2009.07.06 (Mon)
静岡県知事選挙:川勝氏当選で坂本氏涙

写真:静岡県知事選 川勝氏が当選 (NHKニュース 7月5日 23時48分)
川勝氏が勝利の喜びを語る動画は『川勝平太公式HP』で見ることが出来る。
川勝氏マニフェスト(pdf)
「静岡に日本の理想郷を」と川勝氏=坂本氏「結果がすべて」-静岡知事選 (時事7月6日)
「70万以上の票を投じてくれた県民にあつく御礼申し上げます」-。静岡市内の川勝平太氏(60)の選挙事務所は、5日午後11時10分すぎ、当選確実の報が飛び込むと、一気に熱気に包まれた。平太コールの中、支援者と握手をしながら登場した川勝氏は、「身を粉にし、この地域が日本の理想郷になれるよう心身をささげる」と語った。
大学学長から異例の政界転身。選挙期間中は、学生からプレゼントされた寄せ書き入りの青いTシャツを着続け、出馬表明からわずか1カ月の短期決戦を制した。県議会では少数与党となるが、「戦いはもう終わった。ノーサイドだ」と述べ、党派を超えた連携を目指す考えを示した。
一方、敗れた坂本由紀子氏(60)は同日午後11時25分ごろ、激戦の疲れがにじむ顔で静岡市内の選挙事務所に到着。「結果がすべて。勝てなかったことを心からおわびします」と深々と頭を下げた。その後、支援者の輪の中に入り、握手攻めにされると涙を見せる場面も。
敗北に、自民党静岡県連会長の斉藤斗志二衆院議員は「信じられない」と悔しさをあらわにした。
この結果をもたらしたのは、静岡県民の一人一人だ。どうせ自分の一票なんて何の影響も与えないとあきらめてしまうことから脱皮し、政治は国民の手で変えられるという信念を持って多くの県民が投票に行ったことは日本を官僚支配から解き放つ第一歩となるだろう。

今回の選挙は、4期16年県政を担ったが、静岡空港新設における立ち木問題で辞職した石川嘉延前知事(68)の後任を選ぶ選挙だった。
きたる衆院選挙に大きな影響を与える選挙として、与野党対決の構図となり、各党は支援組織を固めるとともに、党幹部や知名度の高い国会議員らを続々と応援に投入する総力戦を展開した。ただ、坂本由紀子氏は、女性議員からの応援だけを依頼したため、麻生総理は最後まで応援に駆けつけず、その結果、ここまで接線となった模様。もし、麻生が応援に駆けつけてたら、大差で負けていただろう(笑)。
告示の約2週間前に出馬表明した川勝氏は、出遅れたが、民主党の全面支援によって逆転勝利を手にした。民主党からは、鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長ら同党幹部が相次いで応援に駆けつけ、「政権交代」のイメージ戦術で支持を広げた。
投票開票日には、開票を始めたときは、坂本由紀子氏がかなり優勢だったが、これは、期日前投票を含んでいたからだろうと思われる。開票95%になるまで、坂本由紀子氏がリードし、気の抜けない接線が続いた。しかし、最後の最後でどんでん返しが起こったのである。その後、川勝氏に当確がついたときには、思わず、「イエ~ス!」とガッツポーズで叫んでしまった。
坂本由紀子氏への投票では20代と70代の人々の投票が多かったそうだ。あくまでもこれは私の想像だが、創価王国の静岡で、創価学会員が総力をあげて、投票しそうもない家庭のポストから投票用紙を盗み、偽投票をしたり、70歳以上の足腰が不自由なお年寄りや判断力の衰えたお年寄りに坂本氏への投票を促して、選挙当日又は前日にお年寄りを車で投票場まで送り迎えして投票を伸ばしたのではないか。普通、選挙に興味のない20代の若者による坂本氏への投票率が高かったというのも不思議である。おそらく、学会学生部の友達などにアルバイト料を払って投票させたのでは?または替え玉投票か?(笑)。
参考過去ログ:創価学会特集:マインドコントロールや組織的選挙犯罪など
自公政権や官僚政治からの脱却を象徴する選挙として、静岡知事選挙に関する報道を以下に転載する。
【More・・・】
静岡県知事選挙結果を受けて(談話)(民主党ウェブサイト 2009/07/05)民主党幹事長 岡田 克也
