2009.08.22 (Sat)
Stoney Ridge Wineryでの出来事:ワインとチーズ

庭からとってきた黄色いバラと白いアジサイ
昨日は、再びワイナリーに鹿の赤ちゃんがやってきた。いつも最初に見つけるのが、ワイナリーの中にあるチーズ・ショップを担当のアン。今のワイナリーは、アンからチーズ・ショップを買い取り、アンもついでに雇われたってわけ。アンはチーズ・ショップを長年経営していただけあって、ものすごく痩せているんだけど、コレステロールがオンタリオ州でも最も高いそうで、大学のコレステロールの研究に協力しているほどだ。コレステロール値を聞いてみたら、確かに私よりも高かった。アンによると、そんなにコレステロールが高いのは、遺伝とタバコが原因らしいけど、その他に、チーズをたくさん食べたからかもね。コレステロールを下げる薬をかれこれ20年ほど常用しているらしい。
驚くことにタバコを吸うとコレステロールが上がるらしい。そういえば、私が行ったクリニックのドクターもそんなことを言っていた。父も私もタバコは全く吸わないけど、祖母が吸っていたので、そこから遺伝したのかもしれない。その後、コレステロールの検査は、7月の上旬に済ませたのに、検査の結果について何の連絡もない。きっとコレステロールの値が下がったから何の連絡もないのだと思うけど、電話で結果くらい教えてくれてもよさそうなものなのに。
このワイナリーのチーズ・ショップには、スイス、フランス、イギリス、スペイン、ポルトガル、アイルランドなど世界中から輸入されたチーズから地元のチーズまでかなりの種類が揃っている。チーズについてはあまり詳しくなかったけれども、最近ではとても詳しくなってきた。みんな試させてもらったけど、どれも本当においしい。特にワインと合わせると、最高。こんなにおいしいチーズとワインに囲まれて、私のコレステロール値は今後どうなってしまうのだろうか(汗)。
前回は、2階のデッキにいたときに、鹿さんがやってきたんだけど、今回は、1階のワイン・バーにいたときにやってきた。そして、驚くことに、今回は、鹿の赤ちゃんが2頭一緒にやってきたのだ。

アンの知らせを受けて、スタッフやお客さんと鹿のベイビーをそっと扉から除いているところ
【More・・・】
先日見たよく肥えた鹿さんはやっぱりお母さんだったのかも。
2頭とも、先日の鹿さんよりも少し小さめな感じ

地面に落ちた姫りんごを食べているところ

この後、物音に驚いて逃げてしまった
そして、逃げた林の方を見ると、なんと、もう一匹赤ちゃんがいた。でも、その一匹は絶対に近寄ろうとしなかったので、写真は撮れなかった。ざんね~ん。
せっかくなので、どのワインにどのチーズが合うかなど、少しだけ紹介したい。比較的日本でも手に入りやすいチーズをやわらかいチーズからだんだんと固いチーズ、そして、ブルーチーズの順で紹介する。
ブリ
白ワイン: 樽仕込みのシャルドネ、グヴルツトラミナ、ピノ・グリジオ、ソヴィニョン・ブラン、ヴィダル
赤ワイン: メリタージュ(ボルドーブレンド)、カべルネ・ソヴィニョン、ガメイ(ボジョレイ)、メルロー
その他: シャンパン
カマンベール
白ワイン: リーズリング、その他はヴィダルとシャンパンを除きブリと同じ
赤ワイン: シラーズ、その他はブリと同じ
ハヴァティ
白ワイン: シャルドネ、ピノ・グリジオ、リーズリング、ソヴィニョン・ブラン、ヴィダル
赤ワイン: なし
その他: シャンパン
ゴートチーズ
白ワイン: ピノ・グリジオ、リーズリング、ソヴィニョン・ブラン
赤ワイン: メリタージュ(ボルドーブレンド)、カべルネ・フラン、カべルネ・ソヴィニョン、ガメイ(ボジョレイ)、メルロー、ピノ・ノアール、シラーズ
その他: シェリー
スイスチーズ
白ワイン: 樽仕込みのシャルドネ、リーズリング
赤ワイン: バコ・ノアール、ガメイ(ボジョレイ)
その他: ロゼ
オールド・チェダーチーズ
白ワイン: 樽仕込みのシャルドネ、グヴルツトラミナ
