺れやすく、失敗に学びにくいしね。)
少なくとも2年は我慢してもらわないと。