本日、静岡県知事選挙が実施され、わが党をはじめとする野党が推薦する川勝平太候補が当選いたしました。ご支持いただいた静岡県民の皆さま、そしてご支援いただきました多くの皆さまに心から御礼申し上げます。
当初の出遅れは否めず厳しいたたかいとなりましたが、川勝候補の精力的な奮闘と静岡から新しい国づくりの風を起こすとの訴えに、日を追うごとにご支持が広がり、自公推薦候補に追いつき追い越すことができました。
選挙戦を通じて大変多くの激励をいただき、政治を変え、日本を変えなければならないとの有権者の皆さまの声の高まりと、民主党への大きなご期待をあらためて実感し、身が引き締まる思いです。
民主党は、千葉市長選挙に続く勝利を弾みとして、国民の皆さまのご期待に応え、この勝利を東京都議選に引継ぎます。
総選挙において政権交代を成し遂げ、国民生活第一の政治を実現するため、今後も全力で邁進いたします。ご支援ありがとうございました。
岡田代表も鳩山代表と共に静岡に応援に行かれ、ご苦労さまでした。いま、国民の期待は一気に民主党に集まっています。この調子で都議選もがんばって下さい。
麻生首相、一段と窮地に=命運懸かる都議選-静岡知事選
(時事通信社 - 07月06日 01:01)
5日の静岡県知事選で自民、公明両党の推薦候補が敗れたことで、自民党役員人事のつまずきなどで求心力低下が著しい麻生太郎首相は一段と窮地に立たされた。首相は8月上旬の衆院選を念頭に、7月12日投開票の東京都議選直後の衆院解散を模索する意向。しかし、都議選の結果次第では、自民党内の「麻生降ろし」の動きが激化、首相が立ち往生する可能性もある。
自民党の細田博之幹事長は5日夜、記者団に「もう一歩だった。衆院選も頑張らなければならない」と語り、公明党の北側一雄幹事長も「極めて大接戦」と評し、いずれも僅差(きんさ)を理由に政局への影響を否定した。
首相に近い菅義偉選対副委員長は「内閣に対しての信任とは関係ないことで、政権運営には支障を来さない。解散戦略にも全く影響はない」と強調した。ただ、同党幹部は5日夜、「役員人事をめぐるごたごたが響いた」と述べ、首相が党役員人事に踏み切ろうとしたものの、党内の反発で断念したことが敗因との見方を示した。
僅差で負けたといっても、民主党にはもう一人候補者がいて、分断されていた上でのこの結果だから、自公議員らは、すでに国民に見捨てられてしまったという厳しい現実を自覚するべきだろう。ちなみに民主系のもう一人の候補者である海野氏の投票と合わせると、圧勝となる。
「麻生政権への批判」と社民=国民新「政権交代強まる」-静岡知事選
(時事通信社 - 07月06日 01:01)
社民党の重野安正幹事長は5日夜、静岡県知事選で民主、国民新両党とともに推薦した候補の勝利について「静岡県民は麻生政権に対する批判の意志を示した。自公政権の退陣を求める国民の願いを受け止め、衆院の早期解散を求める」との談話を発表した。
国民新党は本部としてコメントを出し、「国民が政権交代による新時代を切望している表れでもあり、この流れは今後一層強まる」とした。
一方、共産党は公認候補が敗れ、穀田恵二国対委員長が取材に対し「共産党は静岡空港建設に一貫して反対した。無駄遣いや福祉の切り捨てという問題を訴えたことは、今後の論戦でも生きてくる」と強調した。
静岡知事選:民主系・川勝氏が当選 自公系・坂本氏に小差 (毎日7月5日)
与野党が次期衆院選の「前哨戦」と位置づけた静岡県知事選が5日投開票され、民主、社民、国民新3党が推薦した静岡文化芸術大前学長、川勝平太氏(60)が自民、公明推薦の前自民党参院議員、坂本由紀子氏(60)ら3人を破り初当選した。与党は4月以降、名古屋、さいたま、千葉の政令市長選3連敗に続く主要地方選の敗北。12日投票の東京都議選に関し毎日新聞が4、5日に実施した世論調査でも民主党が第1党に躍進する勢いをみせており、与党内では衆院解散・総選挙の先送り論がさらに強まっている。
◇静岡県知事選確定得票数◇
当 728,706 川勝 平太=無新<1>[民][社][国]
713,654 坂本由紀子=無新[自][公]
332,952 海野 徹=無新
65,669 平野 定義=共新