赤ワイン: メリタージュ(ボルドーブレンド)、カべルネ・ソヴィニョン、ガメイ(ボジョレイ)、メルロー、シラーズ
ブルーチーズ(スティルトン)
白ワイン: ソヴィニョン・ブラン
赤ワイン: バコ・ノアール、メリタージュ(ボルドーブレンド)、カべルネ・フラン、カべルネ・ソヴィニョン
その他: シャンパン、アイスワイン、ポート、シェリー
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美爾依(みにー) |
2009.08.24(月) 22:23 | URL |
【編集】
美爾依さん
サンドされているのは、野菜を焼いた灰なんですね。
シニアスタッフに聞いても、何の灰かは、知らないって言われただけだったので。。。
勉強になりました。
ありがとうございます。
サンドされているのは、野菜を焼いた灰なんですね。
シニアスタッフに聞いても、何の灰かは、知らないって言われただけだったので。。。
勉強になりました。
ありがとうございます。
いちごおじさん |
2009.08.24(月) 08:21 | URL |
【編集】
いちごおじさん、
ドワニエ(le Douanier)
http://www.fromagesdici.com/www/douanier_en.asp
はうちのワイナリーにもおいてあります。オカもそうですが、ケベック産のチーズはおいしいですね。
ドワニエは、朝絞ったミルクと夕方に絞ったミルクからできた2種類のチーズの間に野菜を焼いたできた灰がサンドされたものだとうちのワイナリーのチーズ担当のアンが言ってました。もっとも、朝取れたミルクからできたチーズと夕方にとれたミルクからできたチーズはいくら食べ比べても違いがわかりませんでしたが・・・(笑)。うちのワイナリーにはガメノワールがないので、今度ガメイと一緒に合わせてみましょう。
ブルーチーズは甘めのアイスワインやレイトハーベストなどとよく合いますね。その中でも特にまろやかなリースリングとぴったりでしょうね。
ドワニエ(le Douanier)
http://www.fromagesdici.com/www/douanier_en.asp
はうちのワイナリーにもおいてあります。オカもそうですが、ケベック産のチーズはおいしいですね。
ドワニエは、朝絞ったミルクと夕方に絞ったミルクからできた2種類のチーズの間に野菜を焼いたできた灰がサンドされたものだとうちのワイナリーのチーズ担当のアンが言ってました。もっとも、朝取れたミルクからできたチーズと夕方にとれたミルクからできたチーズはいくら食べ比べても違いがわかりませんでしたが・・・(笑)。うちのワイナリーにはガメノワールがないので、今度ガメイと一緒に合わせてみましょう。
ブルーチーズは甘めのアイスワインやレイトハーベストなどとよく合いますね。その中でも特にまろやかなリースリングとぴったりでしょうね。
美爾依(みにー) |
2009.08.23(日) 11:01 | URL |
【編集】
チーズとワイン最高ですね。
勉強になります。
おいらの働くワイナリーでも、チーズとワインのペアリングを楽しんで頂けるプログラムを実施しています。
最近のおいらのお気に入りは、ドワニエという中央に灰がサンドされているケベック産のチーズ、ガメノワールのクローンで作ったワインのペアリングです。
そして、ブルーチーズとリースリングアイスワイン、または、リースリングレイトハーベストのペアリングです。
勉強になります。
おいらの働くワイナリーでも、チーズとワインのペアリングを楽しんで頂けるプログラムを実施しています。
最近のおいらのお気に入りは、ドワニエという中央に灰がサンドされているケベック産のチーズ、ガメノワールのクローンで作ったワインのペアリングです。
そして、ブルーチーズとリースリングアイスワイン、または、リースリングレイトハーベストのペアリングです。
いちごおじさん |
2009.08.23(日) 09:52 | URL |
【編集】
●日本の衆議院選挙向けに小型戦術核搭載巡航ミサイルが北朝鮮に設置完了???
