2009.09.17 (Thu)
鳩山政権発足

鳩山政権が正式に発足(民主党ウェブサイトより)
鳩山由紀夫代表は、16日に召集された特別国会の首相指名選挙で第93代総理大臣に選出され、同日夜、民主党はじめ社民、国民新の3党による鳩山連立内閣が正式に発足した。非自民政権が誕生したのは1993年の細川政権以来、16年ぶり。野党が単独過半数を得て、政権交代が実現したのは戦後初めて。まさに、国民の皆さんお一人お一人によって、歴史がつくられた。
鳩山内閣の新閣僚は皇居での任命・認証式を経て首相官邸で初閣議を開催。閣議後は新閣僚が揃って記念撮影に臨んだ。
それにしても、首相官邸のウェブサイトからあのダミ声太郎の顔が跡形もなく消えて、鳩山首相に一新したのを見たときには、なんとなく不思議な気分になった。やはり、日本の政治の歴史的激動のスタート地点に私たちが立っていると思うと、とても感慨深い。

鳩山内閣総理大臣記者会見-平成21年9月16日(YouTube動画)
せっかく新政権が発足したというのに、会見で記者から出た質問は、どれも悪意のある質問ばかり。少し前によく、2ちゃんねるあたりで民主党バッシングのスレで話題になっていたような子供手当ての財源だとか、西松建設だとか、最後には朝日の記者から個人献金の質問まで飛び足したときにはあきれて開いた口がふさがらなかったよ。新政権に向けての抱負とか、日本をどのように変えて行きたいかとかもうちょっとポジティブな質問がたくさんあっただろうに。
戦後初の単独過半数を得て、やっと新政権が誕生したというこの歴史的偉業に対しての祝福ムードを台無しにしたこいつらは、KY記者と命名してやろう。記者クラブ廃止といいながら、廃止しなかったからこんなことになるんだと思うよ。
読者のRevolutionさんが、なぜ記者クラブを廃止できなかったのかといういきさつをコメント欄で教えてくださったので、紹介しておこう。
ついに本格的な民主政権がスタートします。
午後6時からの首相会見で、これはさすがに残念だったんですが、記者クラブ連中の他に雑誌記者や外国人記者を会場に招いたんですけど、フリーランスの方々はお預けを喰らってしまったようでした。
なにやら大手メディアが恫喝まがいの脅迫電話を藤井氏や平野氏に執拗にしていたとかでやり方は某宗教団体を彷彿とさせるものなんだけど、今日の外国人記者や雑誌記者の会場入りは、今日だけの特別と言わずに、今後もずっと特例扱いでいいから入れてあげてほしいです。なんせ日本の国債はすべて特別国債。その悪しき前例に倣って『特別に』を恒常にしたところで文句を言われる筋合いはないことでしょう。なんせ『暫定』と『恒久』の意味を履き違えている自民党でしたから。
もう一つ残念だったのは農水大臣が筒井氏じゃなかったことと、国交省大臣が田中康夫氏じゃなかったこと。(沖縄北海道担当も鈴木宗男氏じゃなかったのはちょっと……)
でも国交省大臣に前原を起用したってことは、国交省はこれから冷や飯を食わされるって意味になると思えば、まあそれでもいいかなと。これまで利権を財務省に次いで貪ってきた連中だし。
何はともあれ、民主党丸の船出。
小泉、安部、福田、麻生という無能の船長たちとは一味も二味も違うところを鳩山首相には魅せてほしいです。
確かに、ネットメディアやブロガーなどのフリーランス記者を招待したら、かなり莫大な数になって会場に入れなくなってしまうという事態も発生したのかもしれないけれども、記者クラブの廃止を一度は口にしたんだから、いくら大手メディアから恫喝まがいの脅迫電話をもらったとしても、せめて、抽選で選ばれたメディアだけを招待するとか、記者クラブの奴らを優先するのではなく、メディア全員を平等に扱うべきだったと思う。
結局は自民党の息のかかったメディアから悪意のある質問を浴びせられて四苦八苦することになるのは鳩山首相なので、これからは本当に記者クラブ廃止に向かって動いて欲しい。
以下に、鳩山内閣総理大臣記者会見の全文を記録として転載しておく。
【More・・・】
鳩山内閣総理大臣記者会見平成21年9月16日
【鳩山総理冒頭発言】
このたび、衆議院、参議院両院におきまして、総理に選出をいただきましたその瞬間に、日本の歴史が変わるという身震いするような感激と、更に一方では大変重い責任を負った、この国を本当の意味での国民主権の世の中に変えていかなければならない、そのための先頭を切って仕事をさせていただく、その強い責任も併せて感じたところでございます。
社民党さん、国民新党さんとともに民主党、中心的な役割を果たしながら、連立政権の中で国民の皆様方の期待に応える仕事を何としてもしていかなければならない、強い使命感を持って仕事に当たりたいと感じているところでございます。
言うまでもありません。この選挙、民主党あるいは友党は大きな闘いに勝利をいたしました。しかし、この勝利は民主党の勝利ではありません。国民の皆様方が期待感を持って民主党などに対して、一票を投じていただいた結果でございます。まだ歴史は本当の意味では変わっていません。本当の意味で変わるのは、これからの私たちの仕事いかんだと、そのように感じております。
私たちは、今回の選挙、国民の皆さん方のさまざまなお怒り、御不満、悲しみ、全国各地でそのようなものをたくさんちょうだいいたしてまいりました。何でこういう日本にしてしまったんだ、こんな故郷にしてしまったんだ、その思いを私たちはしっかりと受け止めていかなければなりません。そして、そこに答えをしっかりと出さなければならない大きな役割を私たちは担わなければなりません。
すなわち、今回の選挙の勝利者は国民の皆さん方でございまして、その国民の皆さんの勝利というものを本物にさせていただくためには、とことん国民の皆さんのための政治というものをつくり出していく