【略歴】川勝平太(かわかつ・へいた)60無 新<1>[元]静岡文化芸術大学長[歴]国際日本文化研究センター教授▽早大院
◇強まる解散先送り論
麻生太郎首相にとっては内閣支持率の低迷で「麻生降ろし」の動きが強まる中、静岡県知事選と東京都議選を乗り切って衆院解散・総選挙に踏み切りたいところだった。しかし、先月18日の知事選告示後、自身の「(解散は)そう遠くない日」発言などにより閣僚・党役員人事をめぐる与党内の混乱を招き、選挙戦に水を差した。民主党側は元参院議員の出馬で支持層の分裂懸念を抱えていただけに、それでも坂本氏が敗れたことで、麻生首相の責任論が与党内で出るのは必至だ。
自民党の細田博之幹事長は5日夜、東京都内で記者団に対し「非常に残念な結果。(坂本氏に)これだけの支持があったのだから(衆院選も)頑張らないといけない」とコメント。衆院解散時期への影響については「よく分からない。首相に聞いてみないとね」と述べるにとどめた。
同知事選は、4期務めた石川嘉延前知事が静岡空港の立ち木問題で辞職したのに伴い行われた。過去の知事選では空港建設の是非が繰り返し問われたが、6月に開港したことで政策上の際立った争点がなくなり、衆院選の行方を占う「自公対民主」の与野党対決に注目が集まった。投票率は61.06%(前回44.49%)と有権者の関心も高かった。
民主党は、京都府出身で、出馬表明が告示2週間前と出遅れた川勝氏の知名度不足を補おうと、鳩山由紀夫代表や菅直人代表代行、岡田克也幹事長ら「党の顔」が入れ替わり静岡県入り。鳩山氏は「一足先に静岡で『脱官僚・天下り』の社会を作り出そう」と繰り返し、衆院選で民主党が目指す政権交代と、16年続いた官僚出身の前知事県政からの転換を重ね合わせる訴えを展開した。同党の元参院議員、海野徹氏(60)との候補者の一本化には失敗したが、「純粋無所属」を掲げる海野氏に対し、川勝氏は「民主党」を前面に押し出し、全国的な民主党への追い風に乗って無党派層にも浸透した。
対する坂本氏はポスターに「自民党」と印刷せず、政党色を薄める戦術をとった。細田幹事長や古賀誠選対委員長ら自民党幹部は街頭演説はせず、県内の支持団体を回るなど水面下の組織票固めに徹した。代わって野田聖子消費者行政担当相、小池百合子元環境相ら知名度のある女性議員が応援に入り、「唯一の女性候補」を訴えたが届かなかった。
共産党は新人の平野定義氏(59)を公認候補として擁立したが、出馬表明が告示8日前と出遅れたことなどが響いた。【松久英子】
静岡知事に民主系の川勝氏、自公系の坂本氏を破る
(読売新聞 - 07月05日 23:38)
静岡県知事選は5日に投開票が行われ、民主党などが推薦した候補が自民、公明両党の推薦候補に競り勝った。
一方、東京都議会議員選挙(12日投開票)を前に、読売新聞社が4、5日に都内の有権者を対象に実施した世論調査でも、麻生内閣の支持率下落など国政の動きを反映し、民主党が堅調で、自民党が苦戦を強いられている構図が浮き彫りとなった。静岡県知事選の敗北に続き、都議選でも与党が振るわなければ、麻生首相の描く衆院解散・総選挙の戦略が影響を受けるのは必至で、政局は緊迫の度合いを増している。
前知事の辞職に伴う静岡県知事選は、新人で前静岡文化芸術大学長の川勝平太氏(60)(無=民主、社民、国民新推薦)が、前自民党参院議員の坂本由紀子氏(60)(無=自民、公明推薦)ら3新人を破って初当選した。民主党は名古屋、さいたま、千葉各政令市長選に続く勝利で、12日の都議選へ攻勢を強める。麻生内閣の求心力はさらに低下し、都議選の結果次第では、自民党内にくすぶる衆院解散の先送り論と、麻生首相退陣を求める声が強まる可能性がある。
投票率は61・06%で、前回(44・49%)を16・57ポイント上回った。
川勝氏は出馬表明が出遅れた上、元民主党参院議員で離党した海野徹氏(60)(無)との一本化もならなかったが、無党派層に支持を広げ、連合静岡傘下の労働組合などの支援を受けた。民主党は「静岡から政権交代を」と鳩山代表や菅代表代行、岡田幹事長ら幹部が次々と応援に入った。