CHECK MATE!!
どうやら王手が掛かっているようです。
最後のダメ押し:日本の衆議院選挙向けに小型戦術核搭載巡航ミサイルが北朝鮮に設置完了???
日本を守る自民党です(マンセー!!)100議席以下でも50議席以下でもかまいません。一人でも多くの外資族議員を生き残らせてください。最後のお願いです。(WWWWW∞)
豚インフルエンザ菌も、予防薬として配布(ばらまく)予定ですが、なにか。。。?
Well, why don’t you try us, then? ;-) ∞
(Pls see“The Cassandra crossing” directed by George P. Cosmatos in 1976)
(以下、『行政調査新聞』より抜粋引用:秀逸な分析なので是非下記URLで全文読むことをお勧めします)
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=95:2009-08-21-11-04-38&catid=40:2009-07-09-03-16-55&Itemid=62
■〔引用開始〕
2009年 8月 21日(金曜日) 20:03
【激変の序章が始まった】
7月12日に、EUのソラナ事務総長(兼安保上級代表)が厳しい口調でイスラエルを非難する演説を行った。「イスラエルとパレスチナの交渉が成立しなくても、期限が来たら、国連はパレスチナ国家を正式な国連加盟国として受け入れるべきだ。同時に安保理は、イスラエルとパレスチナの国境線をどこに引くか、難民処遇をどうするか、エルサレム問題にどう対応するかを言及すべきだ」。
イスラエルの同意など不要で、国連主導でパレスチナ国家創設に踏み切るべきだとする強烈な意見だ。これは米国オバマ政権が対イスラエル政策を歴史的に大変換したことに対する、EUとしてのオバマ支持表明と受け止めることができる。
その翌日の7月13日、イスラエル軍艦の部品交換などに、英国政府が応じない措置を決定したとイスラエル紙「ハーレツ」が報じた。昨年末から今年初めにかけて、使用目的を明らかにしないまま、英国が供給した軍艦をイスラエル軍が戦闘に投入したことがその理由だと説明されている。その表面的理由に意味はなく、この措置の本当の意味は、英国がイスラエルと距離を置き、見放すことを決定したということだ。
翌14日、イスラエル海軍の艦艇が二隻、スエズ運河を紅海に向けて通航したとエジプトが発表した。その直前にも、核弾頭を搭載可能なドルフィン級潜水艦が通航しているが、これは英国との関係がどうあれ、イスラエルはイランを攻撃する意思があると世界に誇示しているのだ。いや、誇示するどころか、本気でイランに対する先制攻撃を行うつもりがあると推測できる。
(中略)こうした状況下の7月下旬、地中海に繰り出していたロシアの艦艇が、修理を理由にシリアの海軍施設に入港している。シリアに対するロシアの軍事的介入の力量を示すことで、イスラエルを牽制しているのだ。イスラエルがイランを攻撃する場合には、ヒズボラやハマスを叩くためにレバノンを攻撃し、同時にシリアに対しても軍事行動の矛先が向けられる可能性が高い。ロシアはこうした動きに備えているわけだ。
(中略)7月22日には、“平和の使命2009”と名づけられた、中国とロシアの合同軍事演習が行われた。その中心舞台は中国の東北部で、期間は5日間。演習の主題は“対テロ戦”。中国政府は新疆ウイグル自治区で起きた暴動を「国内外の反動勢力が画策したテロ」と位置づけている。
中国だけではなく、中央アジア全域に散在して不穏な動きを見せているウイグル独立派勢力に対して、圧倒的な威嚇を見せつけるために行われた演習と考えられる。
ロシアが中国に同調してこのような大規模軍事演習を行った理由は、ロシアもまた現状の中央アジアが不安定なことを熟知しているからだ。だがロシアの危惧はそれだけではない。