そのためには、いわゆる脱官僚依存の政治というものを、今こそ世の中に問うて、そして、それを実践していかなければなりません。私たちはさまざまな仕組みの中で、脱官僚依存、すなわち官僚の皆さんに頼らないで政治家が主導権を握りながら官僚の皆さんの優秀な頭脳を使わせていただく、そういう政治を送り出していきたい。
その先には、言うまでもありません。国民の皆さんの心と接しているのは政治家である。その気概を持って国民の皆様方のさまざまな思い、政治を変える、何のために変えてもらいたいのか、その思いを受け止めて、私たちが大きな船出をしっかりとしていきたい、そのように感じているところでございます。
そのためには、今までのように、国民の皆さんもただ一票を投ずればよいんだという発想ではなくて、是非政権にさまざまものを言っていただきたい。政権の中に参画をしていただきたい。私たちが皆様方のお気持ちをいかにしっかりと政策の中に打ち出していけるか否かは、国民の皆さんの参加次第にかかっているとも申し上げていいと思います。
私たちは、そんな中で今まではマニフェストというものをつくり上げてまいりました。子ども手当問題にしろ、ぼろぼろになった年金を何とか正していく、こういったテーマにしろ、そのための財源をどうするんだ、その思いの中で、私たちは無駄遣いを一掃しなきゃならん、まずは無駄遣いを一掃するべきだ、その発想の中で行政刷新会議というものをつくり上げてまいりました。
また、国家戦略室というものもつくり上げていきたい。そして、そこによって国民の皆さん方に必ず国家的な大きな役割を、指針というものを見出しながら、国民の期待に応えてまいりたい。そのように感じているところでございます。
多分、いろんな試行錯誤の中で失敗することもあろうかと思います。是非、国民の皆様にも御寛容を願いたいと思っております。何せまだ、ある意味での未知との遭遇で、経験のない世界に飛び込んでまいります。政治主導、国民主権、真の意味での地域主権の世の中をつくり上げていくために、さまざまな試行実験を行ってまいらなければなりません。従いまして、国民の皆様方が辛抱強く、新しい政権をお育てを願えれば、大変幸いに思っております。
私どもはそのような思いの中で、連立政権を樹立をする決意を固めた次第でございます。あくまでも国民の皆様方の御期待に応えるような新しい政治をつくりたい。その思い一つで、連立政権を樹立いたした。その思いをみんなでかみ締めながらスタートしてまいりたいと思っておりますので、どうか国民の皆様方にも御辛抱の中で、御指導、御支援をいただきますことを心から祈念をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【質疑応答】
(問)
鳩山政権で当面、最も重要視する政策課題は何でしょうか。それと今、総理が言われました子ども手当などでは、依然として財源の問題が言われております。これにどう対処されるのか。それと同時に予算の執行停止などで景気の腰折れも懸念されています。この2つをどうやって折り合っていくのか。以上をお願いします。
(鳩山総理)
まず重視する政策課題でありますが、言うまでもありません。先ほどもちらっと申し上げましたけれども、マニフェスト。これは連立政権でありますから、連立政権の中では、合意をいたした中身をしっかりと実現をしていくということでありますが、民主党としては、その中での特に先ほど申し上げたような子ども手当、あるいは暫定税率の撤廃、国民の皆様方の家計というものを刺激する施策というものをまず真っ先に行いながら、今お話がありましたように、景気の先行きは極めてまだまだ見えてこない中で、国民の皆様にとって、「少しは懐具合がよくなってきそうだなと」「この政権は期待が持てるな」そう思っていただけるような施策をいち早く実現をしていくこと。ここに尽きるのではないかと思います。
そうなりますと、財源の問題が出てまいります。したがって、私たちは事業仕分けなどをしっかりと行っていくための、行政刷新会議をすぐに稼働させていきながら、いわゆる行政の無駄はないか。各省庁に対して徹底的に無駄をなくす方向で努力を願いたいと考えています。それなりのめどというものは立ちつつある状況ではないかと考えておりまして、財源の問題は私たちは、少なくとも初年度分7兆円余りでありますが、十分にめどが立つのだと確信をいたしているところでございます。
景気対策、補正予算というものを私たちは徹底的に見直さなければならないと考えております。したがいまして、予算の執行停止を求める部分もこれから出てくると思います。しかしながら、それはもう既に執行しているような地方において、地方の活性のためにお使いになっていただいているものに対しては、基本的に地域の活性化に役立つという判断であるならば、続けて執行していただきたいと思っておりますが、必ずしもそうでないもの。まだ執行が始まっていないものに対しては、大胆な見直しが必要ではないか。そのように考えているところであります。
私たちが申し上げたいのは、今、申し上げたように、もう既に地方において仕事がなされているものに対して、それを止めれば相当大きな影響が出てきかねないと思っておりますので、そこに対する配慮は行っていきながら、我々が考えていく中で、無駄だとか、あるいはもっと有効な使い道があるのではないかと思われているようなものに対しては見直して、もっと有効な手立てを構築していきたいと考えております。
(問)
総理は、今、脱官僚政治実現への強い意欲を改めてお示しになりましたけれども、これには官僚の強い抵抗が予想されます。国家戦略局の位置づけも含めて、具体的にどのように脱官僚政治を実現させていくおつもりかお聞かせください。