川勝氏の勝利で、民主党は都議選、衆院選に向け弾みをつけた格好で、与党側は危機感を募らせている。首相はなお都議選直後の衆院解散、8月上旬の投開票という戦略を捨てていないが、都議選でも苦戦すれば与党の理解は得られない。「都議選で与党が過半数を確保しても、民主党の躍進は確実で、衆院選への追い風にならない」として、都議選結果にかかわらず衆院選は先送りすべきだとする声も強まっている。
この後、気になるのは、都議会選だが、どの政党の候補に投票するかという世論調査では、毎日、読売ともに投票数に差はあるが、依然として民主党に投票する人が多いようだ。
毎日世論調査:都議選で民主に投票26% 自民は13% (毎日7月5日)
東京都議選の投開票(12日)を前に、毎日新聞は4、5の両日、都内の有権者を対象に世論調査(電話)を実施した。どの政党の候補に投票するか聞いたところ、民主党が26%と最も多く、自民党(13%)の2倍に達した。情勢分析を加味すると、民主は都議会第1党に躍進する勢い。自民と公明党(6%)を合わせても民主に届かず、自公の議席が過半数を割る可能性も出てきた。ただ、43%の有権者が投票先をまだ決めておらず、情勢の変動もありうる。
都議選「民主に」29%、自・公は計22%…読売調査(7月6日03時07分 読売新聞)
都議選の世論調査は、民主党候補に投票するとした人は29・4%で、16・9%の自民党を大幅に上回った。
公明党は5・1%で、「石原知事与党」の自民、公明を合わせても22・0%にとどまった。ただ、4割以上がまだ投票先を決めておらず、情勢はなお流動的だ。
前回都議選(2005年)の同時期の調査は、自民21・9%、民主14・3%で、選挙結果は自民48議席、民主35議席だった。今回、民主への投票を考えている人の割合は15・1ポイント増え、自民は5・0ポイント減った。公明も前回(6・7%)から1・6ポイント減。共産党は4・5%で、0・3ポイント下回った。
都議選への関心は「大いにある」「多少はある」の合計が81%で、前回(68%)より大幅に上昇した。
次期衆院比例選の投票先でも民主39・8%、自民20・8%となり、都民は自民に厳しい見方をしていることがうかがえる。麻生内閣の支持率は18・3%、不支持率は72・0%だった。
調査は、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行った。有権者在住が判明した2306世帯のうち、1444人から回答を得た(回答率63%)。
その経歴から川勝氏は右翼思想を持っていたり、新自由主義であるという意見もあるが、マニフェストを読む限り、川勝知事が日本を戦争に巻き込んだり、米国追従の経済政策を目論んだりすることはないように思える。しかし、知事としての権力を、間違った歴史認識や国家の右翼化の推進に使わないよう、私たちは鋭く監視し続けなければならない。
自公政権はまさにレイムダック化した状態だ。これから、ますます敵失を狙い、「悪徳ペンタゴン」を駆使して政権交代阻止を企てるだろう。政権交代を願う国民や民主党を初めとした野党は結束を固め、メディアの偏向報道などに惑わされることなく、一丸となって、政権交代めざして闘っていこう。
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さて、くだんの川勝平太氏ですが、知事就任後の記者会見で、「新しい歴史教科書をつくる会」との関係を明確に否定しています(私も最近になって知りました)。
たぶん転載しても大丈夫と思いますので、一応こちらにも貼っておきます(元記事を書かれた方、ならびにご紹介された方々にこの場をお借りして感謝を表明いたします)。
------------------------
・川勝静岡県知事「私は『つくる会』の賛同者ではない。彼らとは一線も二線も画している」
http://www.asyura2.com/09/senkyo66/msg/1174.html
投稿者 ブッダの弟子 日時 2009 年 7 月 10 日 23:43:42: WrVq5GKL9DWTY
静岡県ページ