米国英国を中心(じゃなくて隠れ家:safe house;引用者記入)とする、いわゆるアングロ系(じゃなくて隠れユダヤあるいは隠れハザール王家末裔系?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB
;引用者記入)国際金融資本勢力は完全に没落したが、水面下では復活のプログラムを模索している。彼ら金融資本勢力は、金融危機再発を演出し、それが世界的金融ハルマゲドンを引き起こし、最終的に世界大混乱・大戦争を勃発させることで、奇跡の復活を成し遂げようと目論んでいる可能性が高い。そうした最悪の事態まで想定して、ロシアは中国との合同軍事演習に加わったのだ。
中国はロシアと違い、明確な危機と直面している。新疆ウイグルという舞台を使って、中国を弱体化させ、分裂させようとする動きは、間違いなく存在する。チベット独立を唱え、ウイグル独立を唱え、やがては東北部――旧満洲一帯の分離運動に発展させようとする企みがある。ここに微妙に絡んでくるのが北朝鮮である。
EUのソラナ事務総長がイスラエルに対し厳しい演説を行った翌日、中国の劉振民・国連代表部次席大使は、「中国国内に秘匿されている北朝鮮高官らの資産を凍結」する姿勢を明らかにした。朝鮮戦争をともに戦い抜き、血と義で結びついていた中国と北朝鮮との関係が、根幹から変化したとの宣言だった。
(中略)
最大の友好国・中国に見捨てられた北朝鮮は、いったいどうなるのか。世界中が固唾を飲んで北の行動に注目していた。そんななか、8月4日午前11時、ビル・クリントン元米国大統領が突如として北朝鮮を訪問した.。クリントン元大統領の訪問は、公式的なものではなく個人的訪問だと説明されている。しかし世界中の誰もが、米朝間の秘密交渉が存在していたことを疑っていない。
(中略)(☆☆☆☆☆ここに注目;引用者記入)→クリントン元大統領は、訪朝の直前に日本の基地に立ち寄り、巨大コンテナを特別機に積み込んだことが関係筋の情報から明らかになっている。では、その巨大コンテナの中身は何だったのだろうか。それは誰にも見当がつかないものだ。証拠も何もない。推測はともかく、明らかにクリントン元大統領は、極秘で巨大な荷を北朝鮮へ持ち込んだ
(中略)ビル・クリントンの特別機は帰国に際して、平壌を発ってから往路と同様、青森県の三沢基地に立ち寄っている。この特別機の整備時間等から推測して、平壌に同機の整備要員が存在していたと考えられる。やはり北朝鮮と米国の間には、公表されていない秘密が明らかに存在しているのだ。
その「北朝鮮と米国を結ぶ秘密の関係」の一部に、日本の中央官庁が絡んでいる可能性は捨てきれない。
北朝鮮の人民は洗脳され、真実を教えられていないと、日本人の多くが考えている。だが同様に、日本の多くの庶民大衆もまた、北朝鮮について間違った情報を教え込まれているのではないだろうか。
たとえば「拉致」。いったい北朝鮮は、何が目的で日本人を拉致したのだろうか。南朝鮮(韓国)に対するスパイ活動のためとか、日本人パスポート取得のためと説明される。(中略)だがもしその拉致に、米国が、あるいは日本の機関が関係していたとしたら、どうなのだろう。
実はそうした噂話はずっと以前から囁かれてきた。いままた新たな証言をもとに、拉致の真実を暴こうとする動きも活発化している。年内にも、そうした動きが表面化する可能性も高い。また、もし月末に行われる総選挙で民主党が勝利すれば、中央官庁、官僚たちが秘匿してきた北朝鮮問題の本質が、白日の下に晒されることになるだろう。
今回の総選挙を重大視していない人々も多い。「福田赳夫が勝つか田中角栄が勝つか、その程度の差なのだから期待しても意味がない」と考える人もいるらしい。