(鳩山総理)
まず私どもは、大臣、副大臣、政務官、いわゆる政務3役という方々にそれぞれの役所において、政治主導の立場から政策の意思決定を行っていただきたいと考えております。言うまでもありません。優秀な官僚の皆さんが国民のために頑張っていただくものに対して、それをけしからぬというすべは、私たちは持ち合わせておりません。
しかし、必ずしもそうでないものに対して、基本的に政治家が主導しながら、役所の事業というものを、むしろ政治家が主導して意思決定を行っていくというシステムをつくり上げていく。これも申し上げたと思っておりますが、閣僚委員会というものをつくらせていただいて、特にこれは幾つかの役所にまたがるようなプロジェクトに対して、閣僚委員会で意思決定をほぼ行い、最終的には閣議というもので最終決定をいたす。そこに事務次官会議というものを廃止しておりますから、必ずしも官僚の皆様方の抵抗によって大きく曲げられるということにはならないと考えております。
国家戦略局あるいは行政刷新会議の在り方も、その中で政治主導でまいることは言うまでもありませんし、特に予算の骨格というものを議論する国家戦略室、菅大臣にその仕事をお願いすることにいたしておりますが、菅大臣の大変強いリーダーシップというものを大いに私は期待申し上げたい。また、行政刷新会議は、仙谷大臣のリーダーシップを大いに発揮していただきたいと思いますし、いわゆる各省の副大臣クラスの方々にも、行政刷新会議の中での役割というものも任じていただきたい。そして、事業仕分けを始めとして、いわゆる無駄だと思われているような事業を徹底的に排除するように
政治主導で行っていきたい。そのようなさまざまなやり方を駆使しながら、いわゆる脱官僚依存の政治というものを行ってまいりたいと考えております。
(問)
鳩山総理、来年のマニフェストについては、もう7.1兆円のめどが立ったという御発言がありましたけれども、やはり来年度予算の編成というのが喫緊の課題となると思われますが、まずシーリングについてゼロベースで見直しをされるのか。それと年内編成を行うのか。そして年度内成立を目指すのか。その辺のスケジュールについては、現在どのようにお考えでしょうか。
(鳩山総理)
これは財務大臣、更には国家戦略室の菅大臣を中心に、これから早急に議論を詰めていくということが基本的なスタンスであります。私からあえて申し上げれば、当然のことながら、今までの手法というものは、ゼロベースで考え直していくということでありますので、シーリングのやり方などというものも基本的に考え直していきたいと考えておりますし、そうは言っても、このようなある意味で遅れてスタートはいたしますが、年内で編成ができるようなスケジュール感で臨んでまいりたいと、現在はそのように考えております。
(問)
国連総会に際しまして、訪米をされて、日米首脳会談も臨まれることになるんだろうと思いますけれども、日米関係を深めていくために、具体的にどのような方針で臨むおつもりなのか。連立与党の合意でも、日米地位協定の改定の転機ということを盛り込まれていますが、それについてはテーブルに乗せるおつもりはあるのかどうなのか、具体的にお聞かせ願いたいと思います。
(鳩山総理)
まだ日米首脳会談の日程がセットされることを期待いたしておりますが、どのような時間をいただけるか、まだ必ずしもわかっていない状況であります。
その上で仮定の中で申し上げるとすれば、私はまずオバマ大統領と信頼関係を構築するということが第一歩であって、今回の訪米はそういった意味でお互いに率直な意見交換をすることによって、信頼感というものを高めることが一番重要なことではないか、そのように思っております。
いわゆる日米の地位協定などの問題に関して、私どもが今、考えておりますのは、当然基本的な方針は変えるつもりはありません。この連立の中での合意のところでも改定に向けて努力をすることがうたわれておるのも事実でございます。
ただし、今回は信頼関係を醸成していくということが主眼でございますし、いわゆる日米間のさまざまな懸案問題、安全保障関係の問題に関しては、包括的なレビューというものを少し時間をかけて行うことが重要ではないか、そのように思っておりますので、このような時間をかけた中で議論を進めていくことが大事である。一番私たちがかぎに思っておりますのは、やはり信頼関係の構築だというように御理解をいただきたい。そのためには、くどいようですけれども、お互いに相手に対して遠慮しないでものを言う立場というものを築き合うことだと、そのように考えております。
日本がややもすると受身的な日米関係に今までなりつつあったわけでありますが、そうではなくて能動的な立場で、我々としてもこう考えているんだということを率直に話し合えるような関係をつくり上げていきたい、その中での結論というものを導いていくように努力をしたい、そのように考えています。
(問)
政府の拉致問題に対する姿勢をお伺いいたします。
今度の鳩山内閣には、北朝鮮の横田めぐみさんの拉致実行犯である辛光洙元死刑囚の釈放嘆願書に署名した、菅さんと千葉さんという2人の閣僚がおります。これから北朝鮮に拉致問題の解決を迫るときに誤ったメッセージを送りかねないいという気もするのですが、どうお考えでしょうか。
また、このお二人に、拉致被害者家族に対する反省なり謝罪なりを求めるお考えはありませんか。 以上です。
(鳩山総理)
私は過去の経緯というものは事実としてあろうかと思います。ただ、一番大事なことは、北朝鮮に対しては拉致問題を現実的に解決に向けて進めていくということが肝要であります。そのためにも、今回、国家公安委員長になりました中井洽大臣に拉致問題担当大臣というものを命じているところでございます。