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kishakaiken.nsf/WebDateView/4A2592303A11A30C492575EE002BE7A1
<記者>
教育についてお聞きします。川勝知事は選挙中も「一に勉強、二に勉強、三に勉強」と教育について力を入れられていました。今までも教育再生会議の委員等も務めておられました。あと過去に、新しい歴史教科書に賛同されたと伺っておりますが、教育において、人間への愛だとか、地域への愛だとかそういったものをどのようにお考えでしょうか。
<知事>
非常に大事な質問をありがとうございました。まず誤解を解かなければいけません。新しい歴史教科書をつくる会ですか。一度もメンバーになっておりません。あれは最初会長になった西尾幹二という方が電話をかけてこられて、歴史教科書についてどう思うか、私の観点では日本史と東洋史と西洋史が分けられているのがおかしいと、そしてそれが選択科目になっているのがおかしいと、そういう観点での歴史教科書についての疑問があったので、教科書を見直すというのであればいいと、ところが御承知のように蓋を開けたところ特定の問題について必ずしも歴史家でない人たちが自らイデオロギーを論じる場になっていたので、一度もメンバーになっていません。それが誤解されてですね、あなたは中日新聞ですか、朝日新聞でも、教育再生会議の委員になったときに最初の版で、私がメンバーであるとお書きになって、それは調べてみたら違ったと、それで外されました。ですから私はメンバーではありません。
あと20代と70代の坂本氏への投票が多かったのは私の勝手な想像ですが、70代にはやはり昔からの自民ファンが多い部分があるんじゃないでしょうか。特に私も田舎に住んでいるんですが、やはりまだお年寄りの中には自民=お上、と言った考えを持っている人達もいます。まぁやはり最近は長年の自民支持者のお年寄りの中にも最近の自民は支持出来ないと言う人も増えてるみたいですし、私の周りに実際にそう言ってる人もいます。
若者の投票が多かったのは、最近私もたまたま若い人達と話す機会や飲む機会も多いのですが、以外と新自由主義的かつ新保守主義的な思想の若い人が多い気がします。特に今の20代~30代前半は社会に出た時点で既に勝ち組負け組の競争原理にさらされて他人を蹴落としてでも勝ち組にならなければいけないと言った考え方が根付いている気がします。またここ数年の緊張の続く北朝鮮状勢などもあり、また不安定な社会状勢は歪んだ愛国心を育む土壌となり、どちらかというと社会そのものも右傾化しているような気もしますし、私の周りの若い人の意見や、某ネット掲示板にもそう言った書き込みが多く見受けられます。
さらに彼等は積極的に自民支持者でなくとも何故か民社党に対しては、彼等が中国や朝鮮半島の代弁者で政権を取れば日本が外国に乗っとられるのでは?と言った妄想を持っている人もいます。
そういった若い人達は政権交代をさせない為に自民候補に対して投票をしているように思えます。
川勝氏のマニフェストをよく読まれましたか。確かに川勝氏は保守主義でしょうが、新自由主義者としての主張は見られません。マニフェストには、民主党の主張が基本にあることがすぐわかります。自民よりの考えの持ち主とは何を根拠に言われているのでしょうか。民主党の中にも保守主義の人からリベラルまで幅広くいます。又、川勝氏は官僚政治からの脱却を訴えています。官僚べったりの自民党議員とは一線を画しています。
あと、ブログは新聞の記事と違って、ブログ主の考えを自由に書けるものなので、私の憶測に基づいたことを書いても何も問題ないと思います。文面をもう一度よく読んでいただけるとわかると思いますが、決して若者と年寄りは意識が低いから簡単に買収されるなどと書いた覚えはありませんよ。
ところで、ローリーさんは、なぜ、20代と70代の坂本氏への投票率が多かったと思われますか。
私も民主党が全ていいとは思っていません。自民党から分かれた党ですものね
ただこの自公政権になって最近なんかおかしい世の中になってきたと感じていることへ民主党系の連続知事当選となっているのでしょうね~。
国民の切実な意思表示だったのでは?