だが、そうではない。日本を長期間にわたって支配してきた自民・公明与党が野党に転落するということは、中央の官僚たちの足元を揺さぶる効果がある。今回の選挙は、自民党の政治姿勢にNOを突き付ける唯一最大のチャンスなのだ。
自民・公明を野党に叩き落とすことにより、日本は戦後体制から脱却することができる。対北朝鮮外交だけの話ではない。米国に対して、中国に対して……。戦後体制を完全に払拭するためには、何が何でも自公体制を終焉させなければならない。
総選挙まであと数日。この選挙直前の時がいちばん危険だ。突発的に予想外の出来事が起きて、それが自公政権にプラスになるとも限らない。何が起ころうが、自公体制にNOと言う。その決意だけは揺るがせてはいけない。
〔引用終了〕■
《美爾依様へ、
せっかくの美味しいワインとチーズのお話に不釣合いなTitleで申しわけありません。私達、一般人には前”某超大国”大統領のように”先制攻撃”能力が無く、”インターネット上での先制情報拡散”しか、予防措置能力を持ち合わせておりませんので、ご無礼の段、平にお許しください。単なる”妄想”で終わることを願って止みませんが…。微力ながら今後も毎日、カナダde日本語様ブログ、植草先生ブログランキングクリックを続けてまいりますので、”先制情報拡散”の段、何卒よろしくお願い申し上げます。》
どうやら王手が掛かっているようです。
最後のダメ押し:日本の衆議院選挙向けに小型戦術核搭載巡航ミサイルが北朝鮮に設置完了???
日本を守る自民党です(マンセー!!)100議席以下でも50議席以下でもかまいません。一人でも多くの外資族議員を生き残らせてください。最後のお願いです。(WWWWW∞)
豚インフルエンザ菌も、予防薬として配布(ばらまく)予定ですが、なにか。。。?
Well, why don’t you try us, then? ;-) ∞
(Pls see“The Cassandra crossing” directed by George P. Cosmatos in 1976)
(以下、『行政調査新聞』より抜粋引用:秀逸な分析なので是非下記URLで全文読むことをお勧めします)
http://www.gyouseinews.com/index.php?option=com_content&view=article&id=95:2009-08-21-11-04-38&catid=40:2009-07-09-03-16-55&Itemid=62
■〔引用開始〕
2009年 8月 21日(金曜日) 20:03
【激変の序章が始まった】
7月12日に、EUのソラナ事務総長(兼安保上級代表)が厳しい口調でイスラエルを非難する演説を行った。「イスラエルとパレスチナの交渉が成立しなくても、期限が来たら、国連はパレスチナ国家を正式な国連加盟国として受け入れるべきだ。同時に安保理は、イスラエルとパレスチナの国境線をどこに引くか、難民処遇をどうするか、エルサレム問題にどう対応するかを言及すべきだ」。
イスラエルの同意など不要で、国連主導でパレスチナ国家創設に踏み切るべきだとする強烈な意見だ。これは米国オバマ政権が対イスラエル政策を歴史的に大変換したことに対する、EUとしてのオバマ支持表明と受け止めることができる。
その翌日の7月13日、イスラエル軍艦の部品交換などに、英国政府が応じない措置を決定したとイスラエル紙「ハーレツ」が報じた。昨年末から今年初めにかけて、使用目的を明らかにしないまま、英国が供給した軍艦をイスラエル軍が戦闘に投入したことがその理由だと説明されている。その表面的理由に意味はなく、この措置の本当の意味は、英国がイスラエルと距離を置き、見放すことを決定したということだ。
翌14日、イスラエル海軍の艦艇が二隻、スエズ運河を紅海に向けて通航したとエジプトが発表した。その直前にも、核弾頭を搭載可能なドルフィン級潜水艦が通航しているが、これは英国との関係がどうあれ、イスラエルはイランを攻撃する意思があると世界に誇示しているのだ。いや、誇示するどころか、本気でイランに対する先制攻撃を行うつもりがあると推測できる。