彼が今日まで拉致問題に対して大変積極的に行動してまいったということに私は重きを置かせていただきながら、拉致問題をうまく展開させていくために努力を惜しまない、そのように考えておりまして、過去のことに関して私は今2人の大臣に問うことを考えてはおりません。
(問)
先ほどの予算編成の絡みで一点確認と、もう一点、新内閣について一点あるんですが、予算編成が当面喫緊の課題としてあるわけですが、その司令塔は国家戦略局が司令塔なのか財務省が担うのかという今後のどちらが司令塔なのか点と、もう一つは、総理が幹事長時代に西松建設の違法献金事件をめぐって「国策捜査だ」ということをおっしゃいました。
今回、政権をとられてその考えは変わらないのかという点と、法務大臣のポストを選ばれるときに、国策捜査ということの認識に立たれるのであれば、考慮された点があるのかどうかという点についてお願いします。
(鳩山総理)
まず、予算編成に関してでありますが、私は国家戦略室に予算の骨格というもの議論していただく、いわゆる詳細に対する設計というものではなくて、骨格の設計を国家戦略室にお願いを申し上げたいと思いながら、国家戦略室をつくった次第であります。
したがいまして、その骨格に対してしっかりとした骨組みから精緻な内容に仕立て上げていくのが、財務大臣あるいは財務省を中心とする役割だと任じております。ただ、双方がある意味での行政刷新会議も含めて、どのぐらい無駄遣いを削減することができるかというものに絡んでおるものですから、その三者がある意味で一体的に議論を進めながら、役割分担というものを行っていくべきだと考えております。
それから、西松建設に対して「国策捜査」という言葉を一度使った次第でございますが、私は二度は使わなかったつもりでございます。すなわち、一度使ったことに対するある種の反省の思いを含めて、その言葉を遠慮しているところでございますので、そのような立場だと御理解を願いたい。
(問)
総理が提唱されている東アジア共同体なんですが、それは今後の外交日程の中で、いつ、どういった形で国際社会に周知していくことをお考えなのか。
また、この共同体がアジア共通通貨といった総理のお考えが、アメリカではアメリカ離れとか、ドル離れを志向しているのではないかという受け止め方もされているようですが、こういったことに対してどのように答えられるか。
(鳩山総理)
御案内のとおり、ある意味での友愛という精神がスタートラインでありまして、それがEUにおいては共通のユーロという通貨まで展開をしていったということでございまして、ある意味でかなり体制も違う国々もあるわけではありますけれども、アジアにおいて、特に東アジアにおける共同体というものを中長期的に見て構想することは、私は正しい道のりだと考えております。
その発想は決してドルというもの、あるいはアメリカというものを除外するつもりではありません。むしろ、その構想の先に私はアジア太平洋共同体というものを構想するべきだと思っておりまして、アメリカ抜きで必ずしもすべてできると思ってもおりません。このような構想はできるだけ早い時期に、すべてどこまで詳細にお話しするかということは別にいたしまして、何らかの形で今度国連でも演説をする予定でもございます。
そのような中で、頭出しくらいはしてみようかなと考えているところでありますが、まだそこのところは詰めている状況ではありません。
(問)
個人献金問題についてお伺いします。
個人献金問題を鳩山総理は説明責任を十分果たしたという立場を一貫してとられていますが、臨時国会等で野党の厳しい追及を受けるのが必至だと思います。個人献金問題を抱えたままでの政権運営の影響についてと、今後の新たな説明のお考えがあるかどうかについて、お願いします。
(鳩山総理)
この問題に対して、国民の皆様方にいろいろと御心配をおかけしたことをおわび申し上げながら、私なりに修正あるいは訂正をいたしたところでございます。
なかなか国民の皆様方には御理解をいただいていないことは事実だと思っておりますので、それはもっと説明を尽くす努力はしてまいりたいと思っておりまして、今後の展開というものもさまざま考えながら、私なりの思いを国民の皆様方にできるだけ正確に正直にお伝えを申し上げて、御理解を深めていただきたいと、そのように努力をいたしたいと思っています。

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発足 |
鳩山内閣総理大臣記者会見 |
記者クラブ廃止 |
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子供手当て |
財源 |
脱官僚政治実現 |
鳩山内閣の記者会見は本当に素晴らしかったと思います。☆☆☆
え?こんな時間に記者会見してるの?と何も知らずにテレビのスイッチを入れたのでそう思ってしまいましたが。いろいろ予定が押してその時間になったのですね。
会見も日付が変わったあたりから乗ってきた感じがありました。政権交代でいままでの日本を根本から変えて良くして行こうという力強い意志と自分の言葉で語る(原稿にたよらず)大臣の方々の言葉に大変好感が持てましたし本当に感動しました。私は民主党連立政権には予想以上に良い人材が揃っているのだな!と思いました。各閣僚共に言いたいことがはっきり分かる(いままでも当然そうあるべきなのですが…)いままでにない素晴らしい記者会見に 政権交代したんだなあという実感が湧きました
正直な感想です。
日本人KY記者が目立ったのにはガックリでした。記者から何回も何回も「事務次官による政策記者会見を廃止について」質問があったが
やはり閣僚方皆言われたように官僚主導を変えて行くのだから当たり前ですよね!