国民が投票を棄権することなくすれば創価学会なんか一割もみたないので投票率70%にするだけで・・・・
どんなに選挙命で戦っている創〇学会員でも公〇党議員は当選はできないでしょう~~。
創〇学会はいつも思うのですが宗教という名を借りた一つの政治団体になっていますね~
それにしてもあまりにも今までは投票率が悪すぎでした。
これからは選挙の投票率をあげることが一番大事かと思いますが
今までは日本国民性ってどうしてこうノーテンキだと思っていましたが静岡知事選でこのような結果を見て結構健全な目をちゃんと持っているのだと拍手をしたい気持ちでした。
奥さんが亡くなった旦那の名前で献金したらいけないんですか 旦那さんが民主党支持者なら故人献金を望んでたと思うし 献金するなら旦那さんの名前で献金したほうが党の人に 誰が献金したかが分かりやすいし。故人の意思も伝わる感じがするではないですか。
これって普通に奥さんが旦那さんの名前でお中元を送るのと どう違うのでしょうか
また故人が献金を望んでたか望んでないか 故人に聞いてみなきゃ分からないし
鳩山代表が多いなら 他の議員も有るわけだから なぜ 鳩山代表だけを虚偽記載だなんて言うわけでしょう
なら全員虚偽記載で
もっと前から問題になるはずです。
また 鳩山さんが多いというなら 他議員の献金のデータもシラミツブシに調べて情報公開した上で言えることでこれでは全くのイメージ情報です。
「自分に厳しく他人に優しい」そんな美徳とはかけ離れた
悪徳丸出しですね
これでは 全くの抽象的な イメージ情報のリークであり報道である 捜査や報道の基本のキ も満たしはいないですね
全く抽象的な中傷です。
鳩山代表の虚偽記載問題を言いたいなら
まず 全議員を鳩山代表と同様にシラミツブシに調べて その全データを公開して比較しなければ判らないじゃないことじゃないですか
本当にこんなイメージ情報に等しいリークは低レベルすぎるニャン
しかしここ最近は余りにも憶測に基づいた話や、政権交代の為なら何でもありみたいなスタンスが目に付いて少し残念です。
まず川勝氏ですが基本的に新自由主義かつ新保守主義者なので素直には喜べません。保守王国の静岡の方が自公政権以外の選択肢を選び自分達の意見をハッキリ打ち出した事には一定の評価をしますが坂本氏以上に自民よりの考えの持ち主をあえて選ぶ事はないし、またそんな人物をわざわざ民主も担ぐ事はないだろうと思います。
それと今回坂本氏支持が20代と70代に多かったからと言って創価に買収されて若者が票を入れた何てただの憶測でしょう。私は創価学会は大嫌いだし、彼等が選挙で実際にかなり際どい事をしてるのも知ってますが、今回実際に目の当たりにしたり、目撃証言があった訳ではない。
それに貴女の言い方だと若者と年寄りは意識が低いから簡単に買収される馬鹿ばかりと言ってるようで少し失礼に聞こえます。
私も今の自公が進めた新自由主義や新保守主義的な社会には不満がありますし、政権交代の結果、それらと反対の共生社会になればと思いますが、今の民主党だと少し不安です。
色々厳しい事も書きましたが今後も更新楽しみに読ませて頂きたく思います。頑張って下さい。
民主党も自民党以上に一枚岩ではないし、反新自由主義イデオロギーの民主党支持者には、前原グループや岡田グループは
期待出来ないと思っていると思う。
しかし、長年創価学会と自民党に冷や飯を食わされて来たという
ルサンチマンがあるのではという思いもするし、
今の自民党は、人材が不足しているといえる。小泉チルドレン
など片っ端から落選するだろう。
そこで、創価学会=公明党は「平和と福祉の党」を詐称している
が、今まで自民党と組んでその反対をして来たわけで。
創価学会=公明党が来なければ、民主党を支持してもよいと思っている人は多いと思う。
2007年7月に参議院選挙で、自民党が野党になったのは、安倍
政権よりも、小泉・竹中路線への一般庶民の「ノー」が表出した
結果であると思うが(私の妄想かも知れない)、単純に、訳は分からないけれども、自民党が創価学会=公明党とくっついている
から自民公明には入れないという人はいると思う。
仮に、民主党政権が誕生すれば、創価公明は「池田大作を守る会」なので、必ず、自民党を裏切り、与党側にくっ付こうとするだろう。これは間違いない。