(中略)こうした状況下の7月下旬、地中海に繰り出していたロシアの艦艇が、修理を理由にシリアの海軍施設に入港している。シリアに対するロシアの軍事的介入の力量を示すことで、イスラエルを牽制しているのだ。イスラエルがイランを攻撃する場合には、ヒズボラやハマスを叩くためにレバノンを攻撃し、同時にシリアに対しても軍事行動の矛先が向けられる可能性が高い。ロシアはこうした動きに備えているわけだ。
(中略)7月22日には、“平和の使命2009”と名づけられた、中国とロシアの合同軍事演習が行われた。その中心舞台は中国の東北部で、期間は5日間。演習の主題は“対テロ戦”。中国政府は新疆ウイグル自治区で起きた暴動を「国内外の反動勢力が画策したテロ」と位置づけている。
中国だけではなく、中央アジア全域に散在して不穏な動きを見せているウイグル独立派勢力に対して、圧倒的な威嚇を見せつけるために行われた演習と考えられる。
ロシアが中国に同調してこのような大規模軍事演習を行った理由は、ロシアもまた現状の中央アジアが不安定なことを熟知しているからだ。だがロシアの危惧はそれだけではない。
米国英国を中心(じゃなくて隠れ家:safe house;引用者記入)とする、いわゆるアングロ系(じゃなくて隠れユダヤあるいは隠れハザール王家末裔系?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB
;引用者記入)国際金融資本勢力は完全に没落したが、水面下では復活のプログラムを模索している。彼ら金融資本勢力は、金融危機再発を演出し、それが世界的金融ハルマゲドンを引き起こし、最終的に世界大混乱・大戦争を勃発させることで、奇跡の復活を成し遂げようと目論んでいる可能性が高い。そうした最悪の事態まで想定して、ロシアは中国との合同軍事演習に加わったのだ。
中国はロシアと違い、明確な危機と直面している。新疆ウイグルという舞台を使って、中国を弱体化させ、分裂させようとする動きは、間違いなく存在する。チベット独立を唱え、ウイグル独立を唱え、やがては東北部――旧満洲一帯の分離運動に発展させようとする企みがある。ここに微妙に絡んでくるのが北朝鮮である。
EUのソラナ事務総長がイスラエルに対し厳しい演説を行った翌日、中国の劉振民・国連代表部次席大使は、「中国国内に秘匿されている北朝鮮高官らの資産を凍結」する姿勢を明らかにした。朝鮮戦争をともに戦い抜き、血と義で結びついていた中国と北朝鮮との関係が、根幹から変化したとの宣言だった。
(中略)
最大の友好国・中国に見捨てられた北朝鮮は、いったいどうなるのか。世界中が固唾を飲んで北の行動に注目していた。そんななか、8月4日午前11時、ビル・クリントン元米国大統領が突如として北朝鮮を訪問した.。クリントン元大統領の訪問は、公式的なものではなく個人的訪問だと説明されている。しかし世界中の誰もが、米朝間の秘密交渉が存在していたことを疑っていない。
(中略)(☆☆☆☆☆ここに注目;引用者記入)→クリントン元大統領は、訪朝の直前に日本の基地に立ち寄り、巨大コンテナを特別機に積み込んだことが関係筋の情報から明らかになっている。では、その巨大コンテナの中身は何だったのだろうか。それは誰にも見当がつかないものだ。証拠も何もない。推測はともかく、明らかにクリントン元大統領は、極秘で巨大な荷を北朝鮮へ持ち込んだ
(中略)ビル・クリントンの特別機は帰国に際して、平壌を発ってから往路と同様、青森県の三沢基地に立ち寄っている。この特別機の整備時間等から推測して、平壌に同機の整備要員が存在していたと考えられる。やはり北朝鮮と米国の間には、公表されていない秘密が明らかに存在しているのだ。