記者らもあれだけシツコク何回も各大臣に聞いたのだから 納得するはずだと思いますが?
よほど記者クラブにとって打撃なのかなと思いました。余りにしつこ過ぎるKYな質問だったで。異様な感じさえしました。
※訂正
今朝、先にコメントを書きましたが携帯で焦って書いたので…官僚主導を官僚指導と変換間違えしてしまいましたので訂正しますm(__)m
宇宙キャット
なんかとりあえずなんか不祥事を起こしてるイメージを定着させたくて言ってるような感じで、本当意味わかって言ってるのかなって気がしますね。
説明が不十分だと国民の大多数が思っていたら、選挙で大勝なんてしないでしょう。
少なくても国民への説明としては一定の禊は済んだと思います。
それよりも自民党議員への追求が結局まるでなされなかった事をほとんど疑問視せず、民主批判キャンペーンだけを行ってきたマスコミの説明が聞きたいです。
記者クラブ開放に関しては残念ですが、これはすぐ切り替えられる事なのか、徐々に行われる事なのかという問題もあると思うので、今しばらくは冷静に見て行きたいと思います。
ただ、もし今後も記者クラブという制度を見直すことなく、政権維持のために依存する事になれば、その時は返し刃が待ってると思います。
だいたい、先週に閣僚選ぶはずが小沢氏の横やりを受け入れて今日まで遅らせて、さらにはいきなり「失敗しても寛容に」なんて新入社員でも言いそうにない発言を行うような新首相をどう祝えと。
特に、子供手当の財源など、国民が一番知りたいことでしょう。場合によっては、家計を直撃しかねない案件なのですから。特に、子供がいない家庭や独身者にとっては確実に増税に直結しますしね。
だいたい、これらの質問がおかしいというのなら、「質問がおかしい」ときっぱり言い切り納得させるのも首相としての器ではないでしょうか。
難産の末翌日17日に
閣僚の会見を終えて
鳩山内閣が実質 世の中にデビューした感じですね
17日は大安でお日柄もよろしいようでおめでとうございます
16日は仏滅だったが
これも縁起を担ぎたがる人が多い自民の最後の民主党への意地悪かなと思ったね。
だけどKY記者らのおかげ?で 時間がどんどん伸びていき とうとう会見は16日中に済まなかった。
岡田外務大臣が話してる時には12時をとうに越えて 翌日17日になってましたね。
会見を深夜なのに最後まで見れたのは すべての大臣の言うことが いままでの自民党政権の時と全く違って 分かりやすく ちゃんと言ってることが分かる会見だった。
だからねむらずに最後まで見れました。
いままでの自民党政権の会見だったら
大抵みな奥歯にものがはさまったような言い回ししかしないし 難解な用語ばかりの原稿読みで 聞きたい気持も起こらなかったろうが
翌日の昼NHKニュースでも
会見では各閣僚は自分の言葉で語っていた と 記者が感想を述べていた。
久々に聞いてて良く分かる会見でした。
外国メディアも翻訳しやすいのではないでしょうか (笑)
いままではお気の毒に翻訳は苦労したと思います。 自民だと 日本人でも言いたいことが分かりずらい表現ばかりだったなぁ(過去形)(笑)
しかし 日本人記者の KYが目立ちました。何度も 事務次官による記者会見の廃止について 聞いた。やはり なんか恨みでもあるんですかね
私は5回位は聞いた気がします
時間が押して 質問は限られてるのに 同じ質問を繰り返す おバカ記者
でも なぜ事務次官による記者会見が 不必要か 良~く分かった のでした。
官僚が政策について
記者会見で勝手にしゃべるようでは 当然いけないのですよね
いままで官僚指導だったのを 変えたから当然のことです。
何度も何度も同じこの質問をされるので 各大臣もうんざり気味でした。
聞いてるほうも呆れました。
日本のマスコミのレベルは 低いとしか言えない。
http://www.j-cast.com/2009/09/17049915.html
やはり、藤井と平野がガンなようです。
まだ、発足して間もないのですから、今の時期のゴタゴタなら国民は納得してくれるでしょう。
鳩山総理の英断を期待します。
これは無理でしょうね。たかだか漢字の読み間違いに狂喜乱舞するレベルですから。
>西松問題も故人献金も国民はそれを百も承知で民主党を選んだんだから誰も関心を持っていないという証明。
では郵政民営化も同じと言う事ですか?小泉圧勝でしたが。
>署名無しのメディアなりネット媒体で「匿名」と
これは私の事でしょうか?
【田中康夫 にっぽん改国】
権限と決断を霞が関から永田町へと奪取せよ
自公連立政権に期待し、支持し続けた善男善女が渇望していたのは、
「福祉の充実」であった筈(はず)です。
然(さ)れど、この10年間、福祉は切り捨てられてきました。
より精確に述べれば、ハコモノ公共投資としての
福祉行政は全国津々浦々で展開されたものの、
“人が人のお世話をして初めて成り立つ”21世紀型の
「労働集約的産業」としての福祉・医療・介護・教育の人的充実は、置き去りでした。
「厚労族」を自任していた小泉純一郎は何故、福祉の切り捨てを行い得たのでしょう?