しかし、もしそのようなことをすれば、国民が黙っていない。
「自民党をぶっ壊す!」のはいいが、創価公明は常に与党に尻尾を振っている。
そんなことが許されるか!と国民は思うだろう。
民主党も創価公明に篭絡されて、自民党を裏切って創価公明と
連立するようなことになれば、今年の衆議院選挙では圧勝しても、次の次の選挙では、国民の怒りを買うことは必至であると思う。
福田元総理の謎の突如の引退は、
福田元総理が、自民党と民主党の連立を考えていたからという
噂もある。
この意識こそが、今の中南米が軒並み政治路線を変えた原動力です。
90年代、すでに彼の地では「小泉政権」が乱立していました。それで日本と同じように、一般生活者はどんどん苦しくなって腸煮えくり返って、ついに「小泉政権」から決別する投票行動への大きなうねりが起きたのです。
今度は日本の番でしょう。
> 開票95%になるまで、坂本由紀子氏がリードし、気の抜けない接線が続いた。しかし、最後の最後でどんでん返しが起こったのである。
そうだったのですか!S学会、この分だと総選挙でも何やるか分かったもんじゃないですね。
> 自公政権はまさにレイムダック化した状態だ。これから、ますます敵失を狙い、「悪徳ペンタゴン」を駆使して政権交代阻止を企てるだろう。
敵失もイマイチとなったら「北朝鮮と開戦です!」なんてことまでやりかねませんね。
また、麻生にしても、捨て身の滅裂ブログ「ヘタダze日本語」を立ち上げて、美爾依さん潰しにかかる恐れがあります。ご注意ください。
ところで静岡知事選ですが、川勝氏の勝利を喜びつつ「川勝氏」って?と調べると、、、「新しい歴史教科書をつくる会賛同者」「安倍政権の「美しい国づくり」プロジェクト・企画会議委員」であったと知りました。これって・・・実は極右の勝利??
政権交代を待ち望むけれど、どんな議員に託すかを国民一人一人が心してよく調べないと。
自民以外の議員・候補者でさえあればすばらしいと決め付けるのは危険。逆に自民党の議員すべてが腐っているのでもないと思うし、役人のすべてが利権をむさぼっているのでもない。大事なのはその人そのものですよね。
「政権交代」の掛け声に盲目的にしたがってはだめ。でないと政権交代は看板のすげ替えで中身は変わらずといった状態になるかもしれません。
今度の衆議院選挙は100年に一度の大切な選挙です。
政治が、このまま国民無視で継続するのか、国民生活を守る方向へ転換するのか、分水嶺の選挙です。
一人でも多くの国民が投票所へ足を運び投票しましょう。
それで悪巧みも粉砕できます。
投票率70%にでも上がれば、民主党は圧勝でしょう。
比例では、社民党も、連立の安全弁としていいとも思います。
それにしても、静岡知事選の与党推薦坂本候補の人間性は酷いと感じました。
インタビューに応えて、「自民党とは関係ないから、猪口程度!しか応援にこないのよ」との発言には、品性の厭らしさしか感じられませんでした。
正義や友愛からはかけ離れた、実利しか求めない人間の標本とも思えました。
静岡県民が落選させてくれて良かった。
案外、人はこういう発言で、投票するかしないか決めている気もしますね。
最後の最後に負けたのは、あの発言から感じられる、その人の人間性が大きかったのかもね・・・
分裂工作、創価学会の組織票に負けないで本当に良かった。
投票率100%に限りなく近づけて、民意を政治に反映させましょう。頑張れ国民。負けるなテレビ政治にですね。
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【政権交代へ】静岡県知事選、激戦で民主党、社民、国民新推薦の川勝平太氏当選
川勝氏に関する貴重な情報をありがとうございました。
ネットでは情報が一人歩きしてしてしまうことがあって、今回の川勝氏に関する情報も新自由主義者だとか極右だとかの情報も「ああ勘違い」だったということでしょうね。マニフェストから見ても、新自由主義者とはとても思えませんし、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーであったということも、本人が否定しているのだから間違いありませんね。