その「北朝鮮と米国を結ぶ秘密の関係」の一部に、日本の中央官庁が絡んでいる可能性は捨てきれない。
北朝鮮の人民は洗脳され、真実を教えられていないと、日本人の多くが考えている。だが同様に、日本の多くの庶民大衆もまた、北朝鮮について間違った情報を教え込まれているのではないだろうか。
たとえば「拉致」。いったい北朝鮮は、何が目的で日本人を拉致したのだろうか。南朝鮮(韓国)に対するスパイ活動のためとか、日本人パスポート取得のためと説明される。(中略)だがもしその拉致に、米国が、あるいは日本の機関が関係していたとしたら、どうなのだろう。
実はそうした噂話はずっと以前から囁かれてきた。いままた新たな証言をもとに、拉致の真実を暴こうとする動きも活発化している。年内にも、そうした動きが表面化する可能性も高い。また、もし月末に行われる総選挙で民主党が勝利すれば、中央官庁、官僚たちが秘匿してきた北朝鮮問題の本質が、白日の下に晒されることになるだろう。
今回の総選挙を重大視していない人々も多い。「福田赳夫が勝つか田中角栄が勝つか、その程度の差なのだから期待しても意味がない」と考える人もいるらしい。
だが、そうではない。日本を長期間にわたって支配してきた自民・公明与党が野党に転落するということは、中央の官僚たちの足元を揺さぶる効果がある。今回の選挙は、自民党の政治姿勢にNOを突き付ける唯一最大のチャンスなのだ。
自民・公明を野党に叩き落とすことにより、日本は戦後体制から脱却することができる。対北朝鮮外交だけの話ではない。米国に対して、中国に対して……。戦後体制を完全に払拭するためには、何が何でも自公体制を終焉させなければならない。
総選挙まであと数日。この選挙直前の時がいちばん危険だ。突発的に予想外の出来事が起きて、それが自公政権にプラスになるとも限らない。何が起ころうが、自公体制にNOと言う。その決意だけは揺るがせてはいけない。
〔引用終了〕■
《美爾依様へ、
せっかくの美味しいワインとチーズのお話に不釣合いなTitleで申しわけありません。私達、一般人には前”某超大国”大統領のように”先制攻撃”能力が無く、”インターネット上での先制情報拡散”しか、予防措置能力を持ち合わせておりませんので、ご無礼の段、平にお許しください。単なる”妄想”で終わることを願って止みませんが…。微力ながら今後も毎日、カナダde日本語様ブログ、植草先生ブログランキングクリックを続けてまいりますので、”先制情報拡散”の段、何卒よろしくお願い申し上げます。》
CHECK MATE!! |
2009.08.23(日) 00:35 | URL |
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2009年8月23日(日)
昨日、映画 【ぼくとママの黄色い自転車】 を見ました。
阿部サダヲが主役らしいので、見ることにしたのですが、...
2009/08/23(日) 21:46:26 | 観劇レビュー&旅行記
現在田母神の発言以降のアホウヨクの言葉を訳している作業中だが、片言の日本語ばかりなので訳すのは簡単なんだが、なにしろ一部は悪口な...
2009/08/23(日) 07:38:52 | 米国からの便り
●今回の選挙で自民党の大物議員が落選するかもしれないと日刊ゲンダイが書いている。
【落選危機に直面する大物議員(官僚・党役員・派閥領袖)】
選挙区/名前/年齢/当選回数/役職
北海道5区/町村信孝/64/8/町村派会長
青森3区/大島理森/62/8/国...
2009/08/23(日) 00:45:15 | 木霊の宿る町
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アンによればそういってました。
英語では"Burnt vegetable ash"だそうです。
野菜を焼いた灰なんて面白いものをはさみますよね。