それは、福祉に留まらず、医療も介護も教育も、
国民一人ひとりの個人に提供される領域だからです。
縦(よ)しんば、サービス低下に憤りを感じても、
示威運動を展開するには至らぬ“去勢”された無党派層に高を括(くく)り、
他方で公共事業の入札制度や外郭団体の補助金に
メスを入れる気概を持ち合わせませんでした。
それらは、背後に控える業界や団体の既得権益を脅かす行為だからです。
大きな組織の都合ではなく、小さくとも確かな人間の希望に根差した政治の実現。
言うは易(やす)し・行うは難しな「改国」を敢行するには、
人事・予算・方針の権限と決断を、霞が関から永田町へと奪取せねばなりません。
それらは何れも、企業活動に於いては、孤独を乗り越え、
信念を抱いてトップマネジメントが指針を示し、断行せねば、変革は為し得ません。
にも拘(かかわ)らず、失業保険なる保障が存在せぬ、
即ち解雇や倒産とは無縁の公務員制度の中で生きる人々は、
前例踏襲の則(のり)を逸脱しない事こそが、望ましき人生と信じて疑わないのです。
脱ダムは脱ムダ宣言。が、群馬県の山中の八ツ場ダム計画を中止したなら、
下流域の水甕(みずがめ)は払底する、と早くも埼玉県知事が牽制し、
代替案無き夢想だと記者クラブの面々も煽(あお)る展開です。
ダム建設ありきへと導く「貯留関数」に象徴される旧来的学術理論を撃破し、
更には洞察力に富む建築家を筆頭に建設予定地の、
新しい公共事業としての地域再生を具体的に提示する
智力と胆力を併せ持つリーダーシップの下に断行せねば、
「1940年体制」としての官僚統治の溶解など到底、能(あた)わずなのです。
ネットから。
【自民腐敗政治“負の置き土産”】
630兆円がつぎ込まれる公共事業
●世界でも突出する対GDP公共投資比率
「米国の半分以下の人口と4%の国土面積しかない日本が、
米国の年間使用量と同じ分のセメントを使い、
公共事業費は米国国防費を上回る」――。
米紙ニューヨーク・タイムズが驚愕(きょうがく)した日本の公共事業。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、
日本のGDP(国内総生産)に占める公共投資比率は約4%で、欧米の約2倍だ。
ムダな公共事業はなぜ、なくならないのか。
日本の公共事業は1950年の「国土総合開発法」が発端だ。
この法律に基づき10年ごとに「全国総合開発計画」(全総)がつくられ、
道路や上水道整備などが進んだ。
投資額が一気に膨らんだのは90年代に打ち出された「公共投資基本計画」。
10年余りで総額630兆円をつぎ込む“総額ありき”のドンブリ予算で、
事業を主導したのは官僚だ。
東京都市大学教授で、国内外の公共事業施策に詳しい青山貞一氏が言う。
「公共事業は着工に入るまでさまざまなプロセスを経るが、
形式だけで、途中で見直されるケースはほとんどない。
計画再考や中止で責任を問われるのを避けたい官僚が
“自己保身”で事業を進めてしまうからです。
事業が一度始まると中止させる現実的な手立てはなく、
工事自体が目的化して浪費が続く。これがムダな公共事業が増えた要因です」
“止まらない公共事業”の代表格とされるダム。
国交省が所管する計画中のダムは143カ所、総事業費は約8兆円にも及ぶ。
民主党政権が中止を打ち出す八ツ場ダム(群馬)。
52年当時の目的は治水・利水だった。
しかし、近年は大規模な洪水被害はなく、
利水需要でも、利用予定の東京都の場合、
一日最大配水量は78年の約645万トンから、
2007年は505万トンと2割以上も減った。
もはや当初の目的は失われつつあるのに、
事業費は計画時の2110億円から約4600億円と膨らむ一方だ。
●直轄国道14路線駆け込み認可
「長崎の諫早湾干拓事業でも、
事業目的が農業や防災とクルクル変わり、費用が膨らんだ。
八ツ場ダムも同様で、今や“無目的ダム”なのに事業だけが続く。
こうしたケースを防ぐには、役所が関与しない第三者機関が、
計画段階から費用対効果をきちんと審査し、
事業可否を見極める仕組みをつくり、
たとえ着工済みであってもストップさせることが重要なのです」
本来はこうした“官の暴走”を止めるのが政治家の役割だ。
しかし、自民党の政治家は官僚と癒着して公共事業を「集票」に利用。
「道路族」と呼ばれる政治家たちは、
年間約5兆円の道路特定財源(09年度から一般財源化)を使い、
地元選挙区でロコツな利益誘導政治を展開してきた。
今年7月には、国交省が整備を凍結した12道県の直轄国道18路線のうち、
9道県の14路線の解除を打ち出し、“衆院選前の駆け込み復活”と議論を呼んだ。
「もともとは政治家が官僚に政策を丸投げしたことから、
こうしたムダな公共事業が始まったと言っていい。
これが日本の資産を食いつぶし、
次世代にも大きな借金を残すことになったのです。
今後は官僚任せでなく、きちんと立法できる政治家が求められており、
民主党政権が脱官僚にどこまで踏み込めるかが注目です」
民主党はマニフェストで、大型事業の見直しで1.3兆円の削減を掲示している。
利権政治を終わらせば、財源なんていくらでも出てくるのだ。
ネットから。
自民党の復活なんて誰も望んでいないし2度とはい上がる必要もないし、
自民党には年内には解党してもらいたいです。
2大政党は民主党と共産党、民主党とみんなの党で良いですし、
民主党と自民党の2大政党なんて誰も望んでいない。
腐りきった自民党政治と腐りきった自民党支持者に印籠を渡す、
本当の民主主義の政治の始まりです。
受け皿の“官製”天下り法人の廃止と特別会計の見直しが急務
●「天下り」血税年間12兆円
自民党が長年看過してきたのが、官僚の「天下り」問題だ。
最近では「天下り根絶」を訴える民主党政権の誕生を
予想した複数の次官経験者の“駆け込み”天下りも相次ぎ発覚。
鳩山政権は霞が関の悪弊をどこまでブチ壊すことができるのか。
国家公務員の退職者のうち毎年、
2割余りに当たる約4000人が出世競争から外れ、早期退職する。
この“身分保障”には巨額の税金が伴う。これが天下りの最大の弊害だ。
天下り問題に詳しい元共同通信記者でジャーナリストの北沢栄氏に聞いた。
「システムが機能するには、安定して高給が得られる再就職先が必要です。
上場企業はともかく、倒産の可能性がある民間企業では誰も早期退職に応じないからです。
そこで各省庁が利用したのが、所管の特殊法人や独立行政法人(独法)。
“公益”名目で国の事業をほぼ独占受注できて安定的に補助金や交付金が入る上、
役員報酬も自由裁量で決められるからです」
自民党は橋本政権から公務員改革を掲げたものの何ら進捗(しんちょく)ナシ。
「選挙区の公共事業予算を削られるのを恐れた族議員らが、
官僚と一緒に猛反発したためです。
この政官の癒着構造が天下りを助長させ、
天下りを重ねて億単位の巨額報酬を得る『渡り』を横行させる結果となったのです」
●カネの流れを断ち切れ
「日本躾の会」(内閣府所管)、「日本毛髪科学協会」(厚労省所管)、
「雪センター」(国交省所管)……。
国家公務員が天下りした法人・人数は06年度、約4700・約2万8000人。
多くが中央省庁が所管する特殊法人や独法などで、
これらの法人の理事や理事長はほとんどが年収1300万~2000万円と高給だ。
交付金は国のGDP(国内総生産)の約2%に相当する
年間約12兆6000億円にも達する。
「09年度補正予算でも、約2兆8500億円が
天下り法人向けだったことが判明したほか、
約7000億円が盛り込まれた『緊急人材育成・就職支援基金』は、
基金を管理する『中央職業能力開発協会』と、運用する『雇用・能力開発機構』が、
ともに厚労省所管の天下り法人だったのです」
今や天下り根絶は財政再建の視点からも喫緊の課題だが、
民主党政権で本当に見直しは進むのか。
「受け皿となっている独法などの見直しとともに、流れるカネを断つことが重要です。
特に『官のサイフ』と呼ばれ、
一般会計の5倍近い約180兆円の予算(純計ベース)を
持つ特別会計の見直しは欠かせないでしょう」
一例が、約600億円の建設費をかけたものの、
赤字続きで廃止が決まった「私のしごと館」(京都)だ。
建設は天下り法人の「雇用・能力開発機構」だが、
建設・運営費は「労働保険特会」だったのだ。
こうした例は他にもゴロゴロあるとみられ、
特会から天下り法人に流れるカネを徹底的に洗い直す必要がありそうだ。
【省庁所管の主な独立行政法人】
《厚生労働省》
◇省庁名/法人名/国からの交付・補助金(予算/億円)/法人の長の年収(万円)
◆勤労者退職金共済機構/110億円/1,994万円
◆高齢・障害者雇用支援機構/447億円/1,712万円
◆福祉医療機構/672億円/1,686万円
◆雇用・能力開発機構/1,098億円/1,810万円
《農林水産省》
◇省庁名/法人名/国からの交付・補助金(予算/億円)/法人の長の年収(万円)
◆森林総合研究所/441億円/1,707万円
◆農畜産業振興機構/1,091億円/1,930万円
《経済産業省》
◇省庁名/法人名/国からの交付・補助金(予算/億円)/法人の長の年収(万円)
◆新エネルギー・産業技術総合開発機構/2,167億円/1,983 万円
◆産業技術総合研究所/642億円/2,339万円
《防衛省》
◇省庁名/法人名/国からの交付・補助金(予算/億円)/法人の長の年収(万円)
◆駐留軍等労働者労務管理機構/37億円/1,921万円
《環境省》
◇省庁名/法人名/国からの交付・補助金(予算/億円)/法人の長の年収(万円)
◆環境再生保全機構/280億円/1,617万円
*交付・補助金は08年度計画 *年収は08年度に支給された総額
ネットから。
でも,臨死体験とか,不思議な経験をしたと言った発言をわざわざ引っ張り出して,攻撃材料にするのって,まるでネットゴキみたいですね(笑)
そして誰とは言いませんが、この期に及んでまだ悪あがきしている連中もしかり。
皆まで言いませんが、悪意に満ちた物言いは言えば言うほどかえって言ってる本人の評判を落としがちです。その辺をわかってなかった自公は自身の悪意と増長が故に生じた傲慢さで歴史的失態を犯した事実はきちんと学ぶべきです。
あと署名無しのメディアなりネット媒体で「匿名」と名乗れば悪態し放題しと思ってたら大間違いでしょう。そうゆう行為があまりにも露骨極まると、より可視性の高い規則なり締め付けが行われる事にもなりかねません。
頭のかわいそうな方達が勝手に自爆する分には大いに結構なんですが、今のネット社会の恩恵を享受する人間にまで不都合をもたらすような馬鹿な真似は慎んで欲しいものです。
最後に新閣僚挨拶を見ていた人は知ってるはずですが、仮にも相手に何か聞くにあたっては名乗りと所属先ぐらい言うの社会的に見ても当たり前のはずなんですが、どうもメディアの皆様におかれましては、そうゆうルールすら守らない、いや守れないお歴々ばかりのようで正直恥ずかしいです。
メディアにもOBですが日経BP出身の長妻大臣、残念ながら衆院選落選の保坂さんをはじめ心有る人はいるのは確かなんですが、残念ながらアレな連中の品位を疑われる記事なり言動が目に付く点がまったくもって残念です。
…でも、望むべくもないかな?
個人的には、少し期待をしていた事もあり、ちょっと残念でした。でも、総理大臣になったのは、昨日の事で、すぐにいろいろ始めるのは、セキュリティーの問題もあって難しかったかも知れません。今後に期待したいと思います。
ちなみに、今回の会見について、記者クラブ解放の観点から、いくつか触れられているものがありますので、ご参考までに。
「週刊上杉隆:非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆」
http://diamond.jp/series/uesugi/10094/
「日経ビジネス:鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090916/204933/?P=1
「ビデオジャーナリスト神保哲生 official blog」
http://www.jimbo.tv/
神保さんのブログには、朝日ニュースター「ニュースの深層」における神保哲生さんと上杉隆さんの対談の画像へのリンクもあります。
http://www.jimbo.tv/commentary/000580.php
カナダの旧政権与党「カナダ保守党(保守進歩党)」の前例のように、自民党の与党復帰は現時点ではかなり困難と言わざるを得ないでしょう。
既得権益、米国からの「年次改革要望書」など前政権までの暗部を取り払うと共に、各省庁の官僚主導構造をコペルニクス的転換し、国家の具体像を鳩山政権には示してもらいたいものですね。
私、間違えておりました。お詫び申し上げます。
情報ソースはこちらなのですが、
http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/09/post_90.html
脅迫まがいの電話を受けていたのは鳩山首相を始め、民主党の議員、側近、秘書と多岐に渡っていていたようです。
(とりあえずこの論調からですと)平野氏、藤井氏は被害者ではなく、むしろ加害者のような感じでした。重ねてお詫び申し上げます。
とりあえず記者クラブ制度の廃止はもうちょっと(と信じたい^^;)後になりそうなんですけど、上杉隆氏の質問に対する当時の小沢代表が言った「わたしは政治も行政も経済社会も、日本はもっとオープンな社会にならなくてはいけない。ディスクロージャー、横文字でを使えばそういうことですが、それが大事だと思っております。これは自民党の幹事長をしていたとき以来、どなたとでもお話をしますよということを言ってきた思いもございます。そしてまた、それ以降もとくに制限はまったくしておりません。どなたでも会見にはおいでくださいということを申し上げております。この考えは変わりません」という録音テープがあれば、という気はします。
The Journalに鳩山総理が『わがリベラル・友愛革命』(という文面か動画かは忘れましたが)を本当に本人が送ったのであれば、ぜひ、フリーランスの方にも記者会見を開放してほしいものです。まずは抽選でもいいから。
もう大手メディア日本人記者の低レベルな質問は聞きたいとは思わない。雑誌、フリーランス、外国人記者の的確で鋭い質問に対する答えを聞きたい。
西松問題も故人献金も国民はそれを百も承知で民主党を選んだんだから誰も関心を持っていないという証明。国民の関心が無いことを聞いてどうするんだ、とか思う。
国民は、これからどういう風に政治が変わるかを見ているのだから、発足の記者会見なんだし、美爾依さんの言うとおりで、抱負や場を和ませることを聞く方が当たり前。揚げ足取りは別の場でやればよし。
ちなみに財源については予算を組み替えてから判明する話であって、今、質問したところで答えなんて出るわけがないと思います。これから国庫の中をひっくり返すんですから。
それを記者が理解していないのか?と本気で眉をひそめました。
>当たり前の質問でしょう。
国民の視点に立てば、子供手当ての財源は全く関係ないこと。国家予算を組み替えれば出てくる話。
西松建設の問題も、利益斡旋がないことが明白になった以上、国民には何の関係もない話。裁判で勝手に争えばよい問題。
個人献金の問題も、他人の金を自分の金にしたような話ではなく、追求する意味がない話。刑事上の問題があれば検察が不起訴にすれば話は終わる。
興味本位で聞いてみるのであれば、就任会見でないとき聞けばよい。
就任会見にふさわしくない質問をしている意図は、記者クラブを無くすと、さらに意地悪な質問をするという脅しの意味しかありません。
当たり前の質問でしょう。
>もうちょっと他に質問することたくさんあっただろうに。
たとえばどんな質問でしょうか?
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既得権益を持つメディアに屈してはならぬ(国民は官僚の記者会見禁止を支持)
【鳩山政権発足】「革命的な変革」実現目指し、全力を尽くすべきだ!【高支持率】
手塚治虫 『BLACKJACK』 文庫版16巻 (秋田文庫)
警備上の問題で、フリーランスをそう簡単にはいれさせないですよね。
それと、西松と故人献金は仕方ないんじゃないですか?
個人献金は捜査が始まったので仕方ないと思います。
ミニーさんはアメリカのようにハニムーン期間が鳩山政権にも
必要だと思いますか?みのもんたと古館は早速支持を表明しましたが、正直違和感がありますね。