チーズ・フォンデュの季節がやってきた

前のワイナリーに務めていた頃は、11月に入るとワイナリーの仕事はめっきり減って、週に1,2度になっていたんだけど、今働いているワイナリーは、11月に訪問客が減少するのを見越して、ワイナリー内に、新しくフレンチ・ビストロをオープンさせたので、これまでと同じように忙しい。特に、11月は木曜日から土曜日まで、ディナーは半額になるので、たくさんの訪問客でにぎわっている。
例えば、ブフ・ブルギニョン(赤ワインで煮込んだビーフ・シチュー)やココ・ヴァン(白ワインで煮込んだチキン・シチュー)は、普通は12ドルなんだけど、木曜日から土曜日のディナー・タイムでは6ドルになる。そして、メディトリニアン・チリ(地中海風スパイシー野菜シチュー)は、7ドルが3.50ドルになる。お料理は『Niche』というケイタリング・サービスの会社に注文している。
食事の値段が安いからか、サービスがいいからかどうかわからないけど(笑)、お客さんは、たくさんのチップを残して帰る。例えば、うちのワイナリーのウェイターの1人は、昨日は約45ドルの食事をした4人テーブルで、20ドルのチップをもらっていた。普通は15%前後なのに、45%のチップをもらったことになる。1日5組の客が入れ替わって、みんながそれぞれ20ドルくれたら、1日のチップだけで100ドルの儲けになる。
昨日は、夕方から忙しくなってきて、6時で仕事が終わるはずだったのに、結局9時半まで働いた。ビストロが忙しかったので、手伝うはめに。
食事は半額なので、ほとんど儲けはないけれども、その分、ワインを売らなくてはならない。レストランで食事するお客さんがグラス・ワインをたくさん注文したり、帰りにワインを買ってくれたりすると嬉しい。でも、食事だけでワインを飲まないお客さんが増えたら、儲けにならないので、ビストロは閉じなければならないと思う。今のところ、半額だからたくさんの人が来るけれども、普通の値段になったら、ピタリと訪問客がなくなったりして・・・・(汗)。
さらに、今週末からは、ワイナリーでチーズ・フォンデューも始まるらしい。この季節にチーズ・フォンデューとおいしいワインがあったら、体がとても温まって他には何もいらない気分。ワイナリーのチーズ・フォンデュー用のチーズは、4種類のチーズを使ったものだけど、『東京ウォーカー』の記事によれば、アルプスの少女ハイジがおじいさんと暖炉の前で食べていたのは、「ラクレット」というスイス・チーズを溶かしたものだとか。うちのワイナリーでも「ラクレット」は売っているけれども、とてもマイルドなミルク味のチーズ。カナダではとてもお手ごろな値段のチーズの一つ。なんでも、スイスではお肉を食べるかわりに、チーズを食べて、タンバク質を補うのだとか